Corazon

笑いあり、涙あり?の珈琲屋の悲哀を綴っております。

Corazon

笑いあり、涙あり?の珈琲屋の悲哀を綴っております。

マガジン

  • 交流屋

    交流屋 サロン・デ・コラソンについての記事まとめ

  • 珈琲屋、カフェについて

    日々の仕事から見えることや考えについて書いた記事

  • 仕事以外の話

    くだらなくおもしろいプライベートの話

ストア

  • 商品の画像

    【ギフト】夏みかんのアーモンドケーキとドリップバック8個のセット

    <セット内容> ・夏みかんのアーモンドケーキ(小) ・ドリップバック8個(コラソンブレンド/中深煎り) *日付指定がない場合、ご用意でき次第クール便で発送いたします。
    3,100円
    cafe de corazón|自家焙煎珈琲と手作りお菓子のお店
  • 商品の画像

    【ギフト】夏みかんのアーモンドケーキとコーヒー豆のセット

    <セット内容> ・夏みかんのアーモンドケーキ(小) ・ドミニカ・フンカリート100g(浅煎り) ・コロンビア・エルアラヤン100g(中深煎り) *日付指定がない場合、ご用意でき次第クール便で発送いたします。
    3,500円
    cafe de corazón|自家焙煎珈琲と手作りお菓子のお店
  • 商品の画像

    【ギフト】夏みかんのアーモンドケーキとドリップバック8個のセット

    <セット内容> ・夏みかんのアーモンドケーキ(小) ・ドリップバック8個(コラソンブレンド/中深煎り) *日付指定がない場合、ご用意でき次第クール便で発送いたします。
    3,100円
    cafe de corazón|自家焙煎珈琲と手作りお菓子のお店
  • 商品の画像

    【ギフト】夏みかんのアーモンドケーキとコーヒー豆のセット

    <セット内容> ・夏みかんのアーモンドケーキ(小) ・ドミニカ・フンカリート100g(浅煎り) ・コロンビア・エルアラヤン100g(中深煎り) *日付指定がない場合、ご用意でき次第クール便で発送いたします。
    3,500円
    cafe de corazón|自家焙煎珈琲と手作りお菓子のお店
  • 商品の画像

    夏みかんのアーモンドケーキ(小)

    上京区のお寺からいただいた夏みかんで毎年お作りしています。 生地には甘く炊いた皮を入れ、焼き上がりに果肉のジャムをかけています。 最後にお砂糖でコーティングしているので、酸味·苦味·甘味が一度に味わえるしっとりとしたケーキです。 少し酸味のある浅〜中煎りのコーヒーと合わせてもよし、 少し苦味のある中深〜深煎りのコーヒーと合わせてもよし。 この時期限定のケーキです。 コーヒー豆や他のお菓子と合わせて、ギフトにもできます。 【ギフト箱】を一緒にカートにお入れください。 【夏みかんのアーモンドケーキ(小)】とコーヒー豆のギフトセットをご用意しています。 そちらもどうぞご覧ください。 *ご用意でき次第、クール便で発送いたします。 *カットしていない状態でお届けします。
    1,500円
    cafe de corazón|自家焙煎珈琲と手作りお菓子のお店
  • もっとみる

最近の記事

カフェの効用と交流屋のこれからについて

「どうして交流屋をやってみようと思ったんですか?」 お客さんからよく受ける質問である。 交流屋についてご存知ではない方もいると思うので、簡単に説明しておく。 4人限定で行われる一期一会の交流会で、普段は接点のないような職業や年代の人とお話をしてみようという会である。ファシリテーターが一人いることで話すことに苦手意識がある方でも楽しめるようになっている。ここで売られているのは商品ではなく、効用そのもので「安心して話せる他者との交流」なのだ。 詳しくは下記のnoteをご覧い

    • 珈琲屋がお客さんに味を説明するときに感じるジレンマについて

      「判断ができません」 お客様がメニューをジッと見ている。 表情からは困惑の色が見てとれる。 「あの、すいません・・・」 やはりきたか! 「わからないので、教えていただけますか?」 それはそうだろう。 当店にはストレートとブレンド合わせて約20種類のコーヒーがある。 そして、メニューには生産国名が文字で表記されている。飲んだことがなければ、ブラジルだとかコロンビアだとかいった記号だけ見ても、どんな味か想像がつかないのは当然である。 ここで私は得意げに焙煎度について説

      • お金が降ってくる交差点

        毎日、千本通りを北から南に向かってバイクで走っている。 その時によく見かけるのが、千本中立売の交差点角にあるマクドナルドの前あたりで車やバイクが警官に切符を切られている姿だ。 「よく見かけるなぁ。何でこんなところで捕まるのだろうか?信号の変わり目に渡って、信号無視として捕まるのかな?」 その程度にしか考えずに通りすぎていたのだが、先日まんまと私も捕まったのである。 事の経緯はこうだ。 用事を済ませ、車に子供二人を乗せた私は中立売通りを上七軒側の西から東に向かって走って

        • 新業態『交流屋』の第1、2回の実績報告書

          以前に新しい試みとして「交流屋」を始めるという記事を書いた。 「交流屋」がどういった業態かは下記のnoteを読んでいただきたい。 そして今回は実際にやってみた感想を書いてみたいと思う。 「まずは1回やってみよう!」とチラシを作り店内に置いてみたところ、興味を示してくださる方が多く、定員の4人はすぐに埋まり、時間をずらして2回目も同日に行うこととなった。 結果から先にいうと、2回とも大盛り上がりだったので成功といえる。 「普段のカフェと「交流屋」は一体なにが違うのか?」

        カフェの効用と交流屋のこれからについて

        マガジン

        • 交流屋
          3本
        • 珈琲屋、カフェについて
          17本
        • 仕事以外の話
          6本

        記事

          恥ずかしい卒業式の想い出

          「私の小学校時代とは随分変わったなぁ・・・」 袴姿で卒業式にでる娘をみて、時代の変化を感じてしまう。 私が小学校を卒業するときは袴姿の子など一人もいなかった。 それどころか、保護者でさえ着物を着てくる人は1、2人くらいだったと記憶している。 それが京都という土地柄のせいか、女の子の半数ぐらいは袴を着ている。 最初は袴で出席するというのを聞いて、「えっ、小学生で必要ある?」と思ったのだが・・・。 そんなことを考えながら、自分の卒業式の日を思い返していた。 私も一応は「よ

          恥ずかしい卒業式の想い出

          スタッフ定着率の高いお店がやっている『一本釣り』とは?

          今年も一本釣りの季節がやってきた。 断っておくが、私はカツオ漁師ではない。珈琲屋だ。 では、「一本釣りとはなんのこと?」と思われたことだろう。 これはスタッフ採用の話である。 スタッフ採用といえば大げさに聞こえてしまうが、ようはアルバイト募集のことで、『一本釣り』とはその方法のことである。 当店はスタッフの定着率は高い方だと思う。 学生のアルバイトでも卒業するまで数年間続けてくれる。 しかし、卒業や生活環境の変化により、この時期に退職する人が出るときがある。 そこで

          スタッフ定着率の高いお店がやっている『一本釣り』とは?

          マスターvs営業電話

          「はい、ありがとうございます。カフェデコラソン でございます」 「あ、コラソンさんですか?」 電話口から明るい女性の声が聞こえた。 「はい、そうです!」 親しげだ。 『コラソンさん』の呼び方からして常連さんかもしれない。 電話番号もフリーダイヤルではなく、携帯番号だ。 「もしかして、お電話口は店長さんかオーナーさんですか?」 「はい、そうですが・・・」 常連さんで私を「店長さん」や「オーナーさん」と呼ぶ人はいない。 ほぼ100%「マスター」と呼ばれている。 この一

          マスターvs営業電話

          ついに新事業を始めます!しかし、聞いたことがない商いなので大コケするかもしれません。それはこんな事業です・・・

          日頃から「個人店である価値」とか、「個人店の良さ」とは何かを考えている。 資本のないお店がカフェチェーンと同じことをしていても勝てっこないのは明らかだ。 その中でもお客さんとの距離感や関係性は、一番の魅力ではないかと思っている。 常連のお客さんだけではなく、初めて来られた方でも話が盛り上がることはよくあることだ。 話が盛り上がり、他のお客さんも話に参加してくると、何とも言えない一体感に包まれる。 しかし、いつもこうなるわけではない。 こういった状態になるのは、話しやすい

          ついに新事業を始めます!しかし、聞いたことがない商いなので大コケするかもしれません。それはこんな事業です・・・

          ギョウザの平等

          本日の夕食はギョウザである。 我が家はみんなギョウザが大好きだ。 水ギョウザは中国に譲るとして、焼きギョウザは日本のソウルフードに認定してもいいのではないかと思っているくらいだ。 食卓の中央にある大皿には、24個のギョウザが無造作に盛られている。 昔から我が家には、おかずをキレイに盛り付けるという概念が存在しない。 さっそく食べ始めると、いつものギョウザより野菜が多いのかヘルシーな感じがする。 こりゃ何個でもいけるなとパクついていると、それを見た娘が「お父さん、それ何個

          ギョウザの平等

          扉を開けてタイムスリップしてきた話

          この扉を開けるのは勇気がいる。 私は、未知の扉を開けようとしていた。 2月の日曜日に母と娘と一緒に神戸の須磨寺へ父の墓まいりに行ってきた。 しばらく行けていなかったのでモヤモヤしていたが、これでちょっとスッキリである。 スッキリしたところで、いい具合にお腹が空いてきた。 時刻は13時を回ったところだ。 どこか店に入ってお昼にしようと思ったが、駅からお寺に続く参道は典型的なシャッター通り商店街だ。 母は腰が悪く、あまり連れ回すわけにもいかない。 「何でもいいから近くに

          扉を開けてタイムスリップしてきた話

          私が一番難しいと思っているコーヒーの飲み方

          職業上、コーヒーについて考えることが多い。 特にコーヒーは一般的にどのように飲まれているのかは興味があるところだ。 私が想定しているのは以下の飲み方だ。 1 食事(パン、菓子類)をしながら飲んでいる 2 仕事をしながら飲んでいる 3 読書をしながら飲んでいる 4 会話をしながら飲んでいる 5 スマホやテレビを観ながら飲んでいる 6 何もせず、ただ飲んでいる この中で私が唯一やっていないのは、6番の「何もせず、ただ飲んでいる」という行為だ。

          私が一番難しいと思っているコーヒーの飲み方

          珈琲屋の人生ムダな時間

          「青は進めだ!」 これは太古の昔から決まっている。 なのに、前の車が動かない。 一番前の車が右折しようと、歩行者が通り過ぎるのを待っている。 そのため、後続の車は誰も動くことができないのだ。 いくらバイクとはいえ、京都の狭い道路は電柱が邪魔をして横をすり抜けていくこともできない。 しばらくすると、信号は黄色になり、すぐ赤になった。 同じ信号を2クール待つ。人生においてこれほど無駄な時間はあるだろうか? 配達などの業務で毎日バイクに乗っている。 平均すると、一日10分くら

          珈琲屋の人生ムダな時間

          お役所の人と話をすると掛け合い漫才になってしまう話

          お役所の方とは、いつも話が噛み合わない。 なぜ、そうなってしまうのか? 今回、京都府の募集する「多様な働き方推進事業補助金(テレワークコース)」に申請を出した。 補助金の内容を説明すると、雇用する従業員が自宅などで仕事ができるように、ノートPC等の購入費用の一部を補助してくれるというものである。 カフェといえどもオンラインショップや事務処理などPC業務は多々ある。 これらを主に女性スタッフのTさんに担当してもらっているのだが、当店にはノートPCがない。これを機に導入しよ

          お役所の人と話をすると掛け合い漫才になってしまう話

          お土産コーヒーとプライド

          お客さんから旅行や出張のお土産でコーヒー豆をよく頂く。 コーヒー豆を売った相手から、コーヒー豆を無料で頂くというのは何とも気が引ける。 さらに、他のお土産なら「ありがとうございます。美味しかったです!」と返せるのだが、コーヒーに関してはそうはいかない。 素直に感謝を述べるべきか、はたまたプロとしてのプライドを見せるべきか・・・。 渡す側としても喜んでもらおうと思っているとは限らない。 プロはいかなる判断を下すのか、キレの良いコメントを期待しているかもしれない。 「これ

          お土産コーヒーとプライド

          ポイントカード再考

          物事には当初の考えからずれていき、いつしか形骸化してしまう、なんてことはよくあることだろう。 当店では、コーヒー豆の購入時に付与するポイント制度がそれに当たる。 どういったものかというと、コーヒー豆を100g購入していただくと、スタンプを1つ押し、合計で20ポイント貯まるとコーヒーが1杯無料になるサービスだ。 始めた当初は、定期的に買いにきてくださる方に何か還元できないかという思いと、いつも豆だけ買いにきてくださる方とお話する機会を設けたいという思いであった。 しかし

          ポイントカード再考

          奇跡の珈琲教室

          これは、奇跡だ。 当店では、月に一度珈琲教室を行っている。 京都新聞のカルチャースクールが申し込みの窓口になっており、開催の3日前くらいに参加者のリストが送られてくる。 そして今回、受け取ったリストを見て目を疑った。 なんと、5人の参加者全員の名前が「ノリコ」なのだ。 最初パッと見た時に、「まさか?」と思い、リストの上から順番に指で追いながら確認していく。 それはまるで、ポーカーの手札を一枚ずつめくっていくような緊張感があった。 ノリコ、ノリコ、ノリコ、ノリコ、そして

          奇跡の珈琲教室