ぽんた

日々子どもたちとの関わりの中で学んだこと。自分の中の子どもと、離れてしまった地元、この…

ぽんた

日々子どもたちとの関わりの中で学んだこと。自分の中の子どもと、離れてしまった地元、この二つを探してます。 こどもの居場所、こども食堂を運営しています。今後は多世代の居場所へと深化できれば。趣味は学校に行かない子たちに遊んでもらうこと。 青年海外協力隊でマダガスカルに行ってました。

マガジン

  • ステップバイステップ

    見習い父さんのステップバイステップな家族の日記。 中学生男子、春に登場の双子の姫たちと40歳親デビューの私とガー子のオモシロ話

最近の記事

コンビニで見たことは豊かな多様性の実現なのか???

朝コンビニで買い物。レジ待ち並び。 客とコミュニケーション取りながら気持ち良い接客されてる店員さんがいるなーと眺めていた。 その店員さんやりとりをしていたオジサンの胸には缶バッジ。「私は耳が聴こえにくいです」と書かれている。 なるほど、だから聴こえるように接客してくれていたのかなー、朝からなんかいいなー。 私の番。  気持ちいい接客店員さんの所へ。 名札の下に赤いマークを付けてる! ヘルプマーク 赤いヘルプマークを名札の下に下げてる。 しかもその下に手書きで説明付き。

    • 小難しいことを小脇に抱えてコラボを待つ

      今は対応できるかわからない小難しい案件や相談がやってきた時に、 それをシャットアウトするのではなく、 うーむ、どうしようかなーと“それ”を抱えながら考えると、 そのうちに活路が見出せてくるかもしれない! それが、繋がる、共同体、共に生きる、ってことだと思います。 業務や職務の根底に私はどうするかがあって、その私の部分が、小難しい案件を小脇に抱えてくれるかもしれない。 オンとオフを分ける? それはそう。でも、私が従事する『共に暮らそうお節介界隈』では、 そんな線引きはない。

      • 地域のお節介屋になる

        地域のお節介屋になる!!そう考えました。 私はなぜ縁もゆかりもない沖縄市コザで子ども食堂を仕事にしているのか。 寝ても覚めても沖縄市のこどもたちのことを考えているのか。 考えた結果。お節介屋がわたしの適職だと思いました! コザのお節介屋、コザのお節介センターとしてのみんなのももやま子ども食堂にします(まだ深夜の妄想段階で他のメンバーに言ってないのですが)。 今後は地域の人に対してお節介する旗を掲げます。 これまではこども達にお節介をして、その対価を行政の補助や民間の助

        • 玉城にあるみんなのいえを見てきました

          https://www.instagram.com/okinawabridgebuilders?igsh=MW5ld3lxb2t5YWs1aw== みんなのいえの新しい拠点である『さちばるビレッジ』の開所式に参加させて頂きました。 南城市の玉城にあります。あの垣花ヒージャーの近くで、「この辺だろうなー」とノロノロ運転していると ドーンと発見! でも、優しく佇む素敵な館。 木の温もりと自然と共存しているような建物。 とってもエネルギーをもらえたような。 新たなパワースポット

        コンビニで見たことは豊かな多様性の実現なのか???

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        • ステップバイステップ
          10本

        記事

          大戸屋の生姜焼き定食を美味しそうに食べる20歳から学んだ

          この春から新しい生活をしようと決めた彼のお手伝いに行ってきました。 半年間の特別プログラムに参加するために、その面接に同行しました。移動手段が無さそうだったので運転手させてもらいました。 このプログラムは厳しいという噂で彼も色んな人に「大変だよ、逃げ出す人もいるらしい」と言われたそう。 場所に近づくにつれ、不安が増します。 人里離れた山奥で、周りはなんにもない。 『逃げるのもむずかしそうだね。。。』とつぶやいていました。 到着するとすぐに面接が始まり、私は別室で待ってい

          大戸屋の生姜焼き定食を美味しそうに食べる20歳から学んだ

          こどもの貧困を知りたくて子ども食堂に来る方へ

          はい。子どもの貧困についてお急ぎの方は専門家、研究者をお探しください! こどもの貧困を調べていて、子ども食堂に来たい方へ伝えたいです。 こども食堂にきて、実際の子どもたちの様子を見たいという方は、 お気をつけください。 とっても普通のこどもたちを見ることになります。 ある大学生は言いました。 『こどもたち元気ですね!』と。 こどもたちは元気だし、元気ではないです。 それは晴れのち雨、あなたも私も元気もあればそうでない日もあります。 たぶんですけど、 ボロボロのTシャツを

          こどもの貧困を知りたくて子ども食堂に来る方へ

          こどもの居場所作りが仕事ですが、このタイトルに違和感があります

          こどもの居場所作りをしています。 沖縄県沖縄市でももやま子ども食堂という活動をしています。 でも、本当はこどもが居心地よく感じてもらえるような場づくりだ。と思っています。 こどもたちやそこに集う人と一緒に作っています。 居場所は本来あちこちにあると思います。 安全、画一、淘汰、発展、これらにより地域に、街に居場所は減りました。 あるのはショッピングモールのフードコート。 大げさにいえば。 こどもたちは地域で生きています。 歩いて学校に行き、歩いて帰り、公園や路地で遊

          こどもの居場所作りが仕事ですが、このタイトルに違和感があります

          こどもたちの余暇は豊かか?

          日中にお勤めの皆さんで、今日はお店でランチしたい!となった時に。 選択肢はいくつありますか? あっちの蕎麦屋 あそこの中華 などなど これが選択肢はコンビニ一つのみ! だったらどうでしょうか。 コンビニといっても食べ物の種類はたくさんあるため飽きないかもしれない。 それを楽しめる人もいる。 本題へ 今のこどもたちの放課後や週末はどうだろう? 皆さんの周りのこども達はどうでしょうか。 沖縄には『いかのおすし』という安全のための標語があります。 だそうです。沖縄だけじゃな

          こどもたちの余暇は豊かか?

          懐の広い居場所です

          私が関わるももやま子ども食堂にペルーからボランティアのご夫妻が10日ほど来てくれました。この方々との日々から気づいたことを残しておきます。 まず、このペルーご夫妻。 フィリピン、ベトナムと旅をしていて最終目的地が日本! 沖縄を選んだのは、寒くないから! とのこと。沖縄で少し滞在して、現地滞在するならボランティアをしたいと調べた結果ももやま子ども食堂に辿りつきメールをもらい、オンラインでも一度お喋りをして受け入れることになりました。 沖縄の後は九州を回るみたいですが、宿泊も含

          懐の広い居場所です

          「住民主体」ってあんまり言わないで!

          昨日とある勉強会に参加してきた。 「住民主体による支え合い」というテーマで県内外の事例の報告と講師の先生の「これからの主役はみなさんです!」という謎の叱咤激励。 住民は今までもこれからも主体です。 支援者が望むようなカタチに動いてくれていないので、「住民主体」と何度も声高に連呼しないといけない。 それはこの国が貧しくなり、公助が減り、共助や自助でやってもらわないといけないから。お金が足りないから。人々の豊かな暮らしを支える福祉に今まで以上に使えないから。 住民主体、共生社

          「住民主体」ってあんまり言わないで!

          おににに

          まだ『おにぎり』と言えない だから「おににに」 もうすぐ2歳になる双子ちゃん かわいいかわいい双子ちゃん こっちの世界に早く来て こっちの世界には来ないで 夕散歩中に 双子ちゃんが「ちょうちょ」と呟いた 日本語でない世界を 現在の大人が作った社会を 「おににに」から『おにぎり』に変わったときに今の世の中に入っていくんだね 私の大切な双子ちゃん おにににのあなた達の世界はどうでしょう? おにぎりの世界も楽しいものでありますように

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          ひろぽんはおもしろい

          ひろぽんは、『いいんだよそれで!』『自分がよければいいんだよ』とよく言う気がする。 ひろぽんはおもしろい それを真に受けて、そうかもーと思っていると。 『いやいや、こんなことかもしれないよ』と逆の見方をくれる。 ひろぽんはおもしろい 私が主宰するラジオ番組に出てもらった。 やっぱりひろぽんはおもしろい ちゃんと喋ろうと意気込んできてくれて、(ありがとう) 街で見かけるこどもの何かに没入している姿を見ることが好きだという話をしてくれた。 これは私も大好きな光景なので

          ひろぽんはおもしろい

          『こと』に意識が向いているとうまくいかない。『こと』は表面上に見えるものでしかなく、その『こと』がなんであるかはあんまり意味がない。

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          ケアする人のカフェを開きました

          私が所属する一般社団法人みんなのももやま子ども食堂でケアする人のカフェを先日開催しました。支援者という括りの人に集まってもらい日頃の活動について聴き合う時間です。今回で2回目でした。 何故ケアする人のカフェが必要だと思うのか 私は約15年ほど他者にお節介をする仕事をしてきました。今もそうしたことを仕事にしていますが、ある時ふと、『私は誰にケアされるのか?』と疑問を持ちました。 もちろんパートナーや同僚、こどもたちや仲間、ご近所さんや、オンライン仲間など様々な人からケアを受

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          『おかあさんといっしょ』を観る双子ちゃんの眼差しと躍動をみている

          もうすぐ2歳になる双子ちゃんはこども向けのテレビを時に真剣に観ている。 歌や踊りのシーンになると画面に映る人の動きを真似ることもあるが、自由に、思いつきで身体を動かしていることもある。 『あぁ!腕はこんな風にも動くのかー』 『この前見た動きはこんなだっけなー』 と心の中で呟いていそうだ。実際にはまだあまり日本語を扱えないので、謎の言語が口から出ていることが多い。 躍動する2人はどんなことを考えていて、どんな気持ちなのか触れてみたい。 今日仕事から帰るとTシャツにパンパース姿で

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          夫婦喧嘩の社会化をやってみた

          2023年は双子ちゃん子育てで怒涛の日々。お互いSNSで思うことを投稿し、共通の知人には目に毒であり、心配してくれた方も、面白がってくれた方も。 心配、気にかけてもらいありがとうございます。 夫婦喧嘩の社会化 私とパートナーの困難は、私たちの課題であり社会の課題でもあると思いました。 私が思うに、 結局子育ては家庭や夫婦が耐えて頑張るのみ。寄るべはない。 一番大変なのはお母さん。 その一番大変なお母さんの隣でいる夫はどこにこの困難を相談したらいいのか。 話は聴いてもらえる

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