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会社員。本屋さん、活字が好き。 読書、旅、海外、お菓子作り、パン、ピンク、シンプル。

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最近の記事

HappyWedding

結婚式。 キラキラしたものを想像してたし、夢物語のときはインスタを眺めてはいいな〜って思ってた。けど。 実際は全然そんなことない!! 働いてるだけでしんどいのに、そこに入籍、引っ越し、部屋の片付け、家事、式の準備。 2人暮らし、幸せは幸せなのだけれど、どこにキラキラする時間が??? 友達が送ってきてくれるお祝いはもちろん嬉しいけど、お返しのプレッシャーに追われて少し疲れる。 式のものを手作りすればお金を抑えられると分かっていても、なかなか調べることに手がつかない。 インス

    • 30歳の8月31日

      8月31日だ、と、エレベーターの日付を見て気が付いた。 明日から9月か。はやいな。 働き出して8年目、年々日が過ぎるのがはやくなってる気がする。 小学校の6年は長かったな。 小学校はあんまりいい思い出がなくて。 ただ、両親は私が小学校が嫌だなんて当時は全然気が付いてなかったと思う(大人になってから話したこともないけれど)。 キッカケは多分些細なことだったと思う。当時サッカーをしてた人気の男の子が、私のことを気に入ってくれてるとかそんな感じ。 それを、目立つ系の女の子が気に

      • 思い込み禁止。

        スマホを落とした。 車をポールにぶつけた。 持っていくべき書類を忘れた。 AppleIDのロックがかかった。 散々な1週間だった!!! 周りの人にも散々迷惑をかけた。 会社って、よくも悪くも一人で成り立ってない・・ 友達との約束も予定を狂わせてしまった。心配もかけて。 嫌なことが続くと、「だから私ってだめなんだ。」と思いがちになる。過去のよくなかったことが頭に浮かんできて、今の自分に追い打ちをかける。 これから気をつけよう。どうすればいいかな・・と凹んだ矢先

        • 楽しい連休

          この連休は友達が我が家に遊びに来た。 食べるか分からないけどと言って、手土産の甘いものとは別にみかんを持ってきてくれた。もらったからおすそ分けと言って、ちょっとお高めのドリップバッグのコーヒーも。 次の日違う友達は、一緒に食べようと思って〜と言ってホールのアップルパイを持ってきてくれた。余ったら冷凍しといたらいいよって。 一人暮らしを始めて、一人じゃ買わないなあってものがちょくちょくある。 そういうのを考えてこうやって持ってきてくれるの、ほんまに愛やなあって。 私は

        HappyWedding

          粛々と日常を過ごす

          やっと。 やっとこうやってPCに向き合う時間がもてた。 勢いで決意してから動き出した11月半ばから12月。 少しずつ自分を立て直していった。 いや、立て直していった、というより、繰り返す毎日を過ごすうちに立て直っていった、というのに近いかもしれない。 それくらい、毎日を粛々と過ごしている。 朝起きてカーテンを開けてラジオを流す。お弁当を作り、少し多めの朝ごはんを食べて、スーツを身にまとい出勤。余裕をもって起きているはずなのに、いつもギリギリになって駅まで駆け足にな

          粛々と日常を過ごす

          美容院で泣きそうになった話

          美容院へ行った。 「ちょっといろいろあって。気分変えたいんですけど、どういうふうにしたらいいですかね?せっかく綺麗に伸ばしてもらってきたし、バッサリ切ることはしたくなくて・・」と話す私。 「うーん、これからどういう風に見られたい?」と美容師さん。 てっきり、「何があったんですか?」って聞かれるかと思った。 聞かれなくてほっとした。 ああ、聞かれたくなかったんだ私って気が付いた。 しんどいことがあったとき、1人ではどうしようもなく処理できないとき、誰かに聞いてもらいたいと

          美容院で泣きそうになった話

          どん底でも可笑しいと思えた話

          「自分の人生に予定をたてた覚えはないのだが、予定外だ、と思うことはしばしばあって、可笑しいと思う。予定がないのに、予定外はあるのだ。」 江國香織さんの「泣く大人」の最初の文章。 この週末、結構などん底にはまっていた私が思い出したのが、この文章だった。 これを思い出して、やっと少し笑えた気がした。 その通りだと思った。可笑しくなった。 江國さん、素敵な文章を世に送り出してくれてありがとうございます(このエッセイの続きは決して暗い内容ではない)。 「いちばん大事なこと

          どん底でも可笑しいと思えた話

          「前髪カット1,000円」

          私は美容院が苦手だった。過去形なのは、今では少し好きになったと言えるから。 私にとって美容院は、行かなくちゃいけないけどちょっと緊張する、そんなところだった。キラキラの最たるところのような気がして。 だから私は、前髪が伸びるといつも自分で適当に切っていた。家庭用のカットバサミでざくざくと。 ただ面倒くさがりな私は、自分で切るのもまあまあ面倒で。あるとき、前髪の長さが我慢できなくって、切りたいなあと思ってたところに「前髪カット1,000円」の看板が目にとまった。もう切って

          「前髪カット1,000円」

          仲がいいって

          夜、LINEの返信をしたら友達から電話がかかってきた。 電話がかかってくることはあんまりないから、びっくりして聞いた。「どうしたん?」と。そしたら、「大したことじゃないけどちょっと面倒なことがあったから聞いて欲しくて。」と。 なんかうれしかった。 ここまで生きてきた今だからわかる。 私は、女友達を欲していたのだと。 昔から、女子のグループちっくなところが苦手だった。だから、本当に仲がいい、自分が素直になれる女友達を見つけることは、私には結構難易度が高かった。 自分

          仲がいいって

          親しき仲にも礼儀あり、の礼儀は、思いやり

          少し前、高校時代の友達とごはんに行ったとき、ちょっと嫌なことがあった(あとから考えると、ちょっとではなくかなりだったけど)。 そのとき私は、友達の言ったことに対して、え?ってなったけど、悪気はないのが分かっていたから、私のこと仲良いと思ってるからやろうなあって思った。 友達は多分、なにも気がついていない。 なにしろ今彼女は幸せのど真ん中。 彼女の話を聞いて、いろいろと思ってしまう自分はなんて心が狭いんだろうと思った。 なんとなくもやもやしたまま、その日は別れた。

          親しき仲にも礼儀あり、の礼儀は、思いやり

          新しいスーツを身にまとい

          ボーナスを受け取った私がまず最初に買ったもの、それは夏用のスーツ。 仕事で毎日スーツを着る私、今着てるスーツがだんだんくたってきているのが見過ごせず、メジャーなスーツセレクト店へ。 いくつか気に入ったものを選び、試着。これを繰り返して、最終的に3点のスーツ上下と3枚のカットソーを購入。 中国人であろうかわいい女性店員さんのアドバイスもあり、気に入ったものに出逢えた。 自分にとって決して安い買い物ではなかったけれど、気持ちは晴れやかだった。 そして数日後。 ある

          新しいスーツを身にまとい

          SHISHAMO

          心がざわざわしている。 なんだかいろいろと思うことがあってモヤモヤ。 どうしたらいいんやろう。 こんな感じでも、仕事ができないほどじゃないし、ごはんが喉を通らないわけじゃない。 仕事はするし、お腹も減る。 元来の生真面目さが、こういうときに限ってはいやになる。 そんなときラジオから流れてきた曲。 !ってなった。 私のための曲かと思った。 SHISHAMOの「私の夜明け」。 車の中でひとり、なんだか泣きそうになった。いや、最後の方はちょっと泣いてた。

          SHISHAMO

          そんな必死にならないで

          ああ、また・・ 最近の朝の時間は、大嫌いなシーンがある。 私の最寄駅は地下鉄の一番端で、いわゆる発着駅なのだけど。 最近、もうびっくりするくらい座れない。 もともと電車が到着する前から待ってる人がいっぱいいる。 新学期?新生活?4月から、前に比べてより人が増えたように思う。 ただ。私の座れなさはひどい。 たまに、がんばって早く行ってみたりするんだけど、待ってるのが列の一番前じゃなくて途中だったら、もう座れない。 あのドアが開いた瞬間の、並んでた人がばーーーっと中に入って行

          そんな必死にならないで

          一人旅に思う

          20代のうちに一人旅をしよう 深い意味や強い思いがあったわけではない。ただなんとなく、そう思ってた。気付けばタイムリミットが近づいて来ていて、思い立って旅に出た(急すぎて家族に不審がられた)。 初めての一人旅=海外のイメージだったけど、思い立ったのが急過ぎて、いろいろ考えるのが面倒になって、関西の西の方へ。場所は、昔買った一人旅特集の雑誌の中から適当に決めた。 電車で2時間半、日帰りでも行けるやん・・と思いながら、いやいや1人で泊まることが大事なんだと自分に言い聞かせて、

          一人旅に思う

          1人ひとりの物語

          今ある習い事をしている。通い始めて2年。明日でいったん一区切りを迎えるのだけど、この教室で出会ったお姉さま方が素敵で大好きなので、綴っておこうと思った。 同じ教室には最初私を含めて5人いたのだけど、旦那さんの転勤だったり仕事の忙しさだったりで、最終的には私と高校生の娘さんがいる方の2人になった。 最初は、年の離れたクラスメートに少し緊張していたけど、だんだんいろんなことを話すようになって。大学生のお子さんのいる先生と3人で、教室の時間中いろんな話をするようになった。 ク

          1人ひとりの物語

          就活生だった私

          7年前の今日、私はセミナー会場で某大手金融機関の説明会を聞いていた。 3月11日。いわゆる、「就活」真っ只中だった私。髪を黒に染め、リクルートスーツに身を包み、四角いバッグを持って、少し低めの黒いパンプスを履いていた。THE 就活生。 説明会の終わりに司会の人が東北で震災が起きたことを告げ、会場を出て地上に出ると、なんとなく街の様子がざわついていたのを覚えている。街ゆく人は携帯を手に電話をしたり画面を見つめていて、そんな中当時まだスマホではなくガラケーだった私の携帯には、

          就活生だった私