Every time we say goodbye,
I die a little,
ジャズのスタンダード、
「Every time we say goodbye」(Cole Porter)の冒頭、
高校の頃、その歌詞を、
「さよならをするたび私は少しだけ死ぬのだ」
と思っていた。
別れとは、私の一部が死ぬことなのだと。
実は今でも、
たとえ正確にはそんな意味ではなかったにせよ、こっちの解釈の方がしっくりくる気がしている。
親しい人との別れ。
それはもしかしたら、
カッとなった頭にのせる冷えた帽子ではない。
危ないことが起こったが、幸い災害には至らなかった事例のことらしい。
Herbert William Heinrichが1929年に出した論文が元ネタらしく、世にハインリヒの法則と呼ばれているもの。
労働災害の統計上、1 件の重大事故のウラに、300 件のヒヤリハットがあると言われている。
といっても1929年のデータだから、ちょっと根拠が弱い気がするけど、労働災害の予防について語られる際よく使われる。
つまり重大事故の防止のために