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音楽活動、作詞作曲などしてる人です。奥深い日本語や日常、制作秘話について書けたらなと思います。その他の活動はこちらから確認できます ▷ ᗦ https://lit.link/asamo ᗦ↞◃

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感謝と日常

感謝の教え  私、幼少期(保育園〜小学校低学年)の頃からあり得ないくらい運が悪い子で、食卓ではよく両親や兄に笑われていました。例を挙げると、友達7、8人くらいと密集しながら街角で話していたのに私の帽子にだけダイレクトで鳥の糞をかまされるくらいの凶運です。他にも、努力して遂に学年でトップ5に入るほど足が速くなったのに、6年ほど夢見てた念願の代表リレーにじゃんけんで負けてなれなかったり。大事な日に限って雨が降ったりと。もう無茶苦茶です。でもそれは「不運なだけ」であり不幸とは思い

    • マナーの違い

      仕草  私は現在アメリカに住んでいるのですが、先日、アメリカ人の友達3人と韓国系のレストランへご飯を食べに行きました。他愛無い話をしている最中、文化的な仕草だと思いますが私について話すときに、一人の友達は私の顔の方へ一度指を刺します。  日本ではあまり馴染みがありませんし、人をあまり指で刺すことはありませんが、アメリカらしくて異文化を実感しました。  ですが、私が文化の違いをもっと鮮明に感じたのはそのレストランで料理が運ばれてきた後でした。 作法  そのレストランは

      • 大切

        思い入れ  大切なもの、大切にしているものはありますか? 例えば昔、誰かから貰って捨てれずにいるもの。例えば、何か思い出を呼び起こさせるようなもの。例えば、忘れずにずっと心掛けている思いや志。  どんな感情を呼び起こすものだとしても、誰かにとって思い入れのある大切なものはあると思います。  どんな些細な思いでも、ただ「勿体ないからなぁ」という気持ちでも、それは大切にしているものと言えると思います。  私は私物をどこかによく置き忘れてしまうのですが、大切なものの手入れや管

        • こころの傷とからだの傷

           人生いろんな辛いことがあります。勿論、痛いこともあります。心においても、そして体においても。  体に感じる痛みとしては、自転車で転んでしまった、足の小指をぶつけてしまった、筋肉痛になってしまった。  心の面では、友達と喧嘩をしてしまった、罪悪感残ることをしてしまった、失恋をした、などなど。  「満身創痍」という言葉がありますが、人は沢山の傷を堪えて耐えて生きています。誹謗中傷や揶揄などたくさんの刃物が散らばっていて、いつ踏んでしまい、いつそれを突きつけられるかわからない

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        感謝と日常

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          Fruits -inst-

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          2-その朝-

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          「形影、花束と私」と「朝に華」について(1)

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          先日、10/15に投稿した、『形影(けいえい)、花束と私』についての記事です。まだ聞いてない方はお聞きになってから読んでみてください。 また、もう聞いてくださった方もこの記事を読んだ後、改めて聞いてみてください。 序章

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          「形影、花束と私」と「朝に華」について(1)

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          1 -とある朝-  朝日を眺めていた。眩しく柔らかい光と私を落ち着かせる漣の音、肌を撫でる潮風に朝を告げるカモメの声。ゆっくり、ゆっくりと私を見守る雲と——「ジリリリ...ジリリリ...」

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        記事

          春が来たら

          新年度になって…  「もう春になるのか」と感じる日が多くなってきました。暖かい気温を感じたり、草木を眺めていると、もうすでに街は立派な春でした。桜や梅などの花が咲くと同時に、たくさんの門出や新たな幕開けが訪れます。  しばしの別れであったり、新しいスタートへの不安などもある時期ですので、切なさが各所で見られます。学年が一つ上がったり、義務教育を終えたり、社会人になったり。日本ではこの四月一日を境に、色々なモノやヒトの呼び名が変わります。 四月朔日(わたぬき・わたぬぎ・つ

          春が来たら

          普通ってなんだ

          普通より…。  人はどうしても比べたり自分の立ち位置やその地位などを気にします。「どう見られているのか」「どう評価されたか」「なんて思われているのか」。その疑問に対しての現実を気にせず過ごせる人もいますが、多くの人がその理想や予想に反した現実の差分に落胆したり、あるいは歓喜したりなど。反応は人それぞれです。  日頃の客観視において大事なのがその『比較』における指標です、つまり平均が人々にとって大事になってきます。 例えば、 小中学校の国語の漢字テストにおいての普通の点数と

          普通ってなんだ

          形而とパロディー

          人らしさ  最近はAIが恐ろしいほどの速度で発達していき、半年前までは指差して笑われていたAIによる画像生成や音楽制作が、感心するほど洗練されてきました。 私も音楽を作る身なので、ある程度の音楽性に長けた耳を持っていますが時間を重ねるごとに、形になっていくAIの伸びは人間のそれをはるかに超えていて、自分が試されている気もして何だか固唾を飲んだ気分でした。  そんな中でよく聞く言葉は「人らしさ」についてのあれこれです。イラストや絵画で例えると、ちょっとした線画の歪みや、独特

          形而とパロディー

          忘れてしまうこと。

          朧げな過去、記憶の所在  人々の記憶における過去というものは、実はいつも曖昧で不確定だと思ってます。『自分の記憶違いだった』ということは皆さんも経験があると思います。あれほど「これが事実だったんだ。こんなことが本当に起きていたんだ!」と直後には思っていてもそれが過去の記憶という概念に変わってしまった途端に不確実性が生まれてしまいます。  このような状況は相手と記憶の歪みの面では非常に厄介事になります。「私はこう言った、そしてあなたはこう言った」という主張に対して、こちらの

          忘れてしまうこと。

          三月になって

          弥生  木草弥生月(きくさいやおいづき)という読みが変化し、三月の異称として『弥生』と呼ばれるようになりました。『弥』という字には「ますます」という意味があります。なので旧暦では三月は木草芽吹く春ですので『ますます草木が生い茂る月』とされました。  地球温暖化のせいでしょうか、日本では梅はもう既に桜までもが咲き始めた、と友達から聞きました。暖かく過ごしやすいことに越したことはないですが、私が昔からなぜか感じていた「桜は4月!」の印象がどんどんと薄れていくのを感じました。二

          三月になって

          理解と納得

          懐疑  理解すらできないことが周りに多いです。 理解と納得の違い  「理解した!」と「納得した!」の違いが先日までよくわからなかったので調べてみました。 理解とは;物事のすじみちをさとること。わけを知ること。物事がわかること。また人の気持や立場がよくわかること。 納得とは;他人の考え・行為を理解し、もっともだと認めること。  なるほど、と思いました。『納得』とは理解した上で相手の意見、行動などを持ち上げると言うことです。納得するにはまず理解しないといけないと言うこ

          理解と納得

          雪が降れば。

          雪事情  昔は雪が好きでした。 私の実家はあまり雪が降らず、積もらない年の方が多い気がしました。そのため、雪が降って積もった時はとても楽しく、また美しく感じ、冬を満喫していました。なので『雪が嫌い』という大人の気持ちが当時わからずに雪かきすら楽しんでいました。  ですが、今私が住んでいるアメリカの地域はむちゃくちゃ降ります。し、積もります。なので雪は見慣れてしまっていて、幼い時ほどは感動しなくなってしまいました。それでも降ると知らなかった日の朝、カーテンを開けた時はいまだ

          雪が降れば。

          煩わしさと文化観

          煩わしさ  小さな頃から生活音とか些細な物音、人の声などに酷く敏感で煩わしさを感じることが多いです。今でもちょっとでも物音がすると気になってしまうし、静かな場所で他人や自分の話し声や、自分の出す物音が響かないか、など常に神経を尖らせながら気にしてしまいます。  ここまで神経質な自分。アメリカでの生活は過酷なものでした。俗に言う「パーティーピーポー」が多めな日常、また寮生活なので夜に響く騒音など(大きくても小さくても)が酷くストレスに感じました。  ずっとずっと、「これは

          煩わしさと文化観

          日々の中で(2)

          これは私の過去経歴を追っていく記事です。日々の中で(1)を読んでから、またこちらにお越しください! ピアノ始めてみた!  中学校に進学し、小学校からやっていた野球と並行して『ピアノ』を新しく始めました。今思えばこれも後に関わる出来事でした。  8歳年下の弟が保育園の発表会でキーボードを使うことになり、その練習用として突如、電子ピアノが家に現れたのです。その時一緒に付いてきた「クラシック名選」みたいな楽譜集の一番簡単な「メヌエット」という曲を理由もなく、独学で弾き切ったん

          日々の中で(2)

          煙草の花と偏見

          煙草の語源  嫌煙家が増えている時代です。街の中でも屋内でも愛煙家は奥へ何処へと隔離されて、まるで外界から拒絶された場所に押し込まれます。副流煙や吸う人自身への影響もありますからタバコを肯定できない人の考えもよくわかります。  私自身は一本も吸いません、なので誘われても頑なに断るのです。ですがどうやら世間では『煙草付き合い』と言う関係性が大事らしいです。  元々、煙草はポルトガル語の "tabaco" だそうです。『煙草』という漢字は当て字で日本語の異称としては『相思草

          煙草の花と偏見

          常熱

          埋み火(うずみび)  だんだんと寒くなってきては、暖かさが恋しくなります。過去に『人肌』について触れましたが、炬燵に囲炉裏、カイロや暖房など、日々を温める物は他にも様々です。アメリカは基本、空調管理なので日本のように「炬燵やヒーターを出す」と言う文化は一般的ではありません。というかほぼない…。  意外にも過ごしやすく、朝起きた時や家に帰った時でも部屋が常に一定気温を保っているのですが『染みるような暖かさ』は感じにくい毎日です。なので冷えた手を暖房に近づけて、その暖かさに胸

          漢字について

          漢字は要らない?  日本人のほぼ全員が義務教育の過程で学んできた『漢字』というもの。日本語を形成する仮名文字に続く文字の一つであり、日本人、または日本語話者にとって毎日目にするもので、また日常の中で必要不可欠な言語ツールです。  日本で日本語を学んでいた海外の方がこんなことを言っていました。 「日本での生活の中で一番苦しんだのは漢字だったね。あれは習得できる気がしなかったよ…。」 日本に住む私たちでも、1週間或いは1ヶ月の間で『初めましての漢字』に出会います。それほどまで

          漢字について