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睡眠薬に頼ることの安心感と不安


ある時から眠れなくなった

2023年の6月あたりから寝つきが悪くなった。
夜中12時ごろにベッドに入って横になっても、朝の3時や4時まで眠れない。眠れない理由は色々あった。
元彼と別れた後で色々考えてしまう。
明日の仕事のことを考えてしまう。
なぜかすぐには眠りにつく気にはならず、YoutubeやInstagramをずっと見てしまう。

眠れないことを他の人に言うと、ほとんどが「眠れないときは無理に眠らなくていい」と言った。確かにそうなのだが、次の日も朝から仕事でやらないといけないことがたくさんあるときは、できれば前日の夜はぐっすり眠って疲れを取りたい。でも、眠れないことで疲れが取れなかった。
「眠りたいのに眠れない」このジレンマが続いた。

睡眠薬の利用

初めて心療内科にかかって以降、販売名「ロラメット」という睡眠薬を処方されるようになった。
最初は毎晩一錠の量で処方された。その量で最初の1ヶ月ほど過ごしたが、寝つきはあまり改善されなかった。そのため、再診の際に「毎晩二錠」に量を増やすことになった。そこからは寝つきが改善されて、気持ちよく眠れるようになった。

睡眠薬への安心感と不安

毎晩二錠飲むようになって2週間ほどが経つ。寝つきが良くなったことには間違いないが、副作用も出ている気がする。
日中も頻繁に眠くなるが、以前から自分の体質としてあったことだ。そのため、これがうつや自律神経失調症、または生理の影響なのか、それとも薬も関係しているのかがよく分からない。
早いときは朝の5時~7時の時間に一度パッと目が覚める。自分の感覚として、自然な目覚めではなく「薬の効果時間が切れたこと」による目覚めのように感じる。これはまだ医師にも相談していないからなんとも言えない。何より不安なのが、これから自分がこの睡眠薬に「依存」してしまわないかということ。

近頃ぐっすり眠れるのは薬の効果もあるが、「薬があるから今晩も眠れる」という心理的な安心感はある気がする。
まだ療養を開始して1ヶ月半ほどなので何も断言はできないが、今後自分が睡眠薬がないと不安で眠れなくなってしまうような体にならないかが不安だ。
なぜ不安になるかというと、何でも自分を「楽しませてくれるもの」や「安心させてくれるもの」に依存しやすい傾向があることを自覚しているから。

自覚があるからこそ、喫煙も初めからしないしギャンブルにも手をつけない。酒は幸い体質的にそこまで飲めなかったので依存はしなかった。ただ、少しでも自身の心の隙間を埋めてくれるものに依存しやすいのは確かだ。
そうなるのが怖い。まだこの睡眠薬への依存はしていないし、依存しないように今後きちんと医師と相談したい。

休職して療養する中でも悩みは尽きないなぁ・・・。




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