見出し画像

 パンが大好きなあなたへ、小麦が危険なこと知っていますか?😂😂😂

 日本人は、かつて主食であった米を食べなくなってきています。その代わり、今の日本人は、パン、ラーメン、うどん、パスタ、カップ麺、お好み焼き、餃子、シュウマイ、ピザ、パンケーキ、お菓子など、小麦で作られた食品を好むようになり、これらの食品は、チェーン店で広がりを見せています。
 いっぽう、米でチェーン店と言えば、すし屋ぐらいのものです。
なぜこんなことに、なってしまったのかを説明します。
私は、米農家に生まれました。これから、小麦に反撃を開始します。

日本人の主食が、米からパンに変わってきてます。


小麦は、ニコチンや麻薬と同じで、脳を中毒させます。

  小麦は、習慣性を生む食べ物なのです。小麦には、グルテンというタンパク質が、含まれています。このたんぱく質(グリアジン、グリテアニン)は、外因性モルフィネ様物質と言われ、間違いなくニコチンのように中毒を起こしています。パンを食べている皆さん、パンを3週間やめてみてください。ほとんどの人が、止めることが出来なくなっているのに気づくと思います。
 私は、患者さんに3週間ほどパンを止めるように指導しますが、ほとんどの人が、減らすことが出来ても完全にやめることが出来ないのです。
 グルテンは、強力粉>中力粉>薄力粉の順に多く含まれています。
ほとんどの食品に小麦は、含まれていますから全く食べないというわけにはいきません。そこで、強力粉で作られた、パン、パイ、ピザ、クッキーなどを避けてほしいのです。
 強力粉には、約10%近くのグルテンが含まれています。米には、脳を中毒させるような、タンパク質は、今のところ見つかっていません。

なぜ小麦を避けたほうが、良いのでしょうか?

1)リーキーガット症候群RGS、(腸管壁浸漏れ症候群)を起します。

 聞きなれない言葉でしょう?人間の小腸は、食べ物の消化吸収の中枢です。ここは、免疫の70%をつかさどるため、守りが強固で小腸の病気は、
ほとんど起こらず、医者があまり関心を持ってきませんでした。
どんな病気かというと、小腸の粘膜上皮細胞は、固くひっいているものなのですが(タイトジャンクション)、それがグルテンで緩んで、完全に消化されていないものやウイルス、微生物が、体の中に吸収されるという病気です。
 つまり、正常ならばブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸にまで、消化されて吸収されるものが、完全に消化していないアミノ酸が何個かくっいたペプチドの形で吸収されるというのです。たとえば、赤ちゃん(生後6か月ぐらいまで)は、お母さんの母乳から抗体を受け継ぐために、腸がRGS状態だそうです。この時期に、卵や異質のタンパク質を食べさせるとアレルギー体質になるため、ひかえていますね。
 ところが、グルテン(グリアジン、グリテアニン)というタンパク質が大人の小腸を赤ちゃんと同じ状態にするというのです。アレルギーも自己免疫疾患も異質のタンパク質を攻撃することにより起こっていますから、
消化されていないタンパク質が侵入すると、私たちの体は、抗体を作り攻撃します。それとよく似たタンパク質やペプチドが、自分の体の中にあれば、自分の体さえ攻撃し始めます。これが、アレルギーや自己免疫疾患の原因のひとつではないかと言われ始めました。

ゾヌリンで緩んだ粘膜上皮細胞の隙間からウイルス、細菌、未消化のタンパク質が
体に侵入してきます。

 自然医療の先生たちは、以前からRGSに気づいていましたが、医学界の重鎮たちは、無視してきました。ところが、ハーバード大学の教授が、グルテンがゾヌリンというタンパク質を作り出し、小腸の粘膜上皮細胞のタイトジャンクションを緩めるということを証明してしまったのです。

 パンを毎日食べている人は、便秘や下痢をしていることもありますが、便に異常がない人もいます。だから、「寡黙な病原菌」と言われることもあるらしいのです。とにかく、原因不明の体調不良を抱えている若い人たちに、言いたいことは、医者に異常がないと言われたら、とりあえず、パンを3週間やめてみてください。嘘のように症状が取れることがありますよ。

2)パンは、血糖値を急激に上昇させる食べ物です。

 パンは、米と比べてグリセミックインデックス(GI値)(食後どれくらい血糖が上昇するかを比較した値)が高く、そのせいもあって、パンを食べている人は、血糖値の変動が激しく、必ず、糖質の多いお菓子などの間食をしているはずです。そうでしょう?
 つまり、糖質過多の食事を習慣的にするようになるのです。(糖質中毒)そして、一日中インスリンを分泌させるような生活を繰り返していると、インスリンはホルモンですから、耐性ができる可能性があります。

 インスリン耐性?そうです、2型糖尿病です。

アメリカ人だって食べてるじゃないか?

 日本は、小麦を9割アメリカから輸入しています。アメリカでは、グルテンフリーの小麦でできた食品が、一般的です。日本人は、グルテンフリーというと特殊なアレルギーを持っている人が、食べるものだと思っているのです。何をしてもこの国は、先進国から10年から20年遅れています。
 チャンと仕事をするべきところが、チャンとしていないからです。
パスタを食べているイタリアでも、日本のこんにゃく麵でパスタを作っていますね。日本もグルテンフリーの食品をもっと増やしていくべきと思います。私は、グルテンフリーにするだけで、生活習慣病は、減る可能性があると思っています。
(私の息子も小麦で、慢性腎炎になりました。無知なバカ親でした)

1人暮らしの老人の多くは、朝はパン食が多い。

 私は、80歳を超えるような年齢の人は、朝はご飯だろうと思っていました。だけど、多くの一人暮らしの老人は、朝、パンを食べています。
 入院患者さんでも、半分くらいの人は朝、パン食です。
パンは、手軽で食べやすいし、残ることもありません。米は、ひとり暮らしには、手間もかかるし残ってしまう。だから、朝は、パン食が多いのです。
それと、脳をグルテン中毒にしてしまうからです。
 また、先ほど言ったように、糖質中毒になっており、パンを食べている患者さんのベッドの横には、のど飴や糖質の多いお菓子や果糖ブドウ糖液糖の入った清涼飲料水が置かれていることが多いように思います。

食品業界のみなさまへ。お願いですから、グルテンフリーの食品をもっと増やしてください。

 「脳は、バカで腸は賢い」と、東京医科歯科大学教授のなくなられた藤田紘一郎先生は言われました。脳をグルテン中毒にさせ、腸を傷つける可能性のある小麦を早く、改善していただきたいのです。必ずや生活習慣病に、減少傾向がみられるはずです。
小麦は、RGSと糖質過多の両面で、生活習慣病の原因のひとつになります。

小麦の怖さを教えてもらったのは、ウイリアムデイビスDr 白澤卓二先生の本です。興味がある方は、一度読んでみて下さい。

小麦の怖さがわかると思います。



 




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?