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私とソウルメイトが出逢うまで⑦「初デート当日♡」


初デート前日、
彼からこんなメッセージが届いた。

「ついに明日ですね〜、1時間毎に
ワクワクが増している気がします。」

1週間前からカウントダウンをしてくれて
前日にはワクワクとドキドキが
入り混じった感情をストレートに
伝えてくれる彼の言葉がとても
嬉しかった。


逢うまでの3週間の中で
本当にいろんな会話をしていた私たちは、
まだ会っていないんだなといった
変な感覚で。
前に話した私の「少女漫画好き」を
思い出したのか、
「王子様みたいな人が来るって
思わないでくださいね!笑。」
という発言には思わず
大笑いしてしまった。

「明日は包み隠さず、そのままの
感じで話しましょう♪」と約束して、
当日の朝を迎えたのだった。


朝、目が覚めて
身支度を整えて向かったのは
あるショッピング街。

持っている格好ではなんとなく
ダメな気がして
新たなワンピースと
ふわふわな肩掛けバックという、
いわゆる「デート服」を購入した。

「あ、私浮かれてるかも(笑)」

って自分でも思うほど
るんるんしている♪

感覚的には、ようやく出逢えた♪
彼がきっと運命の人なんだわ♡
って少女漫画に出てくるヒロインの
ような感じで。

彼と逢うのは夕方。

ソワソワしながら
時が経つのを待ち、
いよいよ約束の時間を迎えた。

待ち合わせの駅の改札で、
髪が乱れていないかとか
気になって、
最終チェックをしたくて
「お手洗いに行って向かいますね!」
とLINEを送って整えた後、

改札を出た後に現れたのは、
アプリで見ていた(イメージしていた)
顔よりカッコよくて、
スラッとした男性だった。

思わず
「3D  Kさんだぁ〜!!」
と腕を掴んでしまった私。

「初めまして!Kです。ふふ
どんな顔して良いかわからないや。。」
と照れくさそうに言う彼。

逢えたことが嬉しくて、
ようやく話せる今の状況が幸せで、
初めて逢った感覚が全くなくて。
珍しく緊張もせず、
逢った瞬間から素の状態で話せたことが
自分でも驚きで。

レストランの予約時間まで
少しあるからとお台場をお散歩
しながら、いろいろとお話した。

私も彼も
緊張よりもなんだか照れくさいと
いった感じで、でも終始笑顔で
話していて。

しばらく歩いた後に、
レストランに入り、
お互いの「聴きたかったこと」を
聴きながら、違和感が一つもなく
話が進み、レストランを出て。

やっぱりこの人とは、波長が合う!と
確信に変わった時に
こんな会話をした。

私「そういえばカップルの立ち位置って
統計的に男性が右で、女性は左が
多いらしいんですよね〜」

彼「え?どうして?」

私「基本的に右利きの人が多い
じゃないですか。それで手を繋ぐ時
男性は利き手じゃない左で繋いで
その女性を利き手で守るという意識が
働いているからなんですって。
そして女性は守られたい生き物だから
利き手で繋がれる方が安心感がある
という心理が働くらしいです♡」

彼「あ〜なるほどね。
(私の右側に回って)
こういう立ち位置ってことね。」
と言いながら、
彼が私の手をぎゅっと握った。

動揺しながらも、
私「そうですそうです!^ ^
私も男性が右にいる方が落ち着き
ます。」

わ〜手を繋がれちゃった!
なんて想いながらカフェに入り、
「今日は渡したいものがあって。」
と今治産の柔らかいハンカチをもらった。

「良いんですか?!嬉しい♡」と
喜び、そして「私からもお土産があります!」
と先日行ったディズニーシーのお菓子を
渡すと、
「まさかプレゼントもらえるとは
思わなかった〜!びっくり!!」と
喜んでくれて、お菓子につけていた
「メッセージカード」に感動している姿を
見て、素直に気持ちを表現してくれる人
だなぁと感じたのだった。

その後、夜のお台場を再度お散歩して
飾られてあるツリーと綺麗に輝く月を
見ながら談笑して、
あっという間に帰りの時間に。

彼「今日は本当にありがとう。
次はいつ逢える?」
と聴いてもらえて、次の約束を
1週間後にしてそれぞれの家に帰った。

帰りの電車で
ニヤニヤが止まらず、
最寄駅から自宅までの帰り道に
「こんなに気が合う人っているんだなぁ」
なんて想いながら、
自宅に向かったのだった。


⑧につづく。
▶︎⑧「どうしても逢いたくなった日」


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