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胸の中のコエ

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間違いは途中で始まり

間違いは途中で始まり

生まれる前から

そのフィルムは映し出されていて

僕等はそれぞれ主人公

生まれる前から

映画は始まっていて

生まれてからは

最初は小さかった

『自分』と名付けられてさえなかったものが

徐々に育っていき

目に映るものすべてに価値をつけはじめる

要る要らない

要らないにカテゴライズされたものには

ほぼ触れないようになり

その世界は閉ざされて

知ることもなくなる

価値のあるも

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あなたのネットの家

あなたのネットの家

名前も顔も知らないあなたが

胸の奥の揺らぎを

あなただけの鮮やかなカラーで

描いて貼り出してあり

そこには住所が書いてある

その住所を訪ねれば

あなたの心が飾られた個展が開かれていて

人々はそれを眺めては一喜一憂

クスッと笑ったり

ポロッと涙したり

一緒に下がったり上がったりしながら

あなたの絵画が放つドラマから

感覚へのご馳走をたくさん貰ってる

ストーリーがあなたの心を

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想吹雪

想吹雪

胸の中いっぱいに咲いた想いが

桜みたいにストーリーの風に乗って旅立ってく

心はその身に舞い降りた花弁を

出会いと受け取り

それを自分の一部とした

花の姿はもう何処にもないけど

感覚として宿り

一つで胸の中に生きてる

ありがとう

また一つ

世界の見えかたが

人の見えなかったところが

見えるようになったよ

胸の中に咲いた想いが

放つ香しい感情

愛しくて手放したくなかった

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ノートを紙ヒコーキにして

ノートを紙ヒコーキにして

胸から放った紙ヒコーキ

届いてるかな?

届いてるとしたら

開けばそこには

たった一つの胸の中のコエが書いてある

不器用に文字数が多いけど

伝わるといいな

ふと頭で再生されるあなたの動画

見入ると現実につまづきそうだから

再生しっぱなしで目の前に集中する

1日の終わりが来るまで

溢れてる流れるものに

ふと気づいて

考えるほどに

たった一つのシンプルなモノに

余計な言葉が

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まとわずに

まとわずに

慌てなくていい

好きなだけ

頭の中をうろうろして

これだって言葉見つけてから

喋りはじめればいい

大丈夫

待ってられるから

沈黙は気まづくないよ

沈黙は想いが飛び交う音の無い会話

それはそれでいいものだから

気にしなくていいんだよ

声が出てこなくても

表情で喋ってるのも

ちゃんと見てる

つまらないなんて

思ってないから

不安に思わないで

『こう見えたい自分』とか

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言葉の奥のコエ

言葉の奥のコエ

不器用な言葉に

込められた煌めきとざわめき

そっと胸を澄まして感じよう

言葉選びを

失敗することなんて誰でもある

だから、

言葉の器から

出来るだけ想いを汲み取れる人でいたいな

一つでも多く

笑顔が見たくて

想い余って傷つけたことを

大切な後悔にして

胸に住まわせておく

人はみんな孤独だけれど

それを忘れさせてくれる

また忘れさせてあげたい人に

言葉と表情を渡してお

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スキの種

スキの種

言いたいことがうまく言えなくて

言いたくないことは下手にでも言えて

困った顔させたいんじゃないし

泣かせたくもない

あなただってそれは同じで

それはわかってるのに

でもうまくいかないときがあって

距離を一瞬で縮めたり

笑顔にする

そんな言葉や行動を

非現実的であっても

探してしまうよ

言いたくないことを言わせて

言いたいことを言わせてあげれなくて

でもそのままは嫌だから

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嬉しい胸騒ぎ

嬉しい胸騒ぎ

コエよ届け

あなたのドラマとリンクして

探し物を見つけるための灯りになれ

独り灯りを求め

開いたnoteから

沢山の心を教わる

色とりどりのnoteの

そのどれもが根っこまで辿れば

誰かの日々を想う気持ちが込められた一頁

カラフルなエモーションが胸に飛び込んで

嫌いな自分を赦してくれる

過去を悔やんで

責める日々を

挑戦する攻める日々へと変えて

臆病に変わった無邪気を揺

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きづいてないこと

きづいてないこと

ほんとは好んで人を傷つける人なんていない

また好んで傷つけられたい人もいない

それが表面に出た人の

奥の悲しみを痛みを

一部でも掬いとれたら

言葉に注いだものが違って見える

あなたの幸せを

静かに祈る誰かの

傷つく言葉には

何が息してるだろう?

あなたの見えないとこで

あなたのために

どんなことを想い

どんなことを願い

大切な時間を使ってくれてるだろう

まずは想像する

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長いけど短いから

長いけど短いから

好きという気持ちが

あなたとの出来事で生まれた

苦しいや楽しいに

また色を足されて

手放せない美になってく

時に感謝を忘れて

感情に支配されて

つまらないことで怒ったりするけど

わがままを通して

自分好みに支配したいとかじゃない

何気ないおはようおつかれさま

1日の始まりと終わりに

そっと色を添えるスマホへのメッセージ

毎日のギブとテイクを

大切にしていこう

一人で得

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終わりまで終わらない

確かさは無くて

先もない関係でも

好きになってしまって

恨むように愛してた君

人を好きになることはあるが

唯一のスキはなかなか無いから

どんな形であれ

それを掴んで離せない君を

ただ愚かとも言い切れなかったよ

その人を思えば思うほど

自分が透けてって

自分じゃない自分にたどり着いた

透明な君は

とても美しかった

最初から何もかもがわかっているなら

間違いなんてないだろ

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強い人じゃなくて強く在ること

強い人じゃなくて強く在ること

自分の人生を1つのストーリーと言うなら

ストーリーに嫌われてるのかな?って

思えるくらい

ヤナことだらけな時

続くときがあるけど

皆の言葉とか声とか

作品とか商品とか

そこに込められた想い

真っ直ぐなものも歪んだものも

そのどれもが胸を打って

僕のことを連れ戻してくれたことが

これまで沢山ある

想いという最高の通貨をもらって

それを返さなきゃって思わされる

そのためにほ

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キラリと輝くトキに出会うため

キラリと輝くトキに出会うため

うまくいかなくて

胸がざわついてるとき

今まで見てきた

色んな精神論鳴らしてみる

でもそれじゃ足りなくて

シンカイに沈んでしまうときもある

中々上がれなくて

どんな詩も飛び出る力にならないとき

どうすればいい?

今の自分に必要なこと

その地図のような言葉があれば

それが羅針盤になる

何かの映像

誰かの音楽

誰かの物語

誰かの言葉

ふと涙を連れてきたなら

ざわつきの

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見えないことに感覚伸ばす

微笑んでる人に

泣いてる人に

頭を止めて見えない指先を伸ばす

体のコエを聞いて先回りしようとしたり

心のコエを聞いて先回りしたり

いつも求めてることを

形に出来るわけではないだろう

けれど

何かを与えたいという気持ちは

確かに人の心に優しい波を伝えてる

真の最適解はいつも渡されていて

形は違ったとしても

パチッとハマってる

幸せを決めつけちゃいけない

人の数だけあると言

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