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【冒頭約3000文字無料公開中】ストレス性腰痛予防・治療マニュアル ~体操・動作編~


腰痛からの解放へ


この度は商品を購入していただき
ありがとうございます

この商品を通して

腰痛だけでなく日頃のストレスからも解放され

自由に生きられるように
なっていただければ嬉しいです。

筋肉のケアもメンタルのケアも
変化には数か月時間がかかりますが

少しずつでも良いので
行っていただければ幸いです。

それでは商品をどうぞご覧になってください。


ストレス性腰痛とは何か?


まずストレス(心因)性腰痛とは何か?
解説させていただきます。

腰痛は筋肉、靭帯、神経などの損傷で
痛みが生じます。

ストレス性腰痛は痛みがあるのにも関わらず
MRIやレントゲンなどの検査では
異常が見られないことが多いです。

組織の損傷だけでなく
心理的ストレスによる
『脳機能の不具合』
が原因によってストレス性腰痛が生じます。



脳機能の不具合は
腰の筋肉などの
血流不足を生じさせます。

これが腰痛の原因になります。

心理的ストレスは脳機能の異常を生じさせ
「身体化」という反応が起こります。

「身体化」とは身体に現れる
ストレス反応のことです。


身体化の症状として
①めまい・耳鳴り
②息苦しさ・動悸
③睡眠障害・疲労感
④背中の張り
⑤頭痛
⑥肩こり
⑦胃腸の不調
⑧手足のしびれ、筋肉痛

もしも過去1か月の間に
こういった症状が腰痛以外に
2つ以上あればストレス性腰痛の可能性があります。


痛みの種類


皆さんは疼痛(痛み)に種類があることは
ご存じでしょうか?

疼痛は大きく3つに分けられます。
①侵害受容性疼痛(ケガなどによる痛み)
②神経障害性疼痛(神経痛による痛み)
③心理社会的疼痛(心因性の痛み)


これらの疼痛がすべてが混ざった
状態も少なくありません。

ストレス性腰痛も
様々な疼痛が組み合わさった
状態が多いです。

そのため

①侵害受容性疼痛(ケガなどによる痛み)
②神経障害性疼痛(神経痛による痛み)
③心理社会的疼痛(心因性の痛み)

上記の痛みに対して全体的に
治療をする必要性があります。


なぜ長引く腰痛になるのか?


長びく腰痛の背景には
心理的社会的疼痛の問題が
関わります(黄色い丸)

脳からつながる脊髄からは
全身に神経がめぐっています。

この神経を経由して
体と脳の間で
様々なやりとりが行われます。

体や内臓を痛めると
神経を経由して
脳に信号が伝わり

それにより私たちは
『痛みや不快感』を
感じるのです。

私たちの脳には痛みを感じた時に
痛みを和らげる仕組みが備わっています。

しかし『痛みへの恐怖、不安』
そして人間関係のストレスなどの
心理社会的要因

これらが強まると脳機能に不具合が生じ
痛みを和らげる仕組みが働きにくくなります。

痛みを和らげる仕組みが
正常に働いていれば
腰の傷が治ると同時に
痛みも無くなるはずです。

しかし脳機能に不具合があると
傷や炎症が治まった後も
痛みが持続してしまいます。

この『脳機能の不具合』が
長びく腰痛の大きな原因と
考えられています。

この腰痛に対する
『不安・恐怖』
日常のストレスを解消して
脳機能を回復させる必要があります。



長びく腰痛の治療に必要な事


長引く腰痛の治療に
必要なことは何でしょうか?

まず、最初にするべきことは

”腰痛を知る事”



なぜ腰痛を知ることが大事なのか?

それは次のようなことが分かるからです。

・治癒する期間
・恐怖が痛みに影響する
・必要な運動が分かる
・腰痛を知ることで痛みが減る

一つずつ説明します。

治癒する期間

そもそも腰痛は
何が原因で
起きるのでしょうか?

人間には関節があり
筋肉や靭帯、神経があります。

そのいずれかが傷つくことで
腰痛が生じます。

そしてその傷は基本的には
長くても3か月以内に治るのです。

腰痛は適切に対処すれば
長びくことは無いのです。



痛みへの恐怖

本来3か月で治る腰痛が
長びく理由はなぜでしょう?

その大きな理由の一つは
『痛みに対する不安や恐怖』です。

ぎっくり腰などの腰痛を経験すると
腰を動かすことが怖くなります。

そして悪化させまいと
腰をかばおうとしてしまうのです。

これが慢性腰痛の原因となります。

しかし本来ぎっくり腰は
活動して治すもの。

腰痛を怖がり過ぎずに
動いて治すことが必要なのです。



必要な運動が分かる

腰痛には様々な原因があり
それに適した治療方法があります。

自分に合わない治療法を行ったら
悪化してしまう場合があります。

痛みに怯えているような状態では
必要な運動もできません。

まずは簡単なものから
始めることが必要です。

腰痛を知ることで痛みが減る


正しい腰痛の知識を得ることは
ストレス性腰痛の改善にも繋がります

以下に記述する腰痛の知識を得るだけで
ストレス性腰痛(慢性腰痛)を持った
170人中68人の腰痛が改善しました。

これは正しい知識を得ることで
腰痛の不安や恐怖を克服
脳機能の不具合が
改善したからと言われています。


以下が実際に学んだことで
腰痛が改善した例です。


①ぎっくり腰は痛みが取れるまで安静が必要
→痛みのない範囲で動いた方が良い


②ヘルニアがあるから腰痛が起きる
→ヘルニアが有っても痛みが無い時がある


③腰痛時、コルセットは常にした方が良い
→コルセットをつけ続けると腹部の筋力が弱くなる


④腰痛はすべて腰の異常が原因で起きる
→ストレスが原因の腰痛もある


⑤骨が変形しているから腰痛が生じる
→60代以上の9割は骨の変形があるが
腰痛が無い人もいる。


⑥ヘルニアは手術をしないと治らない
→時間経過でヘルニアが無くなる場合が多い


ヘルニアや骨盤のゆがみが
痛みが生じる原因と思っている方が
いると思います。


しかしヘルニアや骨盤のゆがみが
有っても痛みが生じない場合もあります。


ヘルニアでは痛みが生じない!?


40歳以上の痛みも痺れも無い健康な方を集めて
MRIを撮ると100人中76人ヘルニアがあるが
痛みがないという報告があります。


ヘルニアで神経が圧迫されている人も
痛みがある人は19%、痛みが無い人は81%でした。


ヘルニアがある場合でも痛みが生じるとは
限らないということです。



骨盤のゆがみは痛みを生じる?


産前産後の骨盤のゆがみでも
痛みが生じると思われていますが
これも根拠が実はありません。


妊婦さん54名、一般の方41名の
骨盤のゆがみをMRIで比べてみると
どちらも同じ割合で椎間板の変形がありました。


実は妊娠による負担が、椎間板の変形の
原因になるという根拠はまだありません。


妊娠後期から出産後は
骨盤帯や腰の痛みを訴える方が増えます。
しかしほとんどの人は産後に時間経過で
痛みは無くなっていきます。


しかし一定数の人が慢性痛に移行します。
そこで次のような検査を行いました。


実際に痛みのあるグループ
特に痛みが無いグループで
足の長さや骨盤のゆがみ、背骨の角度を測定すると
どちらも差が無く同じ割合で
ゆがみはあるという結果になりました。


骨盤のゆがみが必ずしも
痛みにつながるとは限らない
ということです。



痛みの原因はどこにある?


ヘルニアや骨盤のゆがみが
痛みの原因でないとしたら
原因はどこにあるのでしょうか?


原因を細かく見ていくと
脳へのストレスまで
話が繋がります。


仕事上の不満や家庭のストレス
不安やうつを抱えていないかどうかで
痛みが有るか無いかが関わってきます。


腰痛への不安や恐怖も
さらに腰痛を強めることに
繋がります。


痛みへの知識をつけることで
腰痛の改善にも繋がるので
つぎの項で詳しく解説していきます。

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