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「女の子はどう生きるか」(積ん読消化作戦)

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記事一覧

「選択的夫婦別姓」裁判費用寄付
👩‍💻月収の2割目標

結婚改姓は🇯🇵女に生まれし自分ガチャの罰🤮明治時代,人口の半数を下層民化する法を女ゼロ人で国会決議.と法学部🖋️で初めて知る成人馬嫁

父,夫,既婚女性皆知らんぷり
∴言語化

法すら娘を一生嬲る確率過半
→「夫婦別姓」裁判費寄付

福沢諭吉の「新女大学」を知っていますか(2020年現代語訳版)

福沢諭吉の「新女大学」を知っていますか(2020年現代語訳版)

現代語訳 女大学評論 新女大学 https://amzn.asia/d/39NIgVw

福沢諭吉(1835-1901)は、1859年の開国後、いち早くアメリカ、そしてヨーロッパを訪れた日本人の一人。教育者、作家、演説家として、オランダ語と英語の知識を生かし、日本に西洋文明を伝え続けた。特に、日本が独立を守り、文明国として認められるようになるため、目指すべき道筋を説いた人物。

1984年から使用

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上野千鶴子「最後の講義 完全版 〜これからの時代を生きるあなたへ〜安心して弱者になれる社会をつくりたい」. 主婦の友社. 2022.

上野千鶴子「最後の講義 完全版 〜これからの時代を生きるあなたへ〜安心して弱者になれる社会をつくりたい」. 主婦の友社. 2022.

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君の娘ら「生まれながらの不平等」禍、男性最恵国待遇社会へようこそ。
女の子はどう生き『延び』るか、自称アラフィフ・ババァ(←リンクあり)も未だ模索中。

まずこの国の特徴を国際人目線で総括。
・女卑で収まる男の機嫌
・男尊利権で凌ぐ恐怖心
・「首長頭主」と「代議士」は95%男が占めて譲らない

この空気汚染渦巻く国の当事者になる自覚と勇気、君

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本、シロタ・村山・高見澤著「ベアテと語る『女性の幸福』と憲法」

本、シロタ・村山・高見澤著「ベアテと語る『女性の幸福』と憲法」

シロタ・村山・高見澤「ベアテと語る『女性の幸福』と憲法」

https://www.shobunsha.co.jp/?p=1105

ウクライナ紛争避難者支援で知った人物が、元GHQのベアテ・シロタ。10代を日本で過ごした、日本語堪能なマルチリンガルの秀才。

ベアテが1930年代の日本滞在で目の当たりにしたのは女性に「教育・安心・自由」は不要、「産む機械だ」と決めてかかる近代日本社会(1968年

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言葉の暴力、「マンスプレイニング」

マンスプレイニング (mansplaining) という、言葉の暴力がある。率直に言って、卑劣で迷惑な行いだ。

"mansplaining"は、Oxford辞書に定義が掲載されている↑

定義はいたってシンプル。

"the practice of a man explaining something to a woman in a way that shows he thinks he kno

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宮沢賢治の短編「家長制度」。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/43036_17949.html

娯楽的DVが当然の明治大正時代に、女性抜きで作られた近代日本。

役所、財界、学会、政界、法曹、スポーツ、宗教等は今も要職は女性抜き。

女が何百年も我慢して、DVが不法行為になった今に感謝すべき?

ご近所対話、子供をバイリンガルにする方法。NHKラジオ講座を毎日5年聴けば、月600円で読み書き会話習得可。10代の脳に効く。小5〜高校迄の自分(英語力ゼロ家庭出身)の経験。その後は英語力基準の選抜試験で複数回合格、1年以上の欧米留学計5年。国内同僚やママ友がよく聞く質問の回答。

ご近所対話、「将来結婚したくない」女子高生。「ママみたいに家族の世話ばかりの女になりたくない」と、ママの面前で言う!?
娘が進学校にいると進学を支える母は概ね主婦。身近な見本の不在が不安材料か。
「若者は欧米留学を勧める。視野を広め、女性学の本も読んで思考し、前進しよう」と返答。

ご近所対話、引きこもり男子大学生の母と。「『男の子らしく、しっかり』と男子に伝えると、プレッシャーが鬱憤に変わるらしい」と話したら「男らしく、と確かに息子に伝えてきた!」と証言。男は「しっかり」、女は「可愛く」と大人が言う。理想と実力の差が鬱憤に。賢く可愛い割合は半数未満なのに。

「女の子はどう生きるか」 〜感想〜

「女の子はどう生きるか」 〜感想〜

上野千鶴子著、岩波ジュニア新書、感想

今更読んで、目が覚めた:高校生向けの岩波ジュニア新書だが、むしろ大人が何度でも読んだらいい。誰しも将来「娘」の親になりうるのだ。社会の権利を、健康な男性と同等に行使できぬ人間が、人口の半分以上いる。きっと今、あなたの家族の中にも。

今回、生まれて半世紀のnote筆者にとっては、遅すぎる読書だったが、目が覚めた。20年近く、自分が仕事と家事育児雑用のジャグリ

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「女の子はどう生きるか」 第4章 その4

「女の子はどう生きるか」 第4章 その4

上野千鶴子著、「女の子はどう生きるか- 教えて上野先生!」(岩波ジュニア新書)の要旨。女子高生の質問に、日本の女性学のパイオニアである、上野千鶴子氏(東大名誉教授)が答えるという、Q&Aの形式で綴られた書。

Q.44 女を増やすと何が起きる?男女共同参画はなんのため?Q.日本のジェンダーギャップランキングはどんどん下がって、政府は指導的立場にいる女性の割合を増やそうと画策中。女性を増やすのはなん

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「女の子はどう生きるか」 第4章 その3

「女の子はどう生きるか」 第4章 その3

上野千鶴子著、岩波ジュニア新書、の要旨。女子高生の質問に、日本の女性学のパイオニアである、上野千鶴子氏(東大名誉教授)が答えるという、Q&Aの形式で綴られた書。

Q. 41 正規雇用と非正規雇用Q.ママの会社では、非正規雇用と正規雇用がある。ママは正規社員、だけど仕事は同じでも給料が倍ほど違うのはなぜ?

A.答えは人件費を抑えるため。全労働者のうち、非正規労働者の割合は38%、しかし女性労働者

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「女の子はどう生きるか」 第4章 その2

「女の子はどう生きるか」 第4章 その2

上野千鶴子著、「女の子はどう生きるか(岩波ジュニア新書)」の要旨。女子高生の質問に、日本の女性学のパイオニアである、上野千鶴子氏(東大名誉教授)が答えるという、Q&Aの形式で綴られた書。

Q.38 女子の就活戦線にはトラップがいっぱい?!Q.就活中にセクハラ。どう対処すればいいの?

A. 就活生は弱い立場だ。そこに付け込む「権力の濫用による、望まない性的接近」であるセクハラは、はっきりとした人

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「女の子はどう生きるか」 第4章 その1

「女の子はどう生きるか」 第4章 その1

上野千鶴子著、岩波ジュニア新書、要旨

Q36. 大臣も議員も少なくないですか?Q.どうして日本では、女性の政治家や大臣が少ないの?議員や大臣の育休などが広まらないのもどうして?

A.日本は女性政治家が極端に少ない。参議院議員では10人中8人が男性、衆議院議員では10人中9人が男性だ。理由は女性候補者が少ないから。日本の女性は選挙権を行使する割合が男性よりも高いけれど、被選挙権を男性よりも行使し

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