第23話『竜の騎士』

前回の続きより、お買い物中のダイ達がいるベンガーナにヒドラとドラゴン5匹が襲ってきました。

ドラゴン5匹に対し、ポップはマトリフ直伝の大呪文ベタン（重力系呪文）を使います。

大呪文だけあり魔法力は空っぽになってしまいましたがドラゴンを全滅

させたかと思いきや2匹生きていました。

魔法力が空のポップは逃げるしかありません。

一方ダイの戦況は・・・

ドラゴン系の皮膚は鋼鉄並み

ヒドラの顔面に大地斬で斬りかかりますが剣が折れてしまいました。

ダイは弱い呪文しか使えず効果的なダメージを与えられません。

ヒドラの首に巻き付かれて絶対絶命のピンチに。

ポップが仕止め損なったドラゴン達が街に戻って来たため状況は更に悪化。

一緒にいたレオナ姫もピンチに陥った時です

ダイの額に竜の紋章が浮かび上がりました。

締め付けていた首を粉々に砕き、パンチやキックで応戦。

商人が逃げる際に落としたドラゴンキラーを拾い、装着

ヒドラの皮膚を斬り裂きライデイン（電撃系呪文）で黒こげにして倒しました。

ドラゴン2匹もダイが殴り、ぶん投げ、イオラ（爆裂系呪文）で倒しました。

ドラゴン達並みに街を破壊した・・・

ではなく、街を守ったダイ達に対し、人々は感謝の気持ちを表すより「怖い」と恐怖を示しました。

困惑するダイに対しどこからともなく声がします

「君が人間じゃないからさ。君があまりに人間離れした戦いぶりを見てみんなビビっちゃったのさ」

ダイはデパートの壁めがけてドラゴンキラーを投げつけました。

姿を消したまま様子を見ていたキルバーンが壁から現れました。

胸にドラゴンキラーが刺さりましたが無傷。

ダイの正体を見極めるためにドラゴン達を差し向けたこと、近い将来超竜軍団長が現れることを伝えると消えていきました。
残されたドラゴンキラーはなぜか灰になりました。

ダイは自分の正体について悩みました。

レオナは占い師のナバラがダイの紋章を見てドラゴンの騎士と呼んでいたことを思い出しました。

ナバラはテラン王国の伝説に記されたドラゴンの騎士に相違ないと話します。

ダイ達はベンガーナの北にある神秘の国と呼ばれるテランに向けて出発しました。

テランは国王により武器や道具の開発を禁止され衰退。

国民は50人程。自然に囲まれており、竜の神をたたえる国とされています。

言い伝えでは、ドラゴンの紋章を持つ者は人かどうかはわからず、神の使いとされ、伝説によればドラゴンの騎士様はすさまじい力を誇り、あらゆる呪文を使いこなし天と地と海をも味方に変え、全てを滅ぼす者

救世主か破壊者かはわからないが、湖の底には竜の神の魂が眠る場所として神殿があり、ドラゴンの騎士に関係があるなら立ち入ることができ、何かの手がかりを得られるかも知れないと教わりました。

ダイはデルムリン島でモンスターに囲まれて育ちました。
モンスターはダイがモンスターでなくても仲間外れにはしません。しかし、人間は人間ではないと仲良くしてくれない。
ポップやレオナに嫌われたくないからと言い一人で神殿に向かいました。

ポップはその場に座り込み涙を見せ
「くだらないことを気にしやがって！俺とお前は友達じゃねえか！仲間じゃねえか！」
「たとえお前の正体がモンスターだってかまわねえ。そんなの関係ねえよ」
と地面を叩きながら言いました。

感動するシーンではありますが、ダイは水中のため聞こえませんね😅

🏛湖の底にある神殿に入れたダイ

神殿の奥にある扉を開くと神殿を司る竜水晶が話しかけてきました。

なんじは何者だ？

ダイはそれは俺の方が聞きたいことだ。俺はドラゴンの騎士なのかと返します。

水晶はなんじはまぎれもないドラゴンの騎士だ

この神殿にはドラゴンの騎士以外は立ち入ることができないため、この場所にいることが何よりの証拠。

ドラゴンの騎士は人間でもモンスターでもなく、遥か太古に竜の神、魔族の神、人間の神によって生み出された究極の生物である。

ダイと竜水晶が話しているところに超竜軍団長バランが現れました。

竜水晶は同じ時代に2人のドラゴンの騎士が現れることなどありえないと言います。

感の良い方は2人の関係がわかりましたね。

バランはダイを倒しに来たのではなく、共に人間どもの世界を滅ぼすための仲間にするために来ました。

うーむ。ダイの出生の秘密もさることながら、次回も楽しみですね。

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