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ナースあさみの毎日

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日々のあれこれを綴るナースあさみのエッセイ置き場。
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#エッセイ

「ない」ものを「ある」と認識することの難しさ

「ない」ものを「ある」と認識することの難しさ

思ってるけど言わないことシリーズのお話

2022年、わたしの中でかなりのホットトピックだったので、お時間ある方はお付き合いいただけると。

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思ってるけど言わないという選択をする理由には、以下のようなことがあるように思う。

言っても誰もしあわせにならない

言っても変化がなさそう

言ったあとのやり取りや展開に消耗しそう

言うためのHP・MP的なものが今の自分には足りない

でも、そ

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左尻の問題

左尻の問題

左のおしりが大きいかもしれない……

と、思い始めたのは今月に入ってからだ。

またプニプニしてきたので、おうちの中で筋トレを始めた。そのメニューの中に片足ヒップリフトを組み込んでいるのだが、左側のほうが楽チンなのだ。

(ヒップリフト、最初のほうにあるよ!)

すっぽんぽんになっておしりを観察する。
手の平でぽにょぽにょ触ってみる。

自分のことなので確信を得ることは難しいが、なんとなく左側のほ

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忘れられないファッションアイテムたち

忘れられないファッションアイテムたち

大人になって数十年
今までいろんなアイテムと出会い
同じくらい、別れも経験してきました。

出会ったことも忘れてしまったものあれば
特に深い思い出があるわけでもないのに
どうしても忘れられないアイテムがあります。

今日は、そのへんの話。

LOWRYSFARMのパンプス大学生になってはじめて買ったパンプスだったと思う。

上のはレペットのものだけど、かたちはこれに限りなく近い。

太めのヒールに

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中にいても感じられる自然

朝6時

患者さんの部屋をまわりながら
カーテンをあけていくのが好きだ。

それは、今日という日が始まるのだよ!という合図であるとともに
陽の光を患者さんのもとに届けるためでもある。

陽の光がないとビタミンDを合成することができない。
それは、そのまま入院患者にとっては骨の丈夫さや血中カルシウム濃度の直結する。

まぶしいよ〜
まだ寝かせてちょうだい

なんて言われても、カーテンをしめることはな

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人間の機微が恋しい

人間の機微が恋しい

このご時世、職場の人や家族の人以外、誰にも会っていない。
家とOKストアと職場、図書館だけで生活圏が完結してしまう。

だからなのか

対面のコミニケーションが恋しくてたまらない。

もちろん、人と会って話をしていないわけではないけれども、仕事のそれはあくまで仕事のコミニケーションであって、関係性には何らかの勾配が生じている。

そうではなくて

揺らぎがある中で、それでも対等に努めようとする対話

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いっそ弱さが見えたらいいのに

いっそ弱さが見えたらいいのに

先日、友人が妊娠したという知らせが届いた。

同じようなタイミングで

今後のことを考えて、パートナーとそれぞれ検査を受けることにした

という声も届いた。

めでたいめでたい
みんな人生の駒を進めてるなと思いながら

わたしはわたしが抱える弱さと向き合わなくちゃならないんだろうか、逃げたまま生き続けることは悪いことなんだろうか

なんてことを考えていた。

わたしは、子宮筋腫という病気を持ってい

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価値観は積み上げるだけじゃない

価値観は積み上げるだけじゃない

価値観のアップデート
新しい生活様式

これらの言葉が叫ばれるようになって久しいですが、いまいちしっくりこない…と感じているのはわたしだけでしょうか。

価値観やスタイルを更新し続けなくてはならないことを、強制されているような気持ちになるんです。

ビジュアル的に捉えるとするなら、マズローの欲求のやつみたいな

https://studyhacker.net/maslow-hierarchyより引

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買ってよかったもの 2020

買ってよかったもの 2020

ちょっと早いかもしれませんが、買ってよかったものたちを紹介しておきます。

オシャレで映えるものよりも、毎日使える実直なアイテムが好きなナースあさみの日常をどうぞ。

絶対湿度が測れる湿度計

こちらは、ちきりんさんのブログをみていて気になったもの。

ちなみに、上の8.4が表すのが絶対湿度。
これが低いのか高いのかは、下記の記事を読んでみてくださいね。

実はわたし、こういう状況下になって1度も

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ダメな自分も自分だから

ダメな自分も自分だから

いま、蒲田駅を出たわよ。

さて、わたしにしては珍しく
今週絶不調である。

頭を悩ませている件のタイミングがバッチリ合ってしまった、という感じ。

臨床で言うところの多重課題状態。

点滴変えに行きたいのに
あ、隣りのフラフラ患者さんが一人でトイレにいこうとしている
おっと、ここでナースコールを鳴らして3回以内にベッドサイドに行かないとクレームつけてくるいじわるばあさんの登場だっ

みたいな。

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思いドのお弁当箱

思いドのお弁当箱

ミスタードーナツと聞くと、ドーナツを連想される人が大半だと思うが、わたしの場合はちょっと違う。

お弁当箱
わたしは、真っ先にお弁当箱が浮かぶ。

小学生だった90年代、ミスドのグッズはお弁当箱や食器、タオルなどの日用品が多かった。

ドーナツを買い、それでポイントをためたらグッズがもらえる。企業のよくある戦略である。

ただ、子どもながらもおもちゃではなく日用品を、中でもお弁当箱をありがたいな~

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もう一度、あのおかゆを

もう一度、あのおかゆを

正直、白いごはんよりも
玄米や雑穀米のほうが好きなのだが

おかゆとなると話は別だ。
おかゆは、白米でなくてはならない。

しかも、わたしが好きなのは
日本の白粥ではなく

香港にあるような出汁で炊いたおかゆ。

あれは、ふっくらまるいお米ではなく
少し崩れたお米のほうが適してる気がする。

砕けたお米が出汁を吸うとともに
まわりのデンプン質が溶けて
絶妙なとろみを生み出す。

お肉やお魚の出汁が

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水曜日はキムチ屋さん

水曜日はキムチ屋さん

水曜日の帰り道

ちょうど19時くらいに駅に着きたいから
わざわざ学校で時間を潰すこともあったくらい

それくらい、昔のわたしには寄りたいところがあった。

それは駅のロータリーのすみに出るキムチ屋さん。

行商のおばちゃんが
リアカーをひいて出てくるのだ。
水曜日の19時、きっかりに。

キャップをかぶった韓国人のおばさんで、前歯が金歯なのがチャームポイント。

リアカーの中には大量のクーラーボ

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出口から入らない

病気に関して言えば、自業自得という言葉ほど安易な解決策はない。

みんな、ここまで健康を損ねるなんて思わなかっただけ
みんな、ここまで悪化するなんて知らなかっただけ

たまたま体調が悪いところに重なってしまった人も多い。

健康管理をしっかりなんていうけれど、真の意味で自分の身体を管理できてる人なんてこの世にいるんだろうかってレベル。

病気になりたくてなってる人なんていないの。
(※ミュンヒハウ

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2020年上半期 買ってよかったもの

2020年上半期 買ってよかったもの

いろんな意味で忘れられない1年になりそうな2020年。

日々の生活をもっとおもしろく
ちょっと便利に快適に
そして、できるだけ身体にやさしく…

こんなスタンスで上半期に購入したものの中から
よかったものをピックしてみました。

ナースあさみのおうちの中
覗いていってみてくださいな。

PYREXの保存容器

いままで、プラスチックのタッパーばかり使っていたんですが、この前ちょっとびっくりするで

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