藍
protea.
apricot.
Rhodanthe.
a queen of the night.
snowdrop.
精神病棟が見える あの白い建物は 幽霊が 住んでいる 数えきれないほどの量 分厚い本は 殴るためにあった ガラスの破片から 流れる血 誰のか 分からない 薬の居場所を…
徒党を組み 安心してる 過ちを 認めない 最終的には 黙らない 逃げ場はない 中身のない 音波は まるで 体をなしているようだけど 重い月は 紙のような 軽さで 吹き…
愛していた人が 去ったのは 変わってしまったから 旅に出よう おおらかな心で 優しい気持ちで あなたは言った 欠落した日常を 現実的に話すの 例え 外が 敵意に満ち…
核心 は、まだつかない 解釈 もまた人間模様 戯言が生みだす 限界集落 初めから 何も愛して等ないのよ 少女は 口を開けて 水を 求めた ただ 苦しみというものは 希釈…
予定通りに 事は進んだ あっけなくて 思わず笑ったんだ 抉りだしてあげようか あなたの言うように 刺刺しく 晒して見せようか この隅っこの海の 腐り落ちた空気の塊を…
君がしたいことは 僕という存在を否定すること 問題なんてないなんて 日々をうやむやにすること 僕の言葉を 聞く気もないんだろう よくあることだって 寝れば 時間が解…
ズルい顔をした 大人の武器は そう いなすこと 勝ち誇った面で 論破、 してると思ってる 愚かな姿 直視出来る? 目を逸らしてる 自分のことから 他人のスキをついて 確立…
賢い君なら分かるはず 全知全能の君なら知ってる まずいコーラを残してる 眠ったままの理由を 傷ついた君なら分かるはず 全知全能の脳みそが 腐った人間を 正してやる 女…
くだらない、と吐き捨てるほど陳腐 僕らの生活はダサいくらいが丁度良かった 誰も聞いていないようなラジオ 説教臭い声で 目覚めの悪い朝 もっと焚き付けてよ 今しか見れ…
花が落ちる 影の向こう 黒いタールに 淡と短 際限なく 滲んで 戻れない 指の先から 蝕んでいく 奪われた熱が 排気を吸って 膨らむように 霞む視界に 羽ばたく鳥も…
夏の丘 青く光る草原 風にうねる麦 地平線に浮かぶのは雲、溜息の群れ 熱が射す痛みが 連れ出す罰と傷 かさぶただらけの足で 踏みしめた 荷物は少なくていいよ 白いT…
記憶の森 奥深くに 彷徨うのは 小さな影 許せないことが 心を苦しめる モノクロの世界 溺れている ’’いつか’’そんな風に 嘯いていた 夢を見る前に 瞳を閉じた 叶…
時間が水滴になって 落ちれば 手のひらに 涙の結晶 指先でつまんで 光に当てれば 角と角で 虹になった 私は 変わったようで 私は 変わらないようで 次は何を探そう…
だんだん形を変えても 手から奪われ、切り裂かれても 季節がめぐる旅は 愛情という病に 変化 とめどない乱闘に さよならしてさ ひとりきりで 冒険しようか このままで 終…
部屋の隅 枯れない花を、影の奥に置いて お下がりの古いギターを弾く 壊れたような音に 安心する 泡の様に消えていく 存在、顔、生活の中で ただ 羊みたいに 空を旅し…
深夜のコンビニ 梅雨の夜風 優しい街灯 濡れて輝く路面 昼間はまるで 知らないふりしている この街も 今だけは たった1人のものみたいに 静かに眠っている 鮮やかな風 切…
2020年8月25日 09:20
精神病棟が見えるあの白い建物は幽霊が 住んでいる数えきれないほどの量分厚い本は 殴るためにあったガラスの破片から 流れる血誰のか 分からない薬の居場所を デイジーが嗅ぎ廻るあの子は火に油注ぐ性格ねカルテを盗んで見たの負けるってこと 知らないのよいつでも なんでも 反応して自滅する 粘着して 付きまとうあんたはそうならないことね家に帰るの?それがいいよ
2020年8月25日 09:05
徒党を組み 安心してる過ちを 認めない最終的には 黙らない逃げ場はない中身のない 音波はまるで 体をなしているようだけど重い月は 紙のような軽さで 吹き飛ぶほど爪が甘い最後の忠告無視していつまでって言うのは愚かな質問正義とか 曖昧な表現を好む落ち着かない気分で天に昇ったらどう想像上の天国に 届かないうちに地面に 叩きつけられるのは一体 どんな景色なんだろう
2020年8月25日 01:16
愛していた人が 去ったのは変わってしまったから旅に出ようおおらかな心で優しい気持ちであなたは言った欠落した日常を 現実的に話すの例え 外が 敵意に満ち溢れていても天真爛漫に生きていけるほどあなたは 強いのかしら問いかけは スプーンに映る事物のように伸縮を 繰り返して謎かけは また 捻じ曲げられて脳内に 辿りつくころには君の幻想になって奪われた 言葉たちが 泣
2020年8月25日 00:52
核心は、まだつかない解釈もまた人間模様戯言が生みだす限界集落初めから 何も愛して等ないのよ少女は 口を開けて水を 求めたただ 苦しみというものは希釈など出来るはずもない音 と 音 を繋げるだけならきっと 誰にでも 出来るけれどそこに 意味は あるのかな意味を得る 話だけど架空の世界に踊る 空と 空きっと 求めているものが 違いすぎる夜は摩擦が 突風になっ
2020年8月25日 00:37
予定通りに 事は進んだあっけなくて 思わず笑ったんだ抉りだしてあげようか あなたの言うように刺刺しく晒して見せようか この隅っこの海の腐り落ちた空気の塊を触れたところがどんなものだったのか触れてはいけないところまで触れたのか天国の話は 聞き飽きたね境界線を 引っ掻いて凸凹になった 煙に巻かれてくだらないと また笑うんでしょう路地裏から 臭う 臭うのはあなた
2020年8月21日 10:24
君がしたいことは僕という存在を否定すること問題なんてないなんて日々をうやむやにすること僕の言葉を 聞く気もないんだろうよくあることだって寝れば 時間が解決するだなんて何も君は分からないんだねそうだよ 問題だよ君が本質を捉えていないことが魚のように 逃げる姿は僕が幼き頃 なりたくなかった大人に似てる問題を交わしてく理解も無理解もしないくせに上澄みだけ掬うのは君自身
2020年8月21日 10:16
ズルい顔をした大人の武器はそう いなすこと勝ち誇った面で論破、してると思ってる愚かな姿直視出来る?目を逸らしてる自分のことから他人のスキをついて確立するのは大人という言葉の盾まともなふりして誰かを征服したいそんな浅ましさ子供が壊した夫が壊したあいつが言ったお前が言った快感衝動で正当化する正義の矛破壊していく自分の国になるまで
2020年8月20日 14:18
賢い君なら分かるはず全知全能の君なら知ってるまずいコーラを残してる眠ったままの理由を傷ついた君なら分かるはず全知全能の脳みそが腐った人間を 正してやる女子大生のカフェでの会話「私もう駄目かもしれない」イエス、諦めるのはまだ早いんじゃない「うずくまってばかりじゃ、君を救えない」ノー、立ち上がる気力もないのよ希望の光は 失われた世界は案外救いがなかった賢い唇が誰
2020年8月20日 14:09
くだらない、と吐き捨てるほど陳腐僕らの生活はダサいくらいが丁度良かった誰も聞いていないようなラジオ説教臭い声で 目覚めの悪い朝もっと焚き付けてよ今しか見れなくなるくらいに誘惑の炎揺れる君のスカート苛々するんだ こんな狭い部屋じゃもっと心地よく 夢を見たいもんだいつか目が覚めると分かっていても嘘だよ本当の心なんて どこにもないんじゃない?ねぇもっと遠くから呼んでよ
2020年8月19日 10:34
花が落ちる 影の向こう黒いタールに 淡と短際限なく 滲んで戻れない指の先から 蝕んでいく奪われた熱が 排気を吸って膨らむように霞む視界に 羽ばたく鳥も見えない君が言った君が言った君が言った君が言った僕が言った抜け落ちた味のないガム君が塗った君が裂いた君が憎んだ水の入っていない花瓶が割れるサイレンが 響き渡ったって逃げることなんてしないで正義なんて曖昧
2020年8月9日 17:27
夏の丘 青く光る草原風にうねる麦 地平線に浮かぶのは雲、溜息の群れ熱が射す痛みが 連れ出す罰と傷かさぶただらけの足で踏みしめた荷物は少なくていいよ白いTシャツ 紺のジーンズ旅をするような身軽さで大切なものは 愛と同じ重さになってく抱えるだけを 胸にしまって過ぎ去った嵐に 未だに怯えているフラッシュ・バックに 目が眩む失ってから 旅は始まる物語の続きを めくるのは誰
2020年8月6日 13:42
記憶の森 奥深くに彷徨うのは 小さな影許せないことが 心を苦しめるモノクロの世界 溺れている’’いつか’’そんな風に嘯いていた夢を見る前に瞳を閉じた叶うはずない子供時代に閉ざしたはずなのに扉を 今 開いてしまう知らない誰かの声頭の中 ノイズで傷だらけ耳を塞いだって無理やり 見せてぬかるんだ道を獣になって 子供になって駆けていく 風も切り裂いて森を抜けるま
2020年8月5日 13:00
時間が水滴になって 落ちれば手のひらに 涙の結晶指先でつまんで 光に当てれば角と角で 虹になった私は 変わったようで私は 変わらないようで次は何を探そうそれは 楽しいことそして 怖いこと紡いで来た過去は時間が経つほどに 複雑な糸になってぎこちなくなってしまう瞬きする度に景色は 春夏秋冬答えを 見つけなくてもいい今は意味を 見出さなくてもいい物語振り返る度
2020年6月24日 19:36
だんだん形を変えても手から奪われ、切り裂かれても季節がめぐる旅は愛情という病に 変化とめどない乱闘にさよならしてさひとりきりで 冒険しようかこのままで 終わりたくないって少し 思ったのさちょっとくらい我が儘になってもいきていたいと願うことさえ 奪われても誤解の末 他人にナイフで刺されようとこれは、僕だけのものなんだから僕の死は 僕だけに与えられたものだから隠
2020年6月16日 00:50
部屋の隅 枯れない花を、影の奥に置いてお下がりの古いギターを弾く壊れたような音に 安心する泡の様に消えていく存在、顔、生活の中でただ 羊みたいに 空を旅してみたいと思う短く切った襟足みたいに、小さなことが背中をゆっくり押すのくだらない全てが、愛しいと思うときに幸せだと思って、空っぽの自分が 笑われるときどこまでも 透明になっていきそうだったよきっと 信じられないくらいに
2020年6月14日 02:07
深夜のコンビニ梅雨の夜風優しい街灯濡れて輝く路面昼間はまるで知らないふりしているこの街も今だけはたった1人のものみたいに静かに眠っている鮮やかな風切なくなる夏の匂い若さに伴う焦り一瞬の雫の煌めき永遠に求めている手に入らないうちに失うことを恐れるくらいに奪われない場所を誰にも見せないでいたいのにふとした瞬間に全部ほどけそうだった弱さや柔さや暖かさが懐かし