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有条有理ーーもっと「言語化」出来て、もっと生きやすくなった

(1091字・この記事を読む所要時間:約3分 ※1分あたり400字で計算)

【有条有理】

ピンイン:yǒu tiáo yǒu lǐ
意味:筋が通っていて、理にかなっていること。

『もっと「言語化」出来て、もっと生きやすくなった』

 思えば、もう長いことインターネットで執筆活動をしている。
 
 最初は雑記ブログの運営。
 その次はnoteでエッセイを書き、加えて自叙伝や小説にもチャレンジ。
 更には一部の記事をまとめ、Kindle本の出版にまで漕ぎ着けた。
 
 今でも忙しい日々の中、合間を縫ってコツコツ原稿と向き合い続けている。
 
 「書く」ことは私にとって、もう習慣となり日課となり、すっかり生活の一部と化した。
 
 
 そして長年書き続けて、私は自分自身に起こった1つの変化に気付いたーー
 
 「言語化」のスキルが、格段にアップしていたのだ。
 
 
 実際に起こった出来事はもちろん、モヤモヤとした気持ち、抽象的な考えまでも具体的な言葉で表せるようになった。
 
 中でも特に助かっているのは、周りにはっきりと自分の「特性」について伝えられるようになったこと。
 私が持っているADHD&ASD傾向やセクシュアルマイノリティと言った、所謂「多数派」の方々にとっては理解に困る「少数派」な属性達を、上手く説明出来るようになったことだ。
 
 
 ひと昔前まで、私は自分のことを伝えるのに非常に苦労していた。
 
 何をどう訴えれば、相手に理解してもらえるのか。
 それがよく分からなかったのだ。
 
 周りからしてみれば、逆にどうすれば私の力になれるのか知らなかった。
 
 意思疎通がはかれない。
 どんなに時間をかけて話し合っても、お互いの誤解は広がるばかりだった。
 
 
 けれど、いつしかこういった息苦しさが無くなった。
 知らず知らずのうちに、私は自分が
 
・何で困っているのか
・こういう気持ちになってしまったのはなぜなのか
・どうしてもらえたら助かるのか

 
などについて、上手に伝えることが出来るようになったのだ。
 
 
 定期的に文章を書く習慣を身につければ、ロジカルシンキングが発達し他者とのコミュニケーションも改善されると聞いたが、どうやらその通りらしい。
 
 
 また、「言語化」のスキルアップにおいて、他人の記事をたくさん読んだことも助けとなった。
 
 自分の拙くて限りある言葉ではなかなか表せないことがあっても、ネット上の誰かが既に記事の中でズバリとぴったりな表現を書いてくれている。
 
 それらを覚え、自ら様々な語彙や表し方を使って執筆するよう努める。
 これが結局、より適切に自分を伝えられる力になるのだ。
 
 
 「言語化」。
 このスキルは、私に生きやすさをくれた。
 
 もちろん、全ての出来事を言語化することは出来ない。
 言葉にしてしまうとかえって壊れるものでさえあると言われている。
 
 ただ、何事もある程度言葉にして表せると何かと便利なのではと、そう思うこの頃なのである。

📚言葉って、不思議だなぁ

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