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血を流して痛みを抱えているのは誰か
今感じていることを記しておきたい。
今日、妻の第三子出産に立ち会った。
息子たちが寝静まって、妻に「寝る前に下の息子がはじめてトイレでおしっこが出来たよ」、と喜びのLINEをする。そして、「子宮が伸びすぎて後陣痛(乳を吸われると子宮の収縮が発動する)が痛いよー」と返ってくる。ほっと一息つくと、立ち会いの記憶がよみがえってくる。
自分にとって、これまでになく、血に触れて血を感じる、お産の立ち会
桜井智恵子『教育は社会をどう変えたのか―個人化をもたらすリベラリズムの暴力』序章:リベラリズムの暴力
桜井智恵子『教育は社会をどう変えたのか―個人化をもたらすリベラリズムの暴力』
序章:リベラリズムの暴力
著者の静かな怒りが伝わってくる。私たちがこの社会を生き延びることは、なぜこんなにも難しいのか。なぜ親は家族の暮らしを維持するためにこんなにも忙しく働かなければならないのか、なぜ子どもはこんなにも教育過剰な日々を過ごさなければならないのか。
なぜ子どもは遊ぶ時間もなくこんなに忙しない日々を過ご
存在を表現としてみる
2か月前の研究会の感想を改めて書き残しておきたい。
研究会では、『責任の生成』を課題図書に、「使う」ということはどういうことか、をテーマに発表をした。その検討の際に、引用したのが、『つかふー使用論ノート』。
研究会の中の言葉で、一番印象に残ったのが、「存在を表現としてみる」ということ。これはどういうことだろう。
鷲田さんの論考を國分さんの論考と対比したときに、考えていたのが、鷲田の言葉の
棚を作りたいけど家が狭い人はどうすればいいのですか?
家から一歩外に出て、場所を探しましょうベランダの棚を作りたいと思ったのですが、ベランダでは作れなくて、マンションの前のごみ捨て置き場の目の前の道に、ブルーシートを広げて作る。このゴミ捨て場の前が、ちょうど車の動線に引っかからなくてちょうどよい。
棚の部材は部分的に組み立ててあって、今日の作業は、①部材の組み立て、②ペンキ塗り、をすること。12時くらいからスタート。
当然子ども達に遊ばれるでしょ
キャピタルと一緒に渦に巻き込まれてしまった話
ドクターキャピタルって知ってます?
知らない人には、ぜひ知ってほしい、ドクターキャピタル。
ドクターキャピタルとはドクターキャピタルは、JPOPを音楽理論に基づいて解説し、自分でも歌ってみちゃう音楽博士兼ユーチューバー。アメリカの大学で教鞭を取るガチの音楽博士が、なぜかJ-POPの解説動画を作成しまくっている。
さしずめ、黒船に乗ってやってきたJ-POPの伝道師である。
なぜ僕はキャピタルに
「見ようとする」から「見える」ことがある
『土中環境-忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技』、高田宏臣、2020年、建築資料研究所
自然環境に人間が手を加えることは、昔も今も変わらず行われている。しかし何故いま、自然環境の劣化が際立って叫ばれるようになったのだろうか?それは単純に工事の規模や内容が違うからだけなのだろうか?
庭師(造園家)の職域には、土中の環境を整える作業が含まれている。そこでは地中を通る水の動き「通気浸透水脈」や海中の
出来る、わかる、だけを目指していていいのか?
ふと、他者からの指摘で、自分が出来ないこと、わかっていなかったこと、わかろうとしていないこと、があらわになる。
実はその自分を知っているのに、隠そうとしていた自分があらわになる。
その時に、感じる恥ずかしさ、イラ立ち。
停止や停滞、何かと比べて後退している自分、を受け入れることへの防衛反応が出てきてしまう。
なぜ防衛してしまうのだろうか。
何かが出来ている、知っている、わかっている。
そ
裁判所が問えない本当の責任
3つ子の1人暴行死 母親に実刑
殺害に至るまでの、子育ての状況について、裁判を傍聴したNPO法人ぎふ多胎ネット理事長 糸井川誠子氏は、ブログで以下のように語っています。
15日の判決まで、毎回、傍聴してきました。
そこでは、誰にも頼れず、やっとの思いで発信したSOSも見逃され、孤立した中で、1800g、1800g、1000gのみつごを懸命に育児してきた被告の壮絶な生活が明らかにされました。
【ドイツ訪問記】子どもの権利を根っこに繋がる
2日目は、現地団体のカーラさんからミュンヘン市内の歴史についてレクチャーを受けながら広場の散策、そして「子どもの遊びの日」イベントで、ミュンヘン市内の約30グループに混じって、遊びのブースの出店と交流。
思ったことをいくつか。
・子どもが遊ぶことが当たり前にある。
マリンプラッツ広場、というミュンヘン市庁舎が隣接する広場で、面白い光景を目撃した。
広場のど真ん中で、子どもたちがチョークアートを
「出産に立ち会う」ということ
先週の火曜日、日本代表のベルギー戦の日、第二子が産まれた。23:19分、入院してからほぼ24時間後、難産?だった。
23:19に産まれて、そこから約2時間後25:30過ぎに病院を後にし、ベルギー戦を見た。ベルギー戦を見終わった後の感想は、「大迫、半端ないって、」ではなくて、
「助産師さん、半端ないって、」という感想だった。
「絶対に負けられない戦い」だったのに負けちゃったベルギー戦については
ネガティヴ・ケイパビリティ
ネガティヴ・ケイパビリティ(negative capability 負の能力もしくは陰性能力)とは、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」、あるいは、「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」を意味する。
この言葉に初めて出会ったのは、プレイワークに関する海外の文献の中でだった。
その中で、プレイワーカーとして重要な資質、あり