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日記

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苦節2年ってほどでもない

苦節2年ってほどでもない

21卒のわたしが社会人になって、約2年が経とうとしている。

年間の法定労働時間が約2,000時間らしいから、2年だと4,000時間働いたことになる。語学の習得にかかる時間が約3,000時間らしいから、1.33言語分くらいは働いていることになる。なんか微妙なスケール感。それが2年の社会人生活ということなのかもしれない。わかんない。社会のこと、まだぜんぜんよくわかってない。

ずっとバックオフィスの

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やっほ

やっほ

25歳になっちゃった。といっても昨日今日のことではなくて、もう25歳4か月くらいの中堅の25歳になっちゃった。

四捨五入したら30歳の年になっちまいましたよ。だからといって、どうということもないけれど。でも、色々考えますよ、ほんと。

結婚や出産のことについて考えるようになった。「結婚したらこうしたいなー」とか、「子どもが生まれたらどういうことを教えてあげたいなー」とか、ふと頭を駆け巡る頻度が増

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花束みたい

花束みたい

社会人になってから睡眠時間がぐっと増えた。23時半には寝て、テレワークの日は、PCをつける1分前まで寝る生活。とにかく早寝遅起きの生活に浸っている。

でも、今日は眠れない!いま、3時45分。とても眠れない。なんか耳鳴りが音楽みたいに聞こえてきた。ぼーっとしている。よくない。でも眠れない。眠れないから、書く。わたしが昔、今日くらい眠れない日々を過ごしていたときの話。

その頃わたしは大学を秋卒業し

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死因:鈴蘭

死因:鈴蘭

幼い頃から、スズランの毒で死にたいと思っていた。

幼稚園児の頃、親戚のおじさんのことが好きだった。母方の祖母の弟だから、大叔父と呼ぶはずだ。たぶん当時でも50代くらいだったんじゃないかな。正確な年齢を憶えていない。本名すら思い出せない。「●●くん」と呼んでいた気がする。ここでは仮に「健吾くん」と呼ぶことにする。なんとなくそんな感じの響きだった気がするから。

痩せ型のメガネで優しそうな風貌の健吾

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恋人と父親

恋人と父親

ちょっと前の下書き

「娘は父親に似た人を好きになる」という。その「似かた」は見た目だったり性格だったり、人それぞれ。同じ人間なのだから、探そうと思えばひとつくらい似たところがあってもいいような気がする。

さいきん、一番よく会う友だちに恋人ができた。喧嘩してぶつかって一喜一憂している姿がカワイイのと、わたしにあんまり構ってくれなくなって寂しいので、わたしも恋人がほしいな!と思うことがある。でも今

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恋のビビビビ

恋のビビビビ

初めて出会った瞬間に「わたしはいつかこの人と恋におちる」と思ったことが、一度だけある。

それを一目惚れと言うのかもしれないけど、体感としては少し違う。一目惚れは「わたし、この人が好き!」という、突発的な感情の昂りだと思うから。小劇場的に言えば、嵐の“Love So Sweet”が流れるような。端から見ればコメディでしかない、突然の爆発。

あの予感はもっと普通だった。「明日も日はのぼる」「世界は

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さいきんの美/自意識

さいきんの美/自意識

あまりにも遅いけれど、あけましておめでとうございます。2020年は激動の一年でしたね。今年も生き抜きましょう。

最近、noteをぜんぜん書いていませんでした。短歌はちょくちょく書いてたよ!最近は、演劇と人の距離感が大きく離れてしまったイマ、をテーマに連作を書きました。去年は全く予想もしない形で、多くの人々と演劇、もしくはアートとの距離感が大きく開いてしまいましたね。そんな人々のやるせなさに思いを

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早稲田の国際教養学部に入ったこと、後悔してる?

早稲田の国際教養学部に入ったこと、後悔してる?

卒業、やったね先日、やっとのことで早稲田大学国際教養学部(通称SILS、読み方はシルス)を卒業しました。良かった……

就活や卒業など、大きな心配ごとが落ち着いてきた時点で、最近よく考えることがあります。

それは、「私の進んだ道(大学・学部)は本当に正解だったのか」ということです。

就活でも「なぜこの大学・学部を選んだのですか?」とたくさん聞かれて、そのたび私はもっともらしくてステキなことを答

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これからたくさんの人が死にます

これからたくさんの人が死にます

友達から「三浦春馬」とだけLINEが送られてきた。何かあったんだろうな、と思ってGoogleを開く。愚かにもわたしはこんなことを考えていた。①コロナ感染。②薬物使用。③逮捕。「三浦春馬」と「死」の間はそれだけ遠かった。ましてや自殺なんて、考えもつかなかった。だから、「自殺」の2文字が出てきた時、一瞬心臓が止まった。

けっこう、好きだった。私たちの世代だったら好きなドラマの何かしらには彼が出ていた

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原宿(2016)

原宿(2016)

iPhoneのメモ帳を漁っていたら、2年前に書いたメモを見つけた。原宿の風俗誌に加えてあげたい。そして文章がわかい。

2016/08/24

(原宿でバイトしていた、翌月留学を控えていた頃の日記)

 日本を発つことを、それによって引き起こされる感情を、上手く想像できなかった。不安も切なさも寂しさもなく、淡々と過ごしていた。でもそれは突然やって来る。いつも突然やってくる。
バイトが終わった後、稽

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180926~181030

180926~181030

日記を書くのが好きです。手書きでも、Wordでも、アプリでも色々書きなぐっているので、そのダイジェスト版のまとめをnoteに作ってみようかなあ、と思って、試しに書いています。

9月26日 

 7時半に起床。11時の新幹線で帰省する予定だったがあまりにも面倒になってしまい、13時の新幹線に乗った。実家に着いて、劇団の合宿で買ったチーズケーキを渡した。那須で買ったチーズケーキ。

9月28日

 

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