4:急性胃腸炎の話(3)
翌朝3日目。
看護師さんに眠れなかったのではと気遣われ、眠剤を出せると言われたけど、
「胃腸炎で胃の具合が悪いのに胃腸炎以外の薬のみたくないですぅ(しくしく)」
弱ってる若い患者がさらに弱っちまうのでまずい、と思われたらしく、師長さんらしき方が現れて
「病室を変えましょう、2人部屋のベッドが1つ空くから、午後に移動しましょうね」
とオファーしていただいた。
感謝しつつまた外出して戻って来たら、留守中に回診に来た、院長ではない若手のお医者が自分を廊下で見つけてそのまま立ち話され