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【意思決定】day55_2024/3/11

今日は『意思決定』について
人はみな、『意思決定』の積み重ねて過ごしている。
日常の小さな『意思決定』から、人生の岐路での大きな意思決定まで。
そんな『意思決定』について。


意思決定について

人生は意思決定の連続である。進学・就職・恋愛、結婚・住居・転職…大きなイベントとしての意志決定もあれば、今日何を食べる・どこに行く・誰と会う・何を話す…些細にことの大半は何らかの決定のもとに成り立っている。人間の行動の大半は、意思決定しているつもりでも無意識のうちという提言もあるので、すべての事柄に意識的な意思決定を活用できるわけではない。ただ、人生に大きな影響を与える事象に関しては、最善な意思決定を行いたいと誰もが思うはずである。
では、よりより意思決定には何が必要か。

1.意思決定の目的・目標の確認

まず第一に、そもそも意思決定する必要がある事柄は、なぜ意思決定が必要なのかを再確認するべきなのである。何かをきめるということは、目指すべき目的地(ゴール)に対して、①どの道をたどるか(ルート)②どういった歩み方をするか(ツール)を決めることに等しい。

①どの道をたどるか②どういった歩み方をするかは、どこに向かうかで大きく異なる。なので、自分は何のために意思決定をしようとしているのかという目的地(ゴール)を明確にする必要がある。

…海を目指すのか、山を目指すのか、どこを目指すのかによって辿るべき道は異なり、使う手段も変わってくる。そこを見誤らないため、目的・目標の確認は最初に取り組むべき事柄である。

2.選択肢の洗い出し

次に、①どの道をたどるか(ルート)②どういった歩み方をするか(ツール)という選択肢を一旦すべて洗い出す。

この動作は、・最善の意思決定をするため・後悔や他責思考をなくし、意思決定後の実行に集中するために必要である。
いくつかの比較検討を冷静に行って決断した場合の方が、よい選択をできる可能性が高まる。(一度比較検討という過程を取ることにより、より冷静に判断ができる可能性も高まるから)
また、比較検討したうえで決定した場合であれば、あとからこういう選択肢もあったのか…という後悔をなくすことにもつながるし、自分で考えて出した決断だという納得感も高まるため、行動に移行した後の余計な懸念を生まない。

そのために重要な動作であると考えている。選択肢を増やす際は、様々な情報リソースを活用したり、知見や経験のある人に自分が考えている以外の選択肢はないか聞いてみるのもおすすめだ。

3.選択肢の評価

ここからは、スキルが求められる手順だが…テーブルに上がった選択肢を評価する段階を挟む。
いくつかある選択肢をランダムに決めてはいけない…(意図的にランダム等方法を取ることも場合によってはありだと個人的には思うが)
自分の目的・目標に対して、各選択肢はどういった可能性やリスクがあるのか、一度整理する必要がある。
例えとしては、実現可能性、目標達成確度、コストがあげられるが、どういった評価を行うかは、その時々で異なる。
ここは、経験や知識も求められる段階なので、知識を身に着けたり、意思決定を経験したり、経験者に比較軸の例を提示してもらい、スキルも身に着けられるとベストかと。

4.選択肢の決定(意思決定)

ここまで整理ができたら、あとは意思決定をするのみである。
各選択肢の評価に基づき意思決定を行う。
ここで注意しないといけないのは2点。

1点目は、正解はないということ。
未来のことは誰にも分からない。重要な事柄であるほど、将来に中長期的に関わることだと思われる。
そういったことほど、正解がない世界だ。
なので、正解はないという前提の上、最後は「決める」という動作が求められるということをよく理解しておくべきである。

2点目は、現段階で評価がいい選択肢が意思決定として最善とは限らないということである。
選択肢を比較した際に、恐らく点数をつけることになる。
目で見える範囲では、評価が高いものがいい選択肢であるといえる。
ただ、リスクやコストが過剰であり、合理性がないとしても、それをあえて選ぶことも意思決定なのである。

選択肢の評価というプロセスが重要なのは、マイナスの要因も含めて洗い出したうえで、意思決定を行えるようにするためである。
リスクがあっても、どこかで大きなリターンを得ることにかけるということも、意思決定の一つである。覚悟という名のもとにではあるが…。

合理的で安全な選択肢を取ることが意思決定なのではなく、あらゆる可能性を踏まえて、自身の心や信念に基づいて、本当に目指すゴールにつながるように何らかの決断をすることが「意思決定」なのである。

これらを頭に入れて意思決定を行うと、うまくいくという保証はないが、少なくとも後悔や迷いが生じる可能性は極力減らすことができると考えている。

それに、自分で決めた選択肢であれば、それが最善でなくとも
最善の選択であったようにしようと、前向きな行動につながりやすいとも思う。
誰かに決められた選択肢や適当に決めた選択肢だと、
その後の行動や結果に対して、
どうしても他責や適当になってしまうと思う。

安全を取るのか、リスクはあっても可能性を取るのか…
それは個々人の価値観に沿ってしっかり判断次第だが。

5.「意思決定をしない」という「意思決定」があること

最後に、実はこれが一番大切かもしれないこと。
意思決定をする際の意思決定者や環境を考慮することである。
1~4のステップをどれほど適切に行っても、意思決定者が正常な状態でないと、すべての軸が成立しない可能性がある。
なので、「意思決定をしない」という意思決定もあるということを忘れぬように。

もちろん、永遠にというわけではなく、一時的にということでも構わない。調子が悪いとか、精神的に異常があるとか…
そういった状態の意思決定は大きな問題をはらむ可能性が非常に高い。

そういう時は、一旦時間を置くことや、意思決定を行わないという意思決定も必要である。
もちろん時間軸を考慮する必要はある。

ただ、必ずしも即座に意思決定をすることばかりが正解ではない。ここからここまでは決めて、残りはいついつまでに決める。
であったり、今は何も決めずに、いついつにすべてを決める。
というように時間を味方につける。これも、一つの「意思決定」なのである。
そういった選択肢があるということは、ひとつ必ず頭に入れておきたいところかと。

今の私は、アキレス腱を断裂して、先の見通しが効きづらく、
短期間での変化が大きい。
こういったときは、大きな意思決定をせず、
ぐっと辛抱することも大事なのだろうと…
そう思っている。


日進月歩

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