ラナンキュラス

社会人も4年目になった、26歳女の徒然日記

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社会人も4年目になった、26歳女の徒然日記

最近の記事

死を受容することの難しさ

いよいよ夏の3連休 ゴールデンウィークを経て、 休日のない6月を終え 待ち焦がれた7月の3連休 私の仕事もこの3連休を皮切りに 実習へとうつる関係で 各々が住む地域へと帰って行く金曜日となった 周りはウキウキの温度で 体温が高くなっていた そんな私はこの3連休に 祖母の四十九日と納骨がある 気持ちは… 寂しい、 とにかく寂しくてたまらない 祖父母宅に帰ると 真っ先に祖母の遺骨の前に行く そして 今日あったこと 思ったことを心の中で話しながら お線香を手向けていた

    • 私はあなたと結婚したい

      彼から先日別れ話をされた 理由は 私に対しての気持ちが冷めたこと、 そして 私の親に対する不安があること それが原因だった 私は親を反面教師にして生きてきたし、 これからも生きていく、 そう強く決めて生きている分、 それを引き合いに別れを切り出されたのはとても辛かった そうか、 こうして親の影響ってのは 子供が被っていくんだなと… でもそれと同時に思ったのだ 私は彼と一緒になりたい あなたと一緒にずっといたい 親がなんて言おうと、 私はあなたが好きであなたのそばに

      • 苦手な人

        せかせか動く人が苦手だ 私の母はとにかく、せかせかと動く 昼間に何もせず座ってる時間があってもいいのに 「まだまだやることはたくさんある」 と言って、 ずっとバタバタ動いている 足音もガタガタ、 掃除機もドタバタ、 食器を片付けるのもガチャガチャ とにかく心が休まらない ゆっくり何かする、 静かに何かすることを覚えて欲しい あの音がするたびに 私が何もせずにいることが まるで悪いことのように感じてしまう 罪悪感を抱いてしまう こんな母と一緒に過ごして26年 心

        • 文房具へのトキメキ

          文房具って開ける時ドキドキする 久しぶりにノートを買った 毎日の小さなことを書くためのノート おばあちゃんの言葉、 おばあちゃんのいない生活を生きてる証のため、 そして 両親の今後に自分の心がついていくように、 自分のために買ってみた 昔から新しい文房具はドキドキしてきた 社会人になってたんまり欲しいものを買えるようになった今でも、 数百円の買い物でときめいている このトキメキ、忘れたくないな

        死を受容することの難しさ

          元カレの結婚

          元カレが結婚した お相手は私と同じサークルの後輩だった 素直におめでとうって思えない なんでだろう 彼とは大学生のとき2年ほどお付き合いした 1番大学時代で辛かった時に そばにいてくれた人だった 別れた原因は私が色々受け入れられなかったから それと、 急に生理的に受け入れられなくなったから 彼と別れたことに全く後悔はない けど とてもとてもいい人ではあった 聡明だったし 私に対して「それは違う」とか 「こうした方がいい」と言ってくれた人で 頼り甲斐があった 自

          ネイル

          心の栄養のネイルを新しくした おばあちゃんを亡くして 寂しくて 何もしたくなくて 恋人にも当たり散らかし 別れたくなり 全てが投げやりになったこの2週間。 仕事行くのもしんどくてたまらなかった 社会が常に回り続けること、 それに乗っかって、 辛い経験してるのに、 回されてる感覚が 心から辛かった 少しでも気持ちを前に持っていくには 外見から変えるしかないと思ったから 新しいちょいと派手目なネイルにしてみた とてもかわいい この爪をおばあちゃんは絶対 かわいいね、 キ

          おばあちゃん、またね

          大好きな祖母が今週の月曜日に息を引き取った 81歳だった 小さくて細いのに、 元気で明るくて、 とにかく優しくて、 人に尽くす さらには 好奇心旺盛で、 初対面の人とでも友達になって帰ってくる、 そんな人だった 病気が見つかってから約5ヶ月、 本当に最期まで頑張ってくれた 手術はうまく行ったのに、 合併症になってしまい、 気管切開をした それからはというもの 動けず喋れず… 会えば会うほど 可哀想で、 でも何もしてあげられなくて、 自分の無力さが身に染みて 心か

          おばあちゃん、またね

          結婚相手の条件

          「結婚」 すごい憧れのあるもの。 私もいつかは必ずしたいと思う。 今年の年明けにあった出来事で、 今の彼との結婚を決意していたはずだった けれど、 4月からの1ヶ月半で気持ちが揺らいできた 誰もが経験したくないのに訪れる、 大切な人との永遠の別れを間近に控える中で、 色んな決断が迫られたり、 日々の小さな変化に心が痛むことが多くあった そんな中で、 母や叔母の家族、祖父を見ていて 結婚相手に必要な物がよく見えるようになった 日々の生活で、 色んな不満があるのは仕方な

          結婚相手の条件

          ICUにいる大好きなおばあちゃん

          おばあちゃんのその後の様子… ICUにいるおばあちゃん、 「治療」か「緩和ケア」か… 先週、選択を病院からお願いされていた 治って欲しい、 でも… 辛そうなおばあちゃんにこれ以上 耐えさせるのも酷かなという話が出ていた矢先 先生から 「治療は難しいとICUとなりました」 と… そういうことで 緩和ケアに移行した 鎮静剤を多く用いり 苦しみを感じないようにしたことで おばあちゃんからの反応は少なくなった それでも 会いに行けば 手を握ってくれて 目は閉じてるけど口

          ICUにいる大好きなおばあちゃん

          出会い

          おばあちゃんがICUに入ってまもなく1ヶ月 今日から10連休の私は、 毎日お見舞いとお墓参りの往復で 過ごすことになるかな 何でお墓参りを毎日してるのかって? それはね、完全に私の気持ちの問題なの だって、苦しむ祖母に対してわたしは 会いに行く以外にできることは何もないんだもん でもさ、 だからといって何もせずにはいられないわけで、 曾祖母や曾祖父に祖母を守ってくださいと 毎日お参りして伝えに行っているの そんなお墓参りでの「出会い」が今日のテーマ 誰にあったか

          おばあちゃんとおしゃべりできた日

          ICUにいるおばあちゃんに会わせてくれた 日曜日ぶりだった 今日のおばあちゃんは はっきり目が開いてて、 何かを言うと しかめっつらをしたり、 うんうんってうなずたり、 手を思いっきり握ってって言うと ギューーーーーってしてくれたり、 反応がたくさんあって嬉しかった 今のおばあちゃんは気管切開のため、 声を出して話すことができない でもパクパク口を動かすおばあちゃんを見て、 何を言ってるかわかった 不思議だった 言葉なんて単なるツールでしかないんだきっと 心と心が

          おばあちゃんとおしゃべりできた日

          忘れられない言葉

          忘れられない言葉 「お金は大事大事に使いなさい」 ーおばあちゃんの声と共に、  手を握って言われたあの感覚と一緒に  忘れられない 祖母が入院前、 私の家にいた時のことだった 給料日を喜ぶ私に 「今月も頑張ったね」 との言葉と一緒に言われた そんな祖母の声が聞けない今、 ふと思い出して涙が溢れてくる おばあちゃんの声が恋しい なんでも褒めてくれるおばあちゃんが恋しい 写真は今年の私の誕生日に、 おばあちゃんからもらった今までのお金を貯めて買ったもの ずっと大切にする

          忘れられない言葉

          大好きな祖母の苦しむ姿

          入院中の祖母に会ってきた 3月末から入院しており、 今はICUにいる 呼吸状態が悪かった日々の中で、 「様子がよくなってきたからぜひ面会を」 と言われ、今日は楽しみで出かけた。 けれど、全然違った むしろ苦しそうだった 気管切開し、 人工呼吸器をつけた祖母は、 口を開け、 一生懸命に体全体で呼吸をしていた その姿が目に焼き付き、 頭から離れない 祖母に対面して、 なんと声かけていいのか分からず、 ひたすら涙が溢れる中、 ただただ手を握り、 その手を自分の頬に擦り寄

          大好きな祖母の苦しむ姿

          心の栄養

          「自分のご機嫌は、自分で取る」 何かをするのに迷った時、 すぐこの言葉で言い訳をしてなんでもやる 例えばネイル 弦楽器をもう20年以上続けている私に取って、 弦を押さえる側の爪は深爪状態で、 ネイルに興味を示すことはなかった。 けれど、 今年の年明けにあった先輩の結婚式参列のため、 ネイルサロンで始めてネイルをお願いした。 そうしたら、 「ツメかわいい」 こればっかりになった もちろん、ツメばっかり見てるのではない。 仕事での嫌なことも、 「ツメかわいい」で

          独身を貫く女に惹かれる私

          正直、私だって、結婚はしたい。 1枚の紙上の契約とはいえ、 簡単には裏切られないような 絶対的味方のいる人々は羨ましい けれど正直、 独身でずっと今も生きてる女性にすごく憧れる。 石田ゆり子さんとか、吉田羊さんとか。 自分の軸をぶらさず、 自分を自分で幸せにして、 自分のお金で生きていく生活が、 心から羨ましい。 なんでだろう。 母が父の言いなりになって、 生きる姿を見ているからかな。 私も大好きな楽器と、 大好きな動物を飼って、 毎日かわいいね、 楽しいねって、

          独身を貫く女に惹かれる私

          私の人生、私のもの?

          「自分の人生の話ばっかりしないで」 母に今日言われた言葉。 仕事の都合で来年の4月には家を出ると言ったら この言葉が返ってきた 子どもは自ら望んで生まれたわけではない 完全に親のエゴだ 親のエゴだからこそ 子どもには自由に自分らしく生きて欲しくないの? 逆に親のエゴだからこそ、 親の言われるがままじゃなきゃダメなの? 周りの同級生の結婚を聞くと胸が痛む 結婚の挨拶、すんなり行ったんだな。 そして親が結婚を喜ばしく思ってるんだろうな。 そもそも結婚にプラスのイメー

          私の人生、私のもの?