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バリ島でアーユルヴェーダのパンチャカルマを受けた話

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バリ島で2023年アーユルヴェーダの治療を受けた記録
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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ12日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ12日目

朝目覚めて、やりきった気持ちがとても強かった。バリ島の森の中で「わたし」だけに集中した12日間。本当は3週間受けるのが最良とされているのか、最短期間を選んだ私。最初は推奨されている期間よりも短いから、効果が得られなかったらどうしようと心配していた。しかし、終わった今自分の変化を全身で感じることができる。

いつも通りヨガに参加して、汗をたっぷりかいたあと朝ごはんを食べに食堂に向かう。このプログラム

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ11日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ11日目

今日もスタートはハタヨガクラス。良い習慣とは本当に気持ちいい。選ぶ手間もなく、考える日まもなく、朝起きて顔を洗って歯磨きしたら私の足はヨガスタジオに向かうのだ。朝のウブドは、日差しは強いけれどエナジーに満ちている。多くの観光客が癒やしを求め、この地にやってくるのがわかる。

毎日が前日と比べると活力が戻ってきていると実感できた。普段の生活の中で前日比パワー増が毎日続くことなんてなくないですか? し

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ10日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ10日目

今朝も目覚めは良好。三方窓に囲まれた部屋に、明るく差し込む朝日に起こされる。ここは私の家ではないのに、鳥の声や浴びる太陽の光にほっこりとしてしまう。静かでエネルギーに満ちた朝。

この日も7時からのハタヨガで一日をはじめる。しっかりポーズを取っていく中で、少しめまいがした。呼吸と体勢に集中していると、ときどきグラグラ足元と頭が揺れる感覚がした。ビッグクレンジングのあとは、少し地に足がついていない感

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ9日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ9日目

いよいよ私の心と体の浄化の旅も終わりに近づいてきた。この日も朝からハタヨガクラスに参加した。クラスは数人の先生たちがローテーションで担当する。この日の先生は、私がフラフラで参加した序盤に会ったことがあった。ビッグクレンジングを終えて、少しずつ活力が戻ってきているタイミングでの再会だった。前週参加したリストラティブヨガとは違い、私がこの日参加したのはしっかりと立位でポーズを取っていくクラスだ。

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癒しではなく、生きるための旅

癒しではなく、生きるための旅

今年はジャカルタを拠点としながら、たくさん旅をした。旅をしているか、ジャカルタの自宅で調子が悪くなって寝込んでいるか、もうこの二択しかなかったように思う。計算してみると最低でも13週間は自宅を離れていた。3ヶ月と考えると長い期間だよな。

そして今私はウブドにいる。

2週間前からひとりでバリ島にいる。

ウブドに一人でくるのは6年ぶりくらいだ。去年は家族でここに来たけど、ひとりで過ごすウブドは家

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ5日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ5日目

7時にトリートメント室へ向かう。セラピストから、今日行われるヴィレーチャナと言われる下剤を使ったクレンジングについて説明を受けた。まず錠剤を飲み、スチームバスに入る。そして15分ほど体を温めたら、粉末ハーブを溶かした薬草液を飲む。そして自室に帰り「その時」を待つとのことだった。このクレンジングを受ける前に、体験談を探して読んだが、薬草由来の下剤の効き目はゆるやかで、とても気持ちが良かったとあった。

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ7日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ7日目

私が滞在しているアーユルヴェーダセンターでは朝2つのヨガクラスが開講されている。穏やかなストレッチに近いクラスと、しっかりとポーズをとっていくハタヨガクラスだ。ギーを飲んでいる間は、穏やかヨガに参加することが推奨されていた。しかしビッグクレンジングも終わり、身体を回復させ活力を与える段階まで来たので、ハタヨガクラスに参加した。

数カ月ぶりの本気のヨガタイム。カラッとした先生で、吸って吐いてと言い

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ8日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ8日目

この日は朝の七時からハタヨガでたらたらと汗を流した後、トリートメント室に向かった。初日からほぼ毎日担当してくれているグスティと言う名前のセラピストは、いつも穏やかでおばあちゃんみたいなあたたかさを持っている。その彼女が浣腸セットを持って、満面の笑みで私を待っていた。

今日は大浣腸の日である。そもそも浣腸に、大や小とサイズがあるなんてここに来るまで知らなかった。ポリ袋の中に糠床のような粘度の高そう

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ6日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ6日目

苛烈なクレンジングデー当日の夜は、身体中の筋肉が悲鳴を上げてほとんど寝られなかった。心身ともに疲れ切っているんだけど、きっとトイレタイムに力みすぎていたのだろう、手足がジンジン痛み眠れない。しかし明け方眠りについて起きると、痛みは消え去っていた。美しいウブドの森の中、ここにあるのは、空っぽになった一つの体。

朝起きてスープを飲んだあと、ドクターのカウンセリングがあった。相変わらず男性ドクターは菩

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ4日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ4日目

アーユルヴェーダトリートメントのパンチャカルマ第4日目。数週間寝たきりの状態から、這うようにベッドを抜け飛行機でバリ島までやってきた。最初は変わりすぎた環境に体も心も開いていなかったけれど、4日目になると順応し始めていることに気づく。

今日は早朝ギー摂取の最終日。最終日はこれまでで一番量が多かった。だけど慣れたものだ、ぬるいオイルを一気に飲み込み、塩とすりおろした生姜で口直しをする。5秒もかから

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ3日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ3日目

昨日と同様に6時半にぬるいオイルギーを飲む。昨日よりも更に量が増えた。美味しいものではないが、体中の毒素や私に必要ないものをぬるりと溶かすために必要なのである。

ギーを飲んでヨガに向かう。ゆったりとした消化に良いポーズをとっていく。昨日よりもギー直後にやってくる吐き気はマシになった。簡単なポーズでも終わる頃には汗が止まらない。最後のシャバアーサナのとき、冒頭に書いたような虚しさが襲ってきた。目を

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ2日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ2日目

12日間プログラムの2日目。人生初のアーユルヴェーダ的な1日を過ごし、その後疲れて10時間以上寝て起きた朝。まだ体はふわふわとイカリを無くした船のよう。そして頭が重い。

指示通りに6時半に食堂へ向かい、ギーと呼ばれる油をもらう。ギーは栄養価がとても高い油、2日めからはドクターの指示で薬草が溶け込んだものを飲む。20代後半まだ日本にいたころ漢方にハマっていたので、薬草的な渋みや苦味にはかなり慣れて

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バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ1日目

バリ島でアーユルヴェーダ・パンチャカルマ1日目

ウブドの豊かな森のふもとにあるアーユルヴェーダ施設に前日到着し、10時間以上爆睡した朝。いよいよ始まるんだなと少し武者震いをする。

ドクターの診察前ではあるが、ギーと呼ばれるインドのバター油を飲むために6時半に食堂に向かう。事前にブログで私が受けるパンチャカルマ体験ブログを読んだが、ほぼみなさん本格的なデトックスの前にギーを数日間飲む処置を体験されていた。ドクターいわく体中の毒素をこのギーで緩や

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生きるためのアーユルヴェーダトリートメントin バリ

生きるためのアーユルヴェーダトリートメントin バリ

今年の5月と6月に大きな心身の不調を経験した後、私はさらに健康に気を遣うようになった。週に3回はジムに通い筋トレをして、週に1度ボクシングも始めた。朝と晩にストレッチやヨガをし、手帳に自分の気持ちを書き落とし瞑想の習慣まで取り入れた。食事も飲酒の機会を減らし、14時間断食をして、なるべく自炊をして野菜や果物をたくさん取る生活をしていた。

のだけれど。

意識が高い、いい感じの生活を送っていたのだ

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