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山脇、毎日。(1)2016.5〜10

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山脇が考えた日々のこと。平日毎日更新。
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2016年6月の記事一覧

オシャレは端に宿る

春、夏、秋、冬、どの季節のオシャレが一番楽しいでしょうか。もちろんどの季節もそれぞれ楽しみ方があるのでしょうが、あえて1つを選ぶとしたら、ぼくは夏を選びます。

自分がオシャレして楽しいというよりは、「夏のオシャレを楽しんでいる人を見るのが楽しい」と言ったほうがいいでしょうか。1年でもっとも着こなしがシンプルになりやすい夏だからこそ、人それぞれの個性が前面に出ていて、おもしろいなぁと思うのです。

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ソリューションが多すぎる

毎日毎日、世の中に誕生する新商品。とりわけモノにおいて大ヒットしているのは、ニーズを満たす、いわば”ソリューション型”の商品が多いように感じます。

それらは「こういうモノが欲しかった!」と物欲を刺激し、「今までありそうでなかった」と賞賛され、爆発的に広まり売れてゆきます。

ニーズを顕在化して商品化ソリューション型商品に共通しているのは、既存のアイテムの品質を高めただけのモノではないということ。

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僕らの理想のデニム&シャツってなんだろう?

ずっと大好きで応援していたメディア「灯台もと暮らし」、通称”もとくら”にて取材いただいた記事が公開されました。

世界一の職人たちと新しい「定番」をつくる。瀬戸内発のジーンズブランド「EVERY DENIM」とは

”これからの暮らしを考えるウェブメディア”であるもとくらは、スタートしたころからずっと読んでいてその丁寧な記事に惹かれており、「いつか出たいなぁ」と勝手に思っていました。

なので、こ

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SNSが変える消費

月に一度Facebookに投稿される近況や報告、毎日Instagramに投稿されるランチの写真、1日10回Twitterに投稿される感情の吐露、。SNSの普及が進む中で、それぞれが棲み分けをはかり、特色を見せるようになっています。

というより、それぞれのSNSが一般に浸透していく中で、勝手に棲み分けされた。という方が正しいでしょうか。すべてのSNSが同時多発的に誕生したわけでも普及したわけでもな

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余韻が残らなければ次はない

池袋から西武池袋線で一駅、「椎名町」に先日はじめて行ってきました。所用を終えたあと、駅前の立ち食いうどん屋で肉キャベツうどんを食べたのですが、これが今まで食べたことがなかった新しい味でおいしく、食後のなんともいえない余韻が今でも忘れられません。

食後感に中毒性を感じたといえばいいのでしょうか、また椎名町に行ったときはぜひ食べたいと思わされました。

余韻は日常のアクセントおいしかったごはんにして

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思うことと、思うようになること

「ぼくはこう思う」という話と、「ぼくはこう思うようになった」という話。この2つは似ているようで違うと思っています。

そして、ぼく自身がどっちの話を聞きたいかというと、圧倒的に後者のほうなのです。

「こう思う」という話はいわば論理的な説明です。「こう思う、なぜならこうだから」という筋が通っているかが問われるわけで、結論としての意見は置いておいても、説得力があればそれは魅力的なお話になります。

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追い風は感じにくい、でもたしかに吹いている

家から少し離れたショッピングセンターに行くときに、いつも自転車で通る道があります。そこは道幅も広く、周りがなにもないだだっぴろい平野なので、走っていて気持ちいい反面、風の影響をもろに受けます。

つらいのは帰り道で、体感でいうと普通の1/2くらいしかスピードを出せないような強風にあおられつつ、いつもウンウン言いながら帰路につくのです。

ということは反対に、行きは追い風でスピードアップしているはず

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自分について考える機会

自分について考える機会って、いったいどういうときなのでしょう。就職活動のとき、転職を考えるとき、恋をしたとき、結婚を考えたとき…。いずれも「ここが人生の岐路!」と感じたときには、ほとんどの人が自分について、自分とはどういう人間なのかについて見つめ直すんじゃないかと考えています。

逆に、人それぞれの価値観によって「人生とのつながりに差があること」つまり、ある人にとっては、それは人生に大きな影響を与

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安心して声を上げられる場所

昨日は家の近所の公園に行きました。とても晴れていたので園内には家族連れが多く、噴水や遊具でこどもたちがはしゃぐ姿にとても心が癒されました。

元気いっぱいはしゃぎ回るこどもたちは、あまりにもすなおすぎるがゆえにすぐケンカも起こします。取っ組み合いになり、怒ったり、泣いたり、そして仲直りして笑ったり、感情の変化のスピードがとても早いと思います。

自分を表現する場所を選ばない、すなおなこどもたちを見

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「真剣な朝令暮改」

早いものでこのブログで30記事目になります。平日毎日更新することをこころがけ、さらにできるだけ文章作成から公開までをみじかくすることで、日々の中でものを考え、言語化しようとする習慣が身についてきました。

日常を過ごすうえでもささいなできごとに注目するようになり、自分の小さな感情の変化も気にするようになりました。反射的にリアクションするのではなく、かといって論文執筆のように細かくロジックを組み立て

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鎧の中はさわらないで

人は生きているあいだじゅう、ずっとなにかしらの「役目」を負っていると思います。会社員やアルバイトなど働くうえでの役目だったり、親や子など家族としての役目だったり。どんなシチュエーションでも果たす”べき”ことがある。というのがぼくの意見です。

ただし、この”べき”は必ずしも一つとは限りません。制度や規範意識など、一般的にみんながなんとなく同じの"べき"もあれば、人によってかなり考えが異なる"べき"

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積極的にかかわりあいながら孤立する

”むきあう”という言葉には、「向き合う」だけでなく「剥き合う」という意味があると思います。相手に正面から向き合うだけでなく、互いを尊重した上で本心や本意を引き出すため、傷つけないように心の殻を慎重に剥き合う。それでこそ、真の意味で「むきあえた」と言えるのではないかと考えています。

ぼくは小さいころから決して人見知りではなく、むしろ社交的な方だったと自分では思っています。ただ、「むきあう」のがほん

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もう二度と、”仕方ない”なんて言わない。

自分がやっていることの正しさは、どうやったら認められるのでしょうか。周りは誰も褒めてくれず、目標とする結果も出ていない、やっているだけでは生きていくこともできない。「正しい」と思っているのは自分だけで、ほんとうはまったく価値のないことなのかもしれない。

そんな状態で自分の意志を貫き通すのは、とても大変なことだと思います。正しさが認められるためには結果を出さないといけないのですが、やっていることの

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不安な心が照らされる

今年の2月より、NPO法人ETIC.が設立した”私塾”「MAKERS UNIVERSITY」の一期生としてプログラムを受けています。現在、起業家などメンターの方々が大学のように”ゼミ”を開講し、ぼくたち生徒がそれに参加するという形式で進められており、昨日はぼくが入っているゼミの第三回がありました。

短い時間でEVERY DENMというデニム製品販売のビジネルモデルを分析し、メンターやゼミ生の人か

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