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アンビバレントのその先に
人間のこと、好きですか?
わたしは好きです。
この、愚かで可愛いところが愛しいです。それを特権的に見下ろしてる自分の小ささもまた趣深い。もちろん、仲のいい友人とはしゃいだり、将来を見つめながら語り合ったりする、そんな日常も非日常も大好きです。
だけど、私は他の個体にそれほど関心がないのかもしれないと、あるとき気が付きました。
人間は好きだし君のことも好きだけど
好きな人たちのこと、どれほど知
なにかに縋って生きていたかった。
恋愛関係についてのあの頃の下書き。特定の人間たちの視界に入れたくなくて、ずっと下書きに残していたものたち。時効になっていてくれ、どうか。
過去の未熟な眩しさを、諦め半分憧れ半分に供養することにしたのは、その青さがもうどこか他人事になってしまったから。
2020/04/28「寂しさの暴力」
失恋の傷のままに書きなぐった青さのようななにか。「好き」の感情の定義は学べないままで、人との距離感に臆病
どんな崇高な理念も特権階級ぶったお子さまたちのお遊戯会にすぎなくて、それを知りながら滑稽にも踊ってみせる。舞台は空高く、地面に降りる気なんて更々ないままで、見下して、そんな自分に嫌気がさす。どうせ操り人形なら手繰る糸を目立たせてくれ、糸などないなら舞台袖に結びつけておいてほしい。
つよくてやさしいひと
2019年12月24日、20歳になりたての私。
つよくてやさしい人になりたい、を言語化し始めたころ。
その後、年始に強さと優しさの定義をすることにしている。
そして、三度目。昔描いていた強さでも優しさでもないけれど、少しは「つよくてやさしい人」に近づけていると嬉しいな。
優しさ、強さ、それを兼ね備えた美しさ。必ずしもスマートでなくても良いと、自分を認められるようになったのは、今視点では成長か
今年の「強さ」は一人では生きられない弱さを受け入れてそれと共存すること、私が私を幸せにしようともがくこと。今年の「優しさ」は周りの人と私自身の愛情に素直にあること。話し合うこと。感情的にならないこと。「美しさ」とはきちんとバランスがとれた状態で私らしさを受け入れて進み続けること。