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読み返したいnote

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#文章

誰もが生きるために、書いていい

誰もが生きるために、書いていい

はじめまして。
クロスメディア・パブリッシングという出版社でビジネス書の編集をしている石井といいます。
日々、様々な原稿を拝見し、感想を述べたり、アドバイスをしたりしていますが、自分で文章を書くのは苦手です。
だから、こんなありきたりな書き出しになっていたります。

そんな私が今回、はじめてnoteを書いてみたのは、『書く習慣』という本をつくったからです。
この本は、美文や名文の書き方を教えるので

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『カクヨム』を1か月使ってみた感想

『カクヨム』を1か月使ってみた感想

ちなみに私の初日PVは「1」でした。

note以外のサイトを使ってみよう企画第2段。(第1弾『Monogatary』と第3弾『NOVEL DAYS』はこちら。マガジンも作りました。

大手小説投稿サイトの一角、『カクヨム』です。総括からいきましょう。

流石の大手投稿サイト。書き手、読み手として様々なサービスが行き届いている。カクヨムリワードという収益に関するサービスも実装ずみ。異世界ものが強い

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プロのライターは必ず「○○」から書きはじめる

プロのライターは必ず「○○」から書きはじめる

「この人の書いたものって、なんかあんまり面白くないんだよね」と感じる文章には理由があります。

「文章が下手」とか「表現力が乏しい」といった話ではありません。それよりもっと前の段階のところに問題がある、と僕は思っています。

悩むべきは、「どう書くか」より「何を書くか」文章が面白くない理由、それは「これを書きたい」「これを伝えたい」がハッキリしていないまま文章を書いている、ということです。

編集

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凡人が原稿に集中するための9つの必勝法

凡人が原稿に集中するための9つの必勝法

原稿を進めるコツは、なによりもまず「自分は意志が弱い」と認めることです。

パソコンをおもむろに開いて、原稿をさらさらと3時間書き進めて「ふーむ、今日はざっと1万字か、やれやれ」みたいな人はいません。村上春樹しかいません。

だいたいの人は、パソコンを開くとまずツイッターかフェイスブックに直行して1時間ほどウダウダし、「はぁあ、原稿やんなきゃあ」とのたうち回った挙げ句、1行進んでは1行消し…とやっ

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「読まれるnote」を書きたいなら、おさえておきたい3つのポイント

「読まれるnote」を書きたいなら、おさえておきたい3つのポイント

基本的にnoteは楽しく書くのがいちばんです。

……ただ、ビジネスにつなげたいときや「ここぞ!」というときは「読まれるnote」を目指したいもの。

そこで最近はnoteの書き方について聞かれることも多くなったぼくが「読まれるnote」の3要件をサクッとご紹介したいと思います。

①発見があるあたりまえですが、読んで発見のあるnoteは読まれます。

「え? そうなの??」「なるほどね〜」「そう

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書くときにぶちあたる壁とその打ち破り方について

書くときにぶちあたる壁とその打ち破り方について

年末年始、暇だったこともあり、ひさしぶりに連続してnoteを書きました。

……が、やっぱり書くときには、いくつかの「壁」にぶちあたるなあ、と気づきました。

今日は書くときにどんな「壁」があるのか? そしてそれをどうすればぶち破ることができるのか? まとめてみました。

第一の壁:自意識やはりいちばん大きい壁は「自意識」です。

自意識というのは「こんなに短い文章でいいのか?」「こんなに拙くてい

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『夢がかなう! ファンが増える! エッセイの書き方』 【追記】自己啓発エッセイのススメ(動画セミナー)(2023.1.11)

『夢がかなう! ファンが増える! エッセイの書き方』 【追記】自己啓発エッセイのススメ(動画セミナー)(2023.1.11)

どうやらぼくにとって、エッセイは大切なもののようだ。

ごく最近の大きな気づきだ。noteに原稿を書くようになって、はっきりと「エッセイを書く」という意識をしはじめたように思う。それまでは仕事柄、「ノウハウ」を書かなければならないという強迫観念にも近い認識があった。だから、「ノウハウを書けないじぶんはダメなんだ」と、やんわりとした自己否定に陥っていたんじゃないかと思う。

そんななか、エッセイと出

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重みのある文章を書きたい

重みのある文章を書きたい

この間とある記事を読んでいるときに、「言葉が若い」という表現に出会ってハッとした。

「言葉が若い」というのは、いわゆる読みやすい表現のことで。なんていうか言葉が難しくなくサクサクと読めるような感じ。そう、このnoteのような雰囲気である。



言葉が若いと読みやすいけれど、小説を読んだときのようなどっしりとした「言葉の重さ」を感じない。

読み応えがあったな〜と思ったり、表現にドキッ

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