枝廣くるみ(Edahiro Kurumi)

虫や木々と友達になって、自分を地球をいやす魔女になりたくて、 うるさいくらい心に響く…

枝廣くるみ(Edahiro Kurumi)

虫や木々と友達になって、自分を地球をいやす魔女になりたくて、 うるさいくらい心に響く叫びを、針の糸を通すような体のささやきを、抱きしめて表現して生きてきたくて、 2023年2月〜単身屋久島移住しました。 ルーツである出雲や陰陽師が気になっています。

記事一覧

おばあちゃんと電話して、パートナーはヘンタイだから救急救命も楽しくやってるよと話すと、まぁ、わたしはパニックになるわと笑って、みんな違うから、「いらない人なんていないのね」と涙声で笑った。90歳でも感性豊か、涙もろいおばあちゃんが大好き。

(スマホが壊れかけているのをきっかけに)
脱デジタルへ導かれる最近。

「だけの」ものを必要なだけ選びたい気分。

小さくて持ち歩きやすくて、防災にも役立つ目覚まし時計に、
言葉を文章を、ふとしたときに残すメモ書き。

必要だったのは、自分のための文章だとわかった。

自分を満たすための言葉であり、文章なのだった。

憧れ。
眩しすぎて、目を背けてしまう。いつも。そうして平和に暮らして、しばらく経つとまた不意に出会ってしまうときがくる。

手はまた動き始める。滲み出てくる惨めさに耐え 続けることはとても難しい。だけど、きっと、それをわたしは願ってる。わたしはそんなわたしを見たいと願ってる。

同居してる友達と、薪ストーブの話した夜。ガス代高いよねという話から、冬は焚き火!という臨場感に。森で薪を拾ってきてさ。薪ストーブって高いのかな?とかって。こうして話すだけでもう、幸せすぎる毎日。
今度、薪ストーブ持ってる友に話聞いてみよう。

わたしは妖精。風のようにふわふわと飛び回り、ときに火のように燃え上がる。わたしは弱く、不安定だった。
だけども今、同じ未来にわくわくして、いろんな強さを持った多くの仲間が、恵みのように訪れて、助け合え始めた。
雪だるまが加速する。

【屋久島移住第何章だっけ】家と同じくらい、渇望するもの

屋久島に友達がいないわけではない。 だけれども、どうにも虚しい時間がある。 それは例えば、友達同士のごはん会などの集まりで、ふとひとりぼっちになるとき。 また例…

【屋久島移住第三章】家探し再開

2023年4月18日(火)。 ”人生山あり谷あり”、なんていうけれど… 屋久島にいると、山と谷のスパンが早すぎて、乗り物酔いしそう。 乗り物酔いといえば、実家で使われ…

【屋久島移住第二章】神秘の島で、初めましてのおばあちゃんとの日々始まる。

相変わらず、心は落ち着かない屋久島LIFE!毎日事件。明日のことなんてわからない、まじで。 どこまで書いたかわからないけど(たぶん、最初の家と仕事がなくなったところ…

すなおでいられる場所がいい

屋久島に移住すると決めて、それは同時に、パートナーと距離が離れるんじゃなく、お互いがより「自分」に近づくことで、距離がずっと近くなるし、関係性はずっと良好になると、わかった。
本当にそうなった。ずっとずっと変わらずもっと大好きに、ずっとずっとつながりを感じられているなぁ。

屋久島移住日記③

2月16日(木) 屋久島2日目の朝。その日が来るのは早かった。朝日に向かって干した”室内の”洗濯物の乾きを確認していると、なんとタオルに大きな虫さんがひっついてい…

屋久島移住日記②

屋久島に来て、感情の嵐が渦巻いてる。懐かしい。思い出す。まるで、千と千尋の神隠しのラストに千尋が自分の名前を思い出したような感覚で。わたしはずっとこうだった!そ…

屋久島移住日記①

屋久島に行く。 決めたことは、アートな生き方をすること。 それは、この瞬間を感じ自分を素直に表現して生きること。これまでも大切にしたかったことであるこの覚悟も、螺…

『壊したい?』

2023年の始まりと、2人の魔女

2023年1月20日金曜日。 家から持ってきた大好きなおかか醤油と、山椒じゃこ海苔入り玄米おむすびと、昨晩のおかずの残りを詰めて、りんごを切ったお弁当。これさえあれば、…

おばあちゃんと電話して、パートナーはヘンタイだから救急救命も楽しくやってるよと話すと、まぁ、わたしはパニックになるわと笑って、みんな違うから、「いらない人なんていないのね」と涙声で笑った。90歳でも感性豊か、涙もろいおばあちゃんが大好き。

(スマホが壊れかけているのをきっかけに)
脱デジタルへ導かれる最近。

「だけの」ものを必要なだけ選びたい気分。

小さくて持ち歩きやすくて、防災にも役立つ目覚まし時計に、
言葉を文章を、ふとしたときに残すメモ書き。

必要だったのは、自分のための文章だとわかった。

自分を満たすための言葉であり、文章なのだった。

憧れ。
眩しすぎて、目を背けてしまう。いつも。そうして平和に暮らして、しばらく経つとまた不意に出会ってしまうときがくる。

手はまた動き始める。滲み出てくる惨めさに耐え 続けることはとても難しい。だけど、きっと、それをわたしは願ってる。わたしはそんなわたしを見たいと願ってる。

同居してる友達と、薪ストーブの話した夜。ガス代高いよねという話から、冬は焚き火!という臨場感に。森で薪を拾ってきてさ。薪ストーブって高いのかな?とかって。こうして話すだけでもう、幸せすぎる毎日。
今度、薪ストーブ持ってる友に話聞いてみよう。

わたしは妖精。風のようにふわふわと飛び回り、ときに火のように燃え上がる。わたしは弱く、不安定だった。
だけども今、同じ未来にわくわくして、いろんな強さを持った多くの仲間が、恵みのように訪れて、助け合え始めた。
雪だるまが加速する。

【屋久島移住第何章だっけ】家と同じくらい、渇望するもの

【屋久島移住第何章だっけ】家と同じくらい、渇望するもの

屋久島に友達がいないわけではない。
だけれども、どうにも虚しい時間がある。

それは例えば、友達同士のごはん会などの集まりで、ふとひとりぼっちになるとき。

また例えば、居候させてもらっている友達が、よく誰かしらのもとに遊びに行っているとき。

わたし、比較してる。

「友達の数」「友達との関係性の深さ」は比較級、ここ大事。

いや、比較なんてできないものかもしれないね。本当のところなんて、誰にも

もっとみる

【屋久島移住第三章】家探し再開

2023年4月18日(火)。

”人生山あり谷あり”、なんていうけれど…

屋久島にいると、山と谷のスパンが早すぎて、乗り物酔いしそう。

乗り物酔いといえば、実家で使われなくなった車をいただいて帰ってきてから、ちょうど20日ほど経ち、こんなわたしでも運転に慣れて、屋久島の行きたい場所に自由に行けるようになった。

車というのは、なければないで、ヒッチハイクをしてみたり、知り合いの人々が気にかけて

もっとみる
【屋久島移住第二章】神秘の島で、初めましてのおばあちゃんとの日々始まる。

【屋久島移住第二章】神秘の島で、初めましてのおばあちゃんとの日々始まる。

相変わらず、心は落ち着かない屋久島LIFE!毎日事件。明日のことなんてわからない、まじで。

どこまで書いたかわからないけど(たぶん、最初の家と仕事がなくなったところかな?)、ひとまず今は、屋久島に来てから3つめの家に住んでる。最初の家を出て、ひとまず泊めてくれる友人夫婦にお世話になりながら、家を探した。

父、母、車(ヴィッツちゃん)を連れて鹿児島から屋久島へのフェリーで出会ったおじちゃんとの不

もっとみる

すなおでいられる場所がいい

屋久島に移住すると決めて、それは同時に、パートナーと距離が離れるんじゃなく、お互いがより「自分」に近づくことで、距離がずっと近くなるし、関係性はずっと良好になると、わかった。
本当にそうなった。ずっとずっと変わらずもっと大好きに、ずっとずっとつながりを感じられているなぁ。

屋久島移住日記③

屋久島移住日記③

2月16日(木)

屋久島2日目の朝。その日が来るのは早かった。朝日に向かって干した”室内の”洗濯物の乾きを確認していると、なんとタオルに大きな虫さんがひっついていた。「ひいぃ!」びっくりしたにしては明確な声が出てきて、そののち思わずまた笑ってしまった。「そう来るか〜さすが屋久島、話が早い」

——————

きのう郵便局で聞いたところによると、この地では朝10時までにポストに投函すると、関東へは

もっとみる
屋久島移住日記②

屋久島移住日記②

屋久島に来て、感情の嵐が渦巻いてる。懐かしい。思い出す。まるで、千と千尋の神隠しのラストに千尋が自分の名前を思い出したような感覚で。わたしはずっとこうだった!そして、自分の力で収めて丸めて一生懸命何もなかったことにしようとしてきたこと。

バス停でモッチョム岳を見たら、今度は笑ってた。

屋久島移住日記①

屋久島移住日記①

屋久島に行く。
決めたことは、アートな生き方をすること。
それは、この瞬間を感じ自分を素直に表現して生きること。これまでも大切にしたかったことであるこの覚悟も、螺旋のように深く根を張っていくのを感じる。

_____________

2023年2月14日
さくらという宿のベッドで目を覚ました。きのうの夜の、友人と雨の中スカイツリーの街を歩く遊びのおかげで、熟睡。朝、スマホを開くと「5年前の写真」

もっとみる
2023年の始まりと、2人の魔女

2023年の始まりと、2人の魔女

2023年1月20日金曜日。
家から持ってきた大好きなおかか醤油と、山椒じゃこ海苔入り玄米おむすびと、昨晩のおかずの残りを詰めて、りんごを切ったお弁当。これさえあれば、がんばれば1日持つし、何よりそこらのごはん屋さんに入るよりずっとごきげんごはんだ。最近はおむすびにはもっぱら神迎えの塩、縁起の良さも感じつつ純粋に美味しい。

おむすび作りすぎた。食べきれずに、時間が近づき美容院に向かう。小田原の美

もっとみる