えいえいおー

ゆるい読書感想文を投稿しています

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記事一覧

黒猫の三角と最近読んでる本とか

口訳古事記、めちゃくちゃ面白くないですか? 古事記で発達障害、って文字を見ることになるとは思わなかった~~~~~もうめちゃくちゃ続き読みたい。面白すぎる。 週末…

えいえいおー
1か月前
9

新しい職場と和菓子のアン

 三月で今の職場の勤務が終わる。四月から新しい職場での生活が始まる。 これを読んだ日は四月からの職場の最終面接の次の日だった。新生活あるしな~なんて思って積読本…

えいえいおー
1か月前
2

神様の暇つぶし

 大学を卒業して一年が経とうとしている。優等生とはかけ離れた学生生活を送っていたけれど、なんとか社会に繰り出したりしている。  先月の終わり頃から急に自分の中で…

えいえいおー
1か月前
11

ウナノハテノガタ 読んだ

 螺旋プロジェクト二作目、ウナノハテノガタ。  昨日は何かAmazonのリンクの埋め込みがうまくいかなかったが今日はうまくいく。なんでだろ。  よくいいねをくれた人の…

えいえいおー
1か月前
5

砂の器 読んだ

 松本清張の砂の器を読みました。YOASOBIのライブで名古屋に遠征する用事があったので新幹線の中で読めるように、上下巻の作品をチョイスした。 読むきっかけになったの…

えいえいおー
1か月前
5

死にがいを求めて生きているの

 読書感想文、と言うほどでもないが、この頃読んだ本をnoteに記録として付けることが習慣化されてきたこともあり、これが楽しくなっている。  いいねが付くと嬉しいし、…

えいえいおー
2か月前
4

おいしいごはんが食べられますように 読んだ

 第167回の芥川賞受賞の高瀬隼子さんのこの作品、気になっていたので読んでみた。  どこの会社にも一人はいる、いかにも「か弱くて 守ってあげたくなるような女性」の…

えいえいおー
2か月前
5

神と黒蟹県 / 絲山秋子 読了

Youtubeでおすすめされているのを見て、これは絶対好きだ~~~!!!と思って思わず購入してしまった一冊。  架空の県を舞台にしたこの小説だが、目次のすぐ後に黒蟹県…

えいえいおー
2か月前
2

かか / 宇佐見りん 読了

 最近本を紹介するYoutubeチャンネルをよく見るようになった。 わたしのYoutubeの使い道と言えば、移動中に音楽代わりに動画を聞いたり、好きな配信者の実況動画を見たり…

えいえいおー
2か月前
6

MOTHERマザー 観た

とんでもないものを観てしまった。 久しぶりに映画が観たい気持ちだったので、 帰宅してからNetflixを適当にスクロールして たまたまマイリストに入れたまま放置してたMOT…

えいえいおー
5か月前
1

「屋根裏の美少年」と「押絵と旅する美少年」

7月に仕事を退職した。 出社時の往復で毎日本を読むか映画を見るか、をしていたのでその時に読もうと思って、思ったまま仕事を辞めた。 辞めた理由は、他人が怖かったから…

えいえいおー
5か月前

汝、星のごとく 読了

来年の手帳を準備したり、今年の日記を纏めたりしてたら2023年は全然本を読めてないなって思った。 毎年年末に焦って帳尻合わせる。 会いたかった人にも年末に急いで会う…

えいえいおー
5か月前
2
黒猫の三角と最近読んでる本とか

黒猫の三角と最近読んでる本とか

口訳古事記、めちゃくちゃ面白くないですか?
古事記で発達障害、って文字を見ることになるとは思わなかった~~~~~もうめちゃくちゃ続き読みたい。面白すぎる。

週末に黒猫の三角を読んだ。

 森博嗣作品は、昔、多分中学生だったか高校生くらいのときに「すべてがFになる」を読んだような、挫折して投げ出したような。曖昧な記憶だけが残っている。スカイクロラが映画化された際にも一作目を読んで、途中で投げ出した

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新しい職場と和菓子のアン

新しい職場と和菓子のアン

 三月で今の職場の勤務が終わる。四月から新しい職場での生活が始まる。
これを読んだ日は四月からの職場の最終面接の次の日だった。新生活あるしな~なんて思って積読本の中から手に取った一冊。

 

  この小説はなんとなく表紙が気になって手に取ったのだけど、きっとこの本を読んでいなかったら出会えていなかったであろう和菓子の秘密とか、源氏物語の頃から食べられていた和菓子の話とか。そういう知識をたくさん得

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神様の暇つぶし

神様の暇つぶし

 大学を卒業して一年が経とうとしている。優等生とはかけ離れた学生生活を送っていたけれど、なんとか社会に繰り出したりしている。

 先月の終わり頃から急に自分の中で読書しよう、という気持ちが高まって結構いいペースで本を読み進めているんだけど、新しい作家さんに出会いたいな、と思いながらYoutubeで自分が好きな作家さんを読んでる方の購入本を見る日々。そんなときに出会ったのが千早茜さんだった。

 も

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ウナノハテノガタ 読んだ

ウナノハテノガタ 読んだ

 螺旋プロジェクト二作目、ウナノハテノガタ。

 昨日は何かAmazonのリンクの埋め込みがうまくいかなかったが今日はうまくいく。なんでだろ。

 よくいいねをくれた人の記事を見に行ったりするんだけど、昨日いいねを頂いた方の記事に、noteを書くときに言葉が固くなってしまう…みたいなことを書かれていて、「うわ~~~!!!それめっちゃわかる~~~~~~!!!!」って思ったのでお返しのいいねを送った。

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砂の器 読んだ

砂の器 読んだ

 松本清張の砂の器を読みました。YOASOBIのライブで名古屋に遠征する用事があったので新幹線の中で読めるように、上下巻の作品をチョイスした。

読むきっかけになったのは、恋人に最近本を読んでるんだよね~なんて雑談したときに過去に読んで面白かった小説をいくつか教えてもらったうちの一つだった。

松本清張といえば実写化もされた、黒革の手帳のイメージが強く、母が好きでよく見ていたな~なんて懐かしい気持

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死にがいを求めて生きているの

死にがいを求めて生きているの

 読書感想文、と言うほどでもないが、この頃読んだ本をnoteに記録として付けることが習慣化されてきたこともあり、これが楽しくなっている。

 いいねが付くと嬉しいし、また頑張って少しでも自分の言葉で書こうと思えることがよくある。決して評価されるためにはじめたわけではないこの読書感想文を書き続けるという記事も与志樹の同級生の言う「手段と目的が逆転している」という言葉に刺さるものがないといえば嘘になっ

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おいしいごはんが食べられますように 読んだ

おいしいごはんが食べられますように 読んだ

 第167回の芥川賞受賞の高瀬隼子さんのこの作品、気になっていたので読んでみた。

 どこの会社にも一人はいる、いかにも「か弱くて 守ってあげたくなるような女性」の芦川さんを二谷と押尾さんの二人の視点から描かれる。

 主人公である二谷は芦川さんと付き合っている、しかしながら芦川さんの食事に対する考え方や、態度などを好いてはいない、なのに付き合っている。貰ったお菓子をぐしゃしゃに潰して捨てたりする

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神と黒蟹県 / 絲山秋子 読了

神と黒蟹県 / 絲山秋子 読了

Youtubeでおすすめされているのを見て、これは絶対好きだ~~~!!!と思って思わず購入してしまった一冊。

 架空の県を舞台にしたこの小説だが、目次のすぐ後に黒蟹県の地図が付いている。これがめちゃくちゃにワクワクする。昔読んだ小説にも同じように地図が描かれていた作品があったような気がするが全く思い出せないな、などいろいろなことを思い出した。実際にその県の地図を垣間見ながら読めることから、何度も

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かか / 宇佐見りん 読了

かか / 宇佐見りん 読了

 最近本を紹介するYoutubeチャンネルをよく見るようになった。
わたしのYoutubeの使い道と言えば、移動中に音楽代わりに動画を聞いたり、好きな配信者の実況動画を見たりなどと、あまり自分の知見を広げる、という使い方をしていなかった。

漠然とした、転職活動をしたい。という思いから資格の勉強などを始めて、なんとなくSTUDY VLOGなどを見ていた時に出会った。

元々本は一週間に一冊読めばい

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MOTHERマザー 観た

とんでもないものを観てしまった。

久しぶりに映画が観たい気持ちだったので、
帰宅してからNetflixを適当にスクロールして
たまたまマイリストに入れたまま放置してたMOTHERを発見。

マイリストに入れる基準は色々だが、あらすじも何も見ずに入れたんだな。と見始めて5分で痛感する。

自分の中のmotherと言えば松雪泰子(ドラマ)だったし、映画やドラマに出てくる母親を題材にした作品だから八日

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「屋根裏の美少年」と「押絵と旅する美少年」

「屋根裏の美少年」と「押絵と旅する美少年」

7月に仕事を退職した。
出社時の往復で毎日本を読むか映画を見るか、をしていたのでその時に読もうと思って、思ったまま仕事を辞めた。

辞めた理由は、他人が怖かったからという逃げのような理由であったけれど辞めたことを後悔したことはあんまりなかったな。

精神が一通り安定して今月復職したので、職場までの通勤時間でまた本を読む生活に戻った。

高校生のときに戯言シリーズで、西尾維新にどハマりしたが、当時流

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汝、星のごとく 読了

汝、星のごとく 読了

来年の手帳を準備したり、今年の日記を纏めたりしてたら2023年は全然本を読めてないなって思った。

毎年年末に焦って帳尻合わせる。
会いたかった人にも年末に急いで会う。

ずっと気になっていたけど、単行本サイズの本なんてもう何年も読んでなくて、買うのをずっと迷ってたんだけど買ってよかった。

読み始めた冒頭、瀬戸内の島の話ということもあり、湊かなえさんのNのためにを思い出した。

「何度でも言いま

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