見出し画像

今、私が読んでいる本。「『ひとりが好きな人』の上手な生き方」ーティボ・ムリス

おはようございます。

昨夜の記事でタイトルの本の話を出しましたが、
びっくりするほど本の内容に触れていない!

と思ったので、今朝はこの本の内容から
私が心に響いた言葉をお届けします。

といってもまだ半分くらいしか
読めていないのですが。

最近、私は自分が「内向的」であることを
ひしひしと感じていまして。

(今までは自分が「内向的」だと認めたくなかった)

この「内向的」な自分を受け入れたい、
この「内向的」な自分を活かしたい。

そう考えて本書を手に取りました。

この本は、人々を「外向的」と「内向的」の
二つのカテゴリに分けたうえで、
「内向的」な人の指針を示してくれています。

2.
エネルギーを補充するために休憩をとる。
精神的な疲れを感じたら、
しばらくひとりきりになれる場所で英気を養う。

「ひとりが好きな人」のための10の指針より

私は定期的にひとりの時間を過ごしたくなります。

すごく失礼なことを言うと、
その時間はたとえ旦那さんであっても
一緒の空間にいたくない。

特に余裕がないとき、
自分のことでせいいっぱいになっていたり、
あるいは人の心ない言葉で
自分自身が勝手に傷ついてしまったとき。

そういうときは、
特にひとりの時間を過ごしたくなります。

でも「内向的」な人がひとりの時間を欲するのは
何も変なことではないのだな、と少し安心しました。

だからといって、パートナーと一緒に暮らす限り、
つっぱねるということはしてはいけませんが。

折り合いが難しいところですね。

5.
自分に思いやりを持つ。
人前でうまく話せなくても自分を責めるのではなく、
「けっして能力が劣っているわけではない」と自分に言い聞かせる。

「ひとりが好きな人」のための10の指針より

なんで人前でうまく話せないんだろう。
どうして私は人と話すのが苦手なんだろう。

そう思っていましたが、それはけっして、
私たちの能力が劣っているわけではないんだそう。

そもそも科学的に言うと、
外向型はドーパミンやアドレナリンに
強い反応を示す傾向がある。

そして内向型は思考、観察、熟慮を求め
アセチルコリンという物質に
強い反応を示す傾向があるとのこと。

そもそも脳の受けとり方、
脳が求めるものが違うということ。

それなら両者は違って当たり前。
「外向的」な人のようにうまく話せなくても
それは恥じる必要はないのかな、と。

本の中でも書かれていましたが、
「外向的」か「内向的」かどうかは
「背が高い」か「背が低い」かの違いと同じ。

どちらに優劣はなくて、
(もちろん好みはあるかもしれないけれど)
それを直そうとしても直らないのは
ふつうのことなんだそうです。

7.
大好きなことに情熱を注ぐ。
ひとりでいるときでも真心を込めて物事に打ち込み、
ワクワクすることを追求する。

「ひとりが好きな人」のための10の指針より

わあ、これは私が求めていたこと!

頭が求めるより、心の感じるままに過ごすことが
自分にとって心地よいことだと
よく言うけれど、まさにこういうこと。

こんなに物静か(?)で内向的な私ですが、
だからこそ好きなことにはとことん情熱的。

なんなら好きなことに対して
毎日ワクワクして生きていたい、
とさえ思っています。

「内向的」な人は、ひとりの時間を
深く味わえる人なんだと思います。

だからこそ、外部からの刺激を
強いと感じて避けたくなってしまう。

でも、それはわるいことではない。

ただ、「内向的」な人は、
「内向的」であることを
わるいことだと思っている人が多い。

そんな思い込みをする必要はない。
この本はそう勇気づけてくれます。

こちらの本は、ひとことで言うと
「内向的」な人を励ましてくれる本。

実は根拠には乏しかったり、
データや研究に基づいて語られている箇所は
そんなに多くはなくて。

なので、理論的に、もっと科学に基づいた
根拠や答えが欲しい人には
あまり向かない本かもしれません。

逆に、心が傷ついていて、
「内向的」である自分を受け入れられない。
「内向的」であるがゆえに生きづらい。

そんな感情を持っている方には
この本はおすすめだと思います。

事実、私はこの本を読んで
たくさん励まされ、たくさん勇気づけられています。

根拠に乏しくても、
自分が実感していることを述べてくれるので
不思議と「そうだよね」と
心の中で納得感が生まれます。

それに、そもそもこの本を読んでいる目的は
「内向的」な自分を受け入れること。

この、受け入れるためには
「内向的」な人の良さをたくさん語ってくれる
この本はうってつけかと思います。

もちろんこういった心理や自己啓発の本は、
一時的な栄養ドリンクみたいなもので。

時間が経つと効果が薄れていってしまうのですが。
定期的にこういう本を読んで、
自分の自信をチャージしていきたいと思います。

まずは「内向的」な自分を受け入れること。
そして次に「内向的」な自分が
活躍できる場を探すこと。

まだまだ、やれることはありそうです。

まだまだ書き足りないのですが、
時間がきてしまったので今日はこのへんで。

それではみなさま、良い一日を!

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?