鈴木將之

RIKKA LLCのCEO。”ビールでソーシャルイノベーション!”を掲げ、現地原料10…

鈴木將之

RIKKA LLCのCEO。”ビールでソーシャルイノベーション!”を掲げ、現地原料100%の環境再生型有機農業によるクラフトビールを地域を巻き込んでつくっています。 現在、クラウドファンディングを実施しています。応援をお願いします!

最近の記事

どうかな?

クラウドファンディングも残り2日 これまでに200人をこえる方々から応援していただいています これまでやってきたことが報われる だけでなく これからやっていく僕らの背中を押していただけることは 感謝しかありません 理想の未来 それを 自分たちの手で 創る それだけを想い 考え 行動する 単純にそれだけをやり続けて  これからも愚直にそれをやり続ける 難しいことは わからない わからなくなっちゃいました 世の中 経済も 人間関係も 何もかもが 複雑になりすぎて 考えれば考

    • 日本初のビール麦

      日本初のビール麦 それは北大1号という名前がついている 幸運なことに 今年それを栽培させていただくことができた 明治、大正の時代に今のサッポロビールが使っていた大麦 もちろん現在は使われていない その時代 北海道で栽培された大麦とホップだけでビールが作られていた 今のような農業ではないから 多くの人の手作業で大麦は育てられていたんだろう これまで5年間 農薬と化学肥料を使わないで栽培してきた (そうすることが地球環境や人体へ悪影響がないと思ったから) 雑草は大麦より丈が

      • 失って得たもの

        威張れることじゃないんだけど 無知って素敵 他国の習慣とか知らないと 問題になるけど 物事を知ってればいいってもんでもない 地域原料100%のオーガニックビール 5年前 それを作りたいって思った 地域原料 ビールモルトは ほとんど輸入なんで 地域で循環した方が持続可能 ただ知らなかったからで なんとなく自分でやりたかっただけ 100% できるかどうか そもそも輸入だって思ってなくて 日本酒を米からつくるように 大麦からやってると思ってた ただ知らなかったからで それが普通

        • 手作業で非効率

          RIKKAとことを知っている方には周知の事実だと思います 農業機械が無いので 農家の方にやってもらったり 使わなくなった農機具を借りて作業したり とにかく 手作業で非効率 その作業から出来上がったビール 果たして美味しいのか? 美味しいんですよ! 是非 飲んでもらいたい 電気やガソリンなどの動力で動く農機具を使うと スピードは速くなり 効率は良くなるけれど ヒトのペースで作業することは難しい 足踏み式や手回し式の農機具だと そこそこのスピードと効率 ヒトのペースで 無駄

        どうかな?

          未来とは

          未来とは 自分で可能にするもので 予知しようとするものではない 僕の言葉じゃ無いけど この言葉が好き 今やっているビール事業 最初に色々と調べていたら 躊躇してた 物事の正解のほとんどは どこかに存在している時代 未来を予知したら 足は前に出ない この写真 ガスって視界が悪い 物事がこういう状況ってあるよね 先がボンヤリしていてはっきり見えない 進む? 手前の道を右折する? 看板を読めるとこまで近づいて確認する? それとも 止まってガスが晴れるまで待つ? そんな時は 自

          春?秋?

          最初に大麦のタネを撒いたのは春 その年の秋に同じタネを蒔いてみました 大麦のタネには 春蒔きと秋蒔きがあること 農家さんに聞いて聞くまで知りませんでした タネは春に蒔くものだと思っていました 麦は秋蒔きがいいと口々に言われました なぜなら 秋に蒔いたら春には もうすでに芽が出て ある程度成長してるから スタートダッシュで雑草との競争に勝てる ということのようでした それからしばらくして タネが遺伝子レベルで違うと知りました 不思議だよね タネ蒔いたら 条件が揃えば発芽し

          出逢い

          どうしてここまでやって来れたの? クラウドファンディングを始めて 経緯を読んでくれた方々からよく聞かれる やめる理由はたくさんあった 壁(障害)は数え切れない でも もう忘れちゃいました もちろん壁にはいろんなのがあって それを越えるのも 簡単だったり 大変だったり まあ様々 大麦の種蒔いて ビールつくるんだ  そう言ったら 無理でしょ できっこない そう言われたこととか オーガニックビールなんて無理 不耕起栽培は不可能 何も知らないって 嘲笑されたり 忘れてないね 覚えて

          ダストボウル

          ものすごい砂嵐! 見たことある。インターステラーだ! すぐにそう思った (インターステラーは映画のタイトル 写真はWikipediからお借りしました) これは現実 1935年のテキサス州での写真 草地を耕して 畑にしたから 表土が風に舞って この写真のようになった もうこの時から 気づいてたんだと思う 耕すことのデメリット  気づいてたけれど 対処できなかったんだな 人類が住める惑星を 太陽系の外に探しに行くことは まだ当分無理 インターステラーはそんな映画 この時期に

          ダストボウル

          ビールでソーシャル・イノベーション!

          RIKKAのミッションが今回のタイトルです。 まだまだこれからで 掲げる目標は大きいのですが 種まきから5年 起業して3年 やりたい事を一言で言うなら これかなって 最初は環境危機に対して何か自分自身で出来ることを考えて 出来るかなんてわからなかったけど なんとなくそんな方向で進み出した やっていくうちに これまで出会わなかった スペシャリストにお会いすることで 無茶な目標は 順を追って なんだか実現できそうな形になってきた 到底 自分達だけでは考えも及ばない 知能を外部委

          ビールでソーシャル・イノベーション!

          ヒバリの囀り

          これで10日間連続の投稿になりました オーガニックビール造りを始めた時から順番に出来事を書いてみましたが 最初に使う写真を選んでいるうちに いろんな出来事を思い出しました 今回は 毎年のことだけど 写真で説明しにくいことを書いてみようと思う ヒバリが畑の作業を応援してくれているかのように 作業中に囀り続けてくれます 独りで作業していても あー 今日もヒバリが応援してくれていると なんだか嬉しい気持ちで ヒバリの囀りが大麦の成長を手助けしてくれている 今ではそう思っています

          ヒバリの囀り

          大きな失敗

          何もビールのことを知らずい始めたので 失敗からスタートしてようなものですが 4年目の大麦栽培で大きな失敗をしました 見せたくない写真 とか 失敗 とか これまで上手にいってるように見せたかったので 公にはしてきませんでした 今回はその一つを公開します そう こっそり  植物の成長は光の取り合いだと そう聞いた 3回目の麦踏くらいまでに雑草よりも大麦が成長して 大麦の葉が土壌の表面を覆っていたら 雑草に光が当たらないから丈が伸びずに除草が必要ない これまでに比べて密に植え

          大きな失敗

          そしてまた繰り返し

          試行錯誤をしながら4年目に 畑は3年目と同じ 品種を変更して 蒔き方も変更しました これまではサチホゴールデンからりょうふうへ品種を変更 ご存知の方はわかると思いますが 秋蒔き品種から春蒔き品種? 1年目に秋蒔き品種を秋と春に実験で育つことを確認していました 蒔き方の変更は 播種機で幅を狭めて大麦が雑草との競争に負けないように 前年に比べて狭く蒔きました やってることへの興味関心が少しづつ高まり  人が集まってくれるようになりました 写真は麦踏フェスの時のもので50人が

          そしてまた繰り返し

          一難去って また・・・

          よく聞くフレーズそのまんま 手刈りでやれると思ったのですが これだけ広い畑で手刈りって 雑草抜き以上に多くの方々が手伝って こんな時に限って 良い天気 ちょっと曇ったり 風があったりすれば良かったのですが  30℃を軽く超える気温が続きます ここでも皆さんの力に助けられ なんとか刈り終わることができました 改めて手伝っていただいた皆さんへ感謝の気持ちを伝えたい ありがとう! おかげさまで美味しいビールになりました!!! 化石燃料で動かす機械がない時代 こうやって農作業や

          一難去って また・・・

          それでもなんとか

          皆さんに手伝ってもらって雑草を抜くことができたので 写真のように 無事に実が入り 畑が金色になりました 4月末にタネを植えて 8月になってから収穫です 芽が出てから 麦踏を3回やって  雑草を抜いて 抜いて 抜いて 抜いて 抜いて やっとここまで育ちました 一面金色の美しいこの景色はご褒美でした この畑の規模であれば コンバインで数時間の作業で刈り終わります しかし 物事なんでも上手くは行かないものです なんとコンバインで刈れなかったのです 丈が伸びる時期に雨が少なかった

          それでもなんとか

          こんなはずじゃなかった

          大麦がたくさん取れるように畑を広げたけど やることが増えて手が回らない よく考えてやればわかることだけど ビールつくるために大麦たくさん欲しかったから 畑を広げたのですが。。。 畑へ行くたびに畑が広くなるのでは無いかと思うくらいに 雑草を抜いても抜いても終わりません (除草剤を使いたくなかったので 手作業で雑草を抜きます) 朝から晩まで 時間がある時に行って 何日間、何時間やったのかわかりません 友人や知人にそんな話をしていたところ 簡単に紹介できないくらい多くの方々が 

          こんなはずじゃなかった

          一歩づつ

          順番に読んでくれた方はお気づきだと思います 畑の規模がグッと大きくなりました 3年目にお借りした畑の写真です 前年の3倍くらいになりました どうして広い面積にしたかというと ビールつくるには 相当量の大麦を収穫する必要があったのです そんなこともわからずに大麦を栽培していたわけですが それを教訓にして 畑を広くしました ただ広い畑を求め そうすれば大麦の収量が増えると それだけを考えて3年目が始まりました 先に待ち構える困難を知らずに 続きは次回。 ーーーーーーーーー