1ストロー呼吸

1日3分で簡単にお腹を凹ませてしまう「ストロー呼吸」のやり方


トレーナーに求められるのは引き出しの多さです。単一の指導法に固執することではありません。クライアント1人1人に合わせてアプローチを柔軟に変えていくことが大事なのです。


僕はダイエット関連の書籍を年間100冊以上(詳しくは覚えていない)読みますが、もはや一般のダイエッター向けの本では新しい知識が得られないようになっています(僕自身も書籍を出版してたりもするんですが)。

それでも良さそうな本があれば机の上に積み上げて読み、その結果「これは使える!」という知識が学べることもあります。そして、最近「学びになったなぁ」と思った本がこちら。


書籍の中では、トップアスリートの呼吸法や、それを一般のダイエット中の人がマネするための「ストロー呼吸」のやり方が紹介されていました。「これは一般のダイエッターさんでも使える」と思ったので、note記事でシェアしたいと思います。

あと、この書籍を読んでいて「へぇ〜!」と思ったのが、「高梨沙羅選手は解剖学を勉強していて、筋肉の名称や作用などをこと細かく話せる」という点でしたね。

それまでは高梨沙羅選手のことはほとんど知らなかったのですが、解剖学という思わぬ共通点があったので、これからどんどんチェックしてみたくなりました。


ストロー呼吸のやり方


おなかの脂肪を落とすのはそう簡単ではありません。計画を練って食事制限や運動をする必要があります。ただ、筋肉を鍛えることでお腹を引き締めるのは意外にも簡単です。


ダイエットによくある勘違いが、「腹筋をすればおなかが凹む」ということです。ただ、これは正しくありません。腹筋運動で使われるのは主に腹直筋という表層の筋肉です。

腹直筋↑

ただ、お腹を凹ませたいのであれば、表層の腹直筋ではなく、深部にある「腹横筋」などのインナーマッスルを鍛える必要があります。

腹横筋はコルセットのようにおなかまわりに巻き付いています。コルセットを締めればウエストが引き締まるように、腹横筋を鍛えることでもおなかまわりが凹むのです。


以下のnoteでは、腹横筋を鍛えてウエストを-5cmする「ドローイン」というダイエットエクササイズをご紹介しました。


今回紹介する「ストロー呼吸」も、腹横筋をはじめとしたお腹のインナーマッスルを鍛え、ウエストを凹ませる方法になります。

「なんでわざわざストローを使うの?普通に息を吐くだけじゃダメなの?」と思うかもしれませんが、ストローを使って呼吸をすることで、呼吸に負荷をかけることができ、おなか引き締め効果がアップするからです。



ストロー呼吸のやり方は簡単で、姿勢をしっかり整えて、ストローをくわえたまま口で息を吐き、鼻と口の両方で息を吸う。たったこれだけです。

【基本的なやり方】
吐く→5秒、吸う→5秒。計10秒。
吐く→吸うを1セットとして、1日5〜10セット行う。
※慣れてきたら、吐く時間を10秒、吸う時間を10秒に増やす。


10秒ずつにも慣れてきたら、どんどん時間を長くしてください。引き締めによるダイエット効果も高まります。お腹が凹むだけでなく、肩こり・便秘・ストレスにも効くので、まずは1週間これを続けてみてください。

ダンベル運動などのように筋肉を酷使せず、回復に時間もかからないため、毎日行っても大丈夫です。むしろ毎日行った方がより早くお腹が凹みます。


あと、ストローはスーパーやコンビニで買うことができます。僕はスーパーで100本セットを100円くらい?で買いました。結構実践しているのですが、感想としては、「これはおなか凹むわ」という感じですね。

おなかをスッキリさせたいのであれば、以前のnoteで紹介したドローイン、そして今回紹介した「ストロー呼吸」をあなたの習慣に取り入れてみてください。

あなたのおなかはみるみる引き締まり、ぽっこりおなかともおさらばできます。筋肉でお腹を引き締めるのは意外と簡単ですからね。



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