【献立日記】春キャベツのメンチカツ
2024.4.9(火)
東京 雨 20℃
●春キャベツのメンチカツ
●なめこの味噌汁
●冷奴
●もずく酢
午前中は雨風が強くて春の嵐でした。
娘の給食が始まり、久々に一人の時間を確保できたので、外の荒れ模様とは対照的に私の心は晴れやかです。
溜まりに溜まった仕事や掃除や衣替えや、やらねばならないことは山のようにあるのですが、盛大にみて見ぬふりをして、明日以降の自分に全て託しました。
そうして昼間ゆっくりしたので、夕方には活力も湧き、夕食はちょっと面倒なものを作ろうかという、そんなハイな気分になりまして、
炒め物にしようと思っていたひき肉と半玉残っている春キャベツ…
そうだ、メンチカツを作ろう!となったわけです。
春キャベツのメンチカツ
春キャベツをたっぷり練り込んだ、ほぼキャベツなメンチカツです。
春キャベツの水々しい千切りも添えて。
まずは練り込む用のキャベツから。
荒みじんに切り、軽く塩をして揉み、10分ほど放置します。
その間に千切りキャベツも切っておきます。
普通のキャベツならスライサーでサクサクやれるのですが、春キャベツは柔らかくてスライサーが使えません。
丁寧に包丁で千切りしました。
精神統一だと思って、ここは頑張ります。
次に、パン粉・塩胡椒・卵をボウルで混ぜ合わせます。
そこにひき肉を投入して混ぜます。
肉に粘りが出てきたらOK。
先ほど塩揉みしたキャベツを、ぎゅーっと握力を最大限つかって絞ります。
それをひき肉のボウルに入れて合わせていきます。手でしっかり練り込みましょう。
8等分にして、小判形に成形します。
衣をつけていきます。
バットを3つ並べます。お皿でも良いです。
左から、パン粉、卵液、米粉です。
ちなみに卵液は溶き卵に小さじ1の米粉を混ぜたものです。
卵だけでもいいのですが、より衣がつきやすくなるそうです。
まず、8個全部に米粉を塗します。
次に、右手を使って卵液を付けます。
パン粉は左手で付けます。
右手は卵専用、左手はパン粉専用とすることで、卵液とパン粉が汚れません。
左利きの方は逆がいいかと思います。卵をつける方が繊細な動きを要するので。
すべてに衣をつけ終わったら、いよいよ揚げていきます。
フライパンにメンチカツが半分浸かるくらいの油を入れ、160℃に熱します。
メンチカツを入れて、2〜3分したらひっくり返します。
もし余裕があれば、耐熱のお玉などで油をかけながら見守ります。
途中もう一度くらいひっくり返して、トータル7〜8分揚げればよいかと思います。
火が通っているか確認のため、一つ切ってみて味見しました。揚げた人の特権ですので、ぜひ揚げたて一番をハフハフ言いながら味見しましょう。
う、うまい!
もっと食べたい気持ちを抑えて盛り付けます。
事前に作っておいたなめこの味噌汁をよそい、豆腐を切って冷奴に。
もずく酢はパッケージのままでいいか。
夕食の完成です。
よーし、ソースをかけて食べるぞ。
私はソースの類が大好きなのです。
塩も美味しいけどね、やっぱりここはソースで。
キャベツぎっしり。
春キャベツの甘みが閉じ込められていて、美味しすぎる。春キャベツ好きにはたまらんです。
千切りのフレッシュなキャベツがまた美味い。メンチカツと一緒に食べるのも最高。
千切りを頑張った甲斐がありました。
メンチカツを割った夫の第一声は、野菜だなーと少し残念そうでしたが、美味しかったようで3つたいらげていました。
野菜嫌いさんにもこれならおすすめです。
娘も2個ペロリと食べて、もっと欲しいと言っていました。
ちょっと疲れたけど、美味しかったし、みんな大満足だったので報われました。
ごちそうさまでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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