だぁ

九州在住の主婦。ダンナ、子どもふたりと犬3匹。

だぁ

九州在住の主婦。ダンナ、子どもふたりと犬3匹。

最近の記事

公園で変身する

先週だったか、公園に散歩に行ったら、藤の花が咲いていてとても甘い匂いがして嬉しかった。 写真に撮ろうと手を伸ばすと、クマバチがたくさんいて、何だかかわいかった。 クマバチを見つけると、羽音もそうだけど、形から、くまのプーさんを思い出す。 娘が大好きで、よく一緒にDVDを観たなぁとか、息子は全く興味を持たずに変身ばっかりしてたなぁ、なんて、それぞれの幼少期を思い出す。 この公園にも家族でよく来ていて、鯉に餌をあげたり、ダンゴムシを探したり、手に持てないくらいのどんぐりを拾ったり

    • 6年

      パニック障害と診断されてから6年が経つ。 その間に色々あって、うつ状態であったり、双極性障害Ⅱ型、と診断も加えて受けた。よくあることらしい。 双極性障害Ⅱ型の方は、けっこう緩やかで、元気な時もよく眠れているし、床に伏して起きられないということもなく、その点では恵まれた。 だけど、突然やってくる気分の落ち込みは辛い。 急に何の前触れもなく涙がツーっと頬をつたい、それからは制御不能に涙が流れ続ける。すぐに薬を飲む。効いてくれるまで耐える。顔は髪の毛までびしょびしょに涙で濡れてい

      • 見送り

        車の免許を取ってまだ若葉マークな息子、大学生。 ひょんなことから、車を手に入れることになって、先日実家の方へいそいそと取りに来た。 それはもう大喜びで、でも浮かれてなどいませんよ!という態度も忘れずに、そして、もちろん感謝の気持ちも忘れずに、今朝、大学へと戻っていきました。 一応見送りなどやってはみたものの、車の見送りなどあっけないもので、なんだか急に寂しくなって、この日記を書いている次第です。 思い出されるのは、初めての幼稚園、わたしが「いってらっしゃい!」と言って送り

        • Beagle

          バセットハウンドの団子がなくなってしばらくはかなり落ち込んでいました。 団子に限らず、ペットは唯一無二のかけがえのない存在だからです。 わたしは、ペットを迎えるときには、必ずお別れの時を想像してしまいます。 10〜15年先のことですが、どうしても避けられないことだからです。 だから、ビーグルのなずなを迎えるにあたって、きっとこの子が私たちのパートナーとしては最後の子になるだろうと思いました。 なずなは、ちょっと変わったビーグルかもしれません。 何より、吠えません。半年に1

        公園で変身する

          お母さん

          母が用事があって1週間ほど我が家で一緒に過ごした。 いつも通りな我が家で、栄養満点でしかも私たちの要望をかなえてくれて、低カロリーなご飯を作ってくれた。とてもありがたかった。 一緒に買い物に行ったり、外食したりしながら過ごした1週間はとても楽しかった。 一番楽しんでいたのは、犬3匹だろうと思う。 母がちょっと移動するとゾロゾロとついて行き、台所へ行くと狭い台所にそれぞれが場所を取りおこぼれを狙う。 私はなかなか実家に帰られない。離島だから船に乗らなくてはならないからだ。 パ

          お母さん

          お父さん

          先日、地元の友人からLINEが来た。 彼女のお父様は半年前にご病気で亡くなった。 それから、なかなか前を向けないでいる。といったような内容だった。 彼女らしく、本当に辛いのに短い言葉で綴られていた。 わたしも3年前に父を亡くした。 痛いほど彼女の気持ちがわかる。彼女が、どうしようもないことだって思っているだろうことも。 以前看護師さんが言っていた。 「私の場合、1年を過ごして、やっと少し落とし所が見つかりました。例えば、父のいない誕生日、父の日、家族の誕生日や、クリスマス、

          お父さん

          女神のひと声

          わたしは、物事をはっきりと伝えるのが苦手だ。 病気のせいもあるのだと思う。(パニック障害) 言語化するのも難しいと思ってしまうし、2、3歳児のように「なんか嫌だ」などと言って、泣き出してしまったり。当然その度にダンナは右往左往する。最近は状況を見て、わたしが落ち着くまでじっと待ってくれたりするのでありがたい。 今朝の通勤時にもそういうことがあって、恥ずかしいのでそこは描かないでおく。 わたしが、しくしく泣いているのを見て、ダンナが原因を2〜3回でスパッと言い当ててことなきを得

          女神のひと声

          散歩

          ダンナがお休みだったので、予定のない私たちは、いつもの公園に行った。 この時期、桜の苦手なわたしは、近所の桜の木を見るに、公園の桜もまだまだ2分咲きくらいだろうと思って、気軽に行ってみた。 すると土曜日で天気も良かったので家族連れも多く、公園はいつになく賑わっていた。そして、なんと桜は5〜6分咲き。 桜は苦手だけど、もう仕方がない。iphoneを出して、写真を撮ってみた。 結論、桜はちょっと離れてみるのがいいかな。 色々好みはあるだろうけど、わたしはそう思った。 今年の春

          球春到来

          ついにプロ野球が開幕した。 この上なく嬉しい。昨日は勝利した。 しかし、日本、アメリカ、メキシコのプロレスも見なくちゃいけないから忙しい。 これって趣味なのかなぁ。 でもプロレスに関する知識も浅いし、見てわーわー言ってるだけだし。 でも楽しい。面白い。 これまで無趣味だったわたしに趣味ができたと言っていいのだろうか。 だったらすごく嬉しい。 最近は早起きができるようになって、洗濯をしている。もうすぐ1ヶ月くらい経つ。我ながらよく続いていると思う。夏になる前に朝散歩ができた

          球春到来

          読めない本と飲めるコーヒー

          わたしは、パニック障害になってからというもの、なぜか本が読めない。 じゃぁ、なぜこのnoteが書けるのかというと、横に書いてある文字はたどたどしくはあるけど、何とか読めるのだ。長い文は辛いけれど。 では、縦はというと、定規などを使って文字を上から下まで揃えてからようやく読めるのだけど、その間に文字が踊り出すというか浮き出すというか、バラバラになってしまって結局長続きしなくなる。声に出して読んでみると少しはいいのだけれど限界がある。雑誌でも、新聞でもそうだ。 不思議でたまらない

          読めない本と飲めるコーヒー

          6年生

          子ども達がそれぞれの場所へ帰ってから、だいぶ寂しかったけれど、何とか乗り切った。発作も起きないし、気分もさほど落ちずに過ごせている。 そして、また穏やかに旦那と2人、犬3匹とのんびりと毎日を過ごしている。 みんなのおかげだなぁ、と思う。 私の周りのみんなが、こっそり応援して、守って、気を遣ってくれている。決してわたしのプレッシャーにならないように。 いつか恩返しをしたいけど、今は自分のことで精一杯だし、周りのみんなもそうして欲しいだろうとわたしは素直に受け止めている。そして甘

          6年生

          出無精

          そういえば、私たち家族は、家族旅行というものをしたことがない。 夫婦揃って超出無精なのと、あとは犬を3匹飼っているからだ。 以前、ペットホテルに預けた時には、今は亡き団子(バセットハウンド)はご飯を全く食べず、帰宅後、ぐったりして食欲もなく吐いたと思ったら血が混じっていて、血便、血尿、、、。 かもめ(柴犬)はこれまたご飯を食べずに敷物のタオルでご飯を隠そうと1日中鼻でゴシゴシしてたものだから鼻の頭がすっかり腫れて真っ赤っかに。 唯一ご飯も食べて元気に過ごしていたという今は亡き

          出無精

          寒い春の日

          風が強くて肌寒い日だった。 いつもの公園にダンナと散歩に行った。 椿を観たかったんだけど微妙に時期を過ぎていた。 あぁ、先週、私の体調が良かったら観られたかもしれないのに、、、。 ちょっと落ち込んだりもした。 少しは残っていた椿をカメラにおさめ、ついでに散歩もした。 鼻水がズルズルだった。(花粉症のくせに薬の飲み忘れ) 公園は春の花だらけだった。ルピナス、チューリップ、ネモフィラ、アネモネ。  これだけ寒くいてくれていると、春もそんなにいやじゃないなぁと思った。 あの独特の

          寒い春の日

          春です

          春は苦手だ。 せっかく自分の誕生日があるのだけれど、やっぱり苦手だ。 昔ほどではないけれど。 桜の花も綺麗だな、と少しは思うことができるようになった。 その根元でお弁当を食べる気には到底なれそうもないけれど。 いちばん辛いのが花が咲くまでの気温の変化だ。 上がったり下がったり。風も吹いたり、花粉もひどかったり。頭痛も毎日だ。 情緒も何だか不安定だし、以前までは完全にダウンしてたところを最近は何とか保っていられる感じです。 ここ数年はプロ野球の開幕戦まで、頑張れわたし、と思い

          春です

          花の命は

          ずいぶんと昔のことだから記憶が曖昧なのだけれど、確か鹿児島の桜島だったかに観光に行った時、林芙美子の、「花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき」という歌碑を見た記憶があって、私はそれをメモ帳にささっと書き写した。確か小学校3年生くらいだったと思う。 父に、この歌はどういう意味?花はかわいそう、って意味?と尋ねると、「んー。そういうことだけでもないんだよ。この詩には前と後ろがあってね、家に帰ったら調べてごらん、本棚にあるかもよ」「えー、今教えてよ!」という私に、父は「自分で調べ

          花の命は

          帰省2

          1ヶ月ほどの息子の帰省も終わり、今日、ついに大学に戻ることになった。 大学が始まるのはまだ先だけど、バイトがあるそうで。 朝、少し時間があったので、旦那と3人でモーニングを食べに出かけた。 特に話が盛り上がるでもなく和やかに食事を済ませ、外へ出た。 まだ風は冷たく、鼻炎持ちの息子と私は鼻がグズグズしていた。 息子は電車まで時間があったのでいったん自宅まで送り、私たちは仕事に出かけた。 「じゃあね!まだ寒いからあったかい格好してね」と言い。別れた。 「またすぐ帰ってくるけん!」