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子育て日記

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運動会に思う、長女と私の限界突破

運動会に思う、長女と私の限界突破

先週末は長女の小学校の運動会だった。

コロナ禍を経て、運動会はお弁当なしの半日に。そこは変えずに、今年は応援合戦が復活し、全学年参加の団体競技が始まるなど、学校が新しい運動会をつくろうとしていることが伝わってくる内容だった。

ちなみに、時間短縮でなくなったは、玉入れや大玉転がしなど、学年ごとの団体競技。ないことに慣れていたけど、団体競技にしかないハラハラドキドキはやっぱり楽しい。全学年対抗って

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小2と一緒に楽しめることを探して

小2と一緒に楽しめることを探して

小学生の子どもと親が一緒に遊ぶとなると、みんな何をしてるんだろう。長女は小2。少し前までは一緒に工作したりすることもあったけど、共に何かに取り組むことって減ったなぁと思います。代わりに増えたのは、オセロとかトランプとか、アナログゲームをする時間。でもそれもたまに。

娘にはまだ親と遊びたい、何かをやりたい、という気持ちはあるのだけど、お互いにそれが何なのか、常に探っている感じ。(「一緒になんかした

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やる気よりも環境が大事

やる気よりも環境が大事

もうすぐ娘たちの冬休みが終わる。
この冬休みはとても平和だった。大震災や航空機事故が続き、心が痛む中、家族水入らずの時間をこんなにも有難く感じた正月はない。

とはいえ、冬休みのはじまりはあんまりよくなかった。
サンタさんのプレゼントが姉妹揃ってたまごっちユニだったため、そちらにどっぷり。終わると姉さんはKindleで読書三昧。「読書」と言うと聞こえがいいが、漫画じゃないけどそれに近い読み物を何時

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ゆるい繋がりの中で見つける新しい自分

ゆるい繋がりの中で見つける新しい自分

ZINEの取材で「みんなの公園愛護会」の椛田里佳さんにお話を聞いた時、「うまくいっている団体は、参加率が低いことをスタッフが引け目に感じないように心を配っている」ということを話していた。公園愛護会というのは、住宅街にあるような身近な公園を掃除したり、草取りをしたりして守ってくれている民間団体だ。

「それって大事なことだなー」と聞いていたのだけど、自分もちゃっかりその恩恵に預かっていることに今日気

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小2娘との対話にこどもニーズカードを使ってみた

小2娘との対話にこどもニーズカードを使ってみた

紙に書くと、納得度が高まるあれこれ口うるさく言いたくないけど(言ったところで聞かないし)、ちょっと最近おかしいなぁ、良くないなぁという子どもの様子とか、あるいは、何か困りごとがありそうなとき、私は紙に書いて子どもと話すようにしています。

たとえば、うちでは通信教育をやっているのだけど、なかなか手を付けず、どんどんたまっていき、ついに「やめたい!」と言い始めた時。あるいは、「新しい習い事をしたい」

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こころとつながる手

こころとつながる手


私の手じゃないとだめなんだ長女は体調不良で寝込んだとき、私に背中をさすり続けることを所望する。手当てという言葉があるように、手を当てるだけで癒しの力があるのだということを実感する。ほかのことは何もできなくて、「どれくらいさすってたら、ごはんづくりに戻れるだろうか。」とか、今日中にやらなくてはならない仕事のこととか、あれこれ心配になってくるのだけど、そのうち諦めて、また子どもに振り回されることにた

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「ただいま」が言いたくなる旅~二戸~

「ただいま」が言いたくなる旅~二戸~

もう今さらな感じですが、GWに家族で岩手県二戸市に行ってきました。

友人がこちらのムービーをつくったり、観光のお手伝いをしていた関係でずっと行ってみたかったのです。

人懐っこくてどこに行っても、大人にじゃれつくうちの娘たち。二戸の人たちはどこに行ってもそんな子どもたちを受けとめてくださって。旅先でいろんな大人たちに関わってもらえたのが、私にとっても子どもたちにとっても、一番よかった。そうやって

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【絵本紹介】せかいでさいしょにズボンをはいた女の子

【絵本紹介】せかいでさいしょにズボンをはいた女の子

春休みに実家に帰省した際、「こども本の森 中ノ島」に行ってきました。訪れるのは3回目かな。帰省したの定番お出かけスポットになっています。

「自然」「食」「未来」「生きること」など、カテゴリーごとに数えきれないほどの絵本が並んでいて、私一人でも行きたいぐらい。偶然の本との出会いが溢れているんですよね。上の写真のように階段で自由に本を読めてとても落ち着きます。

そこで、見つけて思わず涙ぐんでしまっ

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子どもに抜かれる心地よさ。家族スキーの思い出

子どもに抜かれる心地よさ。家族スキーの思い出

冬休み、家族でスキーに行きました。
長女は3年目、次女は4歳にしていよいよスキーデビューです。

次女のデビューはスクールでうちは夫がスキー上級者。長女はこれまで夫の指導でボーゲンまでは滑れるようになりました。ところが次女はお父さんに教えてもらうよりスクールに入りたいと言うので、初回からスクールに入ることに。

スクールは2時間。うちの子が入ったスクールは、前半はキッズゲレンデで、スキーの装着や止

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宿題後回し問題、これで解決しました

宿題後回し問題、これで解決しました

我が家の小1長女、勉強が嫌いなわけじゃないけど、宿題や通信教育はとにかく後回し。もともとこのことを解決しようと思ってやったわけではないけれど、結果的に解決しましたというのが今回のお話です。本好きな子には効くかもしれません。

本をきっかけに1日の過ごし方を考えるように夏休みや冬休みの過ごし方のノウハウで見かける「1日の過ごし方」的なスケジュール表。

うちでは夏休みに取り入れようとして定着しなかっ

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子どもに寄り添うことで、差し出しているもの

子どもに寄り添うことで、差し出しているもの

先日、義母の一回忌の法要があった。私の母も上京し、法要が終わった後、うちへ立ち寄って娘たちと遊び、一緒に夕飯を食べて帰って行った。

その次の日のこと。翌日は月曜日で学校だった。毎日自分で起きてくる長女が起きてこない。起こしに行くと、泣いて学校に行きたくないという。理由は「ばぁばに会いたい」。やれやれ。でもどんなに泣いたって、ばぁばには会えない。さすがにそのことは理解しているようで、だんだんと「マ

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友達の子育てをのぞいたら自分の過干渉に気づいた話

友達の子育てをのぞいたら自分の過干渉に気づいた話

向島を訪れた理由夏休みに向島に住む友人を娘たちと訪ねた。友人とは10年前に少し一緒に仕事をして以来。当時は尾道に移住したばかりだった彼女も結婚出産を経て、現在は「みらいのこども舎」という自主保育(現在は完全に預かりもOK)の場を立ち上げている。

私が彼女のもとを訪れたのは、自分の子育てに疑問があったからだ。なんだかいつも怒りすぎている気がして、子どもたちとの関わり方を変えたかった。彼女のところに

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私と娘たちの自立の一歩

私と娘たちの自立の一歩

幼稚園が始まって1ヶ月半。この春、次女も幼稚園に通い始め、私と長女次女の関係性が変わり始めました。

次女が生まれてから、ずっと手探りだった長女との関係。次女が生まれた時、長女は3歳。はじまりは、次女が生まれてすぐに始まった癇癪でした。それから彼女の心がどんどんわからなくなるばかりでした。

思い返せば、長女妊娠中に夫がNYに赴任することになり、私も妊娠8ヶ月で渡米し、長女をNYで出産しました。そ

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食べない時期をどう乗り切る

食べない時期をどう乗り切る

長女が時々ご飯を食べなくなってしまう。それが2週間ぐらい続く。今久しぶりにその波が来ていて、食べなくなって今日でちょうど2週間が経ちます。きっかけは切り干し大根を喉に詰まらせたこと。それを機にほぼ毎日何かを喉に詰まらせて吐いちゃったりしながら、食べる量も2歳の次女と同じか少ないぐらいになっている。食べなくなるのも、喉にご飯を詰まらせて吐いちゃうのも、周期的にやってくるので、母としてはだめかもしれな

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