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自己紹介と底辺だった私がセラピーで自分自身を癒し、自己肯定感を1000上げた話。

こんにちは、はじめましての方もいらっしゃるかと思いますが、むくむくです。

私はパワハラ虐待がちの家庭に生まれ、HSPの過敏症や不安症等の特性を持っていたため幼い頃から自尊心や自己肯定感が著しく低いマイナス状態で育ちました。
しかし十数年前にセラピーに出会い、それらをプラスにすることに成功したので、その体験を綴っていきたいと思います。

まずセラピーを始める前の自分がどんな状態だったかを知ってもらう為、少しだけ昔の話をしたいと思います。

家は親がシングルの家庭でしたが、親が完璧主義でヒステリー持ちの口は達者な母親にずっと責められる様に育ちました。

加えてもう一つ、私はHSPと素直で自分が真実だと思った事しか言えないという性質もあり、いわゆる「空気が読めない」という状態でした。日本の忖度をしたり、物をはっきり言わず遠回しに言う様な文化とはまるで合っていないので、この部分も大変苦労してきた所になります。

ちなみにスピリチュアルでは私はインディゴチルドレンに当てはまります。こちらの説明の方が特性や人生環境にピッタリ当てはまるのですが、今回はスピが好き・嫌いどちらの方にも読んでほしいのでこの話はまた別の機会にします。

HSPというのは、「物事や他人の感情が普通の人の何倍もの精度で視える」という特性があります。人にもよりますが、まるで顕微鏡を付けている様に通常の5倍〜10倍は拡大して見えるのです。更に、人の事を思いやって優しい、過度に自分のせいにしやすいという性質もあります。本来はカウンセラーや福祉、芸術的な仕事が向いているのですが、これも昭和の時代と自分の環境では本当に苦しみの多く行きにくい人生でした。

「真実しか言えない(空気が読みにくい)」特性とHSPの感情を過度に読み取ってしまうという正反対の特性を持っていた為、より複雑に苦しみが増した状態だったのです。

そんなHSPと、ヒステリックだったり、虐待する親というのは、はっきり言って相性が最悪です。普通の人だって充分辛い出来事なのに、それが何倍もの強さで感じ取ってしまうのですから、言われた酷い言動にダメージもその後の後遺症も何倍も受けてしまいます。

親だけでなく、小学校一、ニ年生の担任とも相性最悪でした。中年の女教師だったのですが、他の生徒には言わない事にも私にだけとにかく細かいことにまで注意してくるのです。普通の子より手が掛かる問題児と見られていたので、いつもみんなの前で叱られて恥もかき、これは私の自尊心をおおいに削る体験となりました。本人は私を助けているつもりだったかのような雰囲気が、今でも余計怒りを感じます。

そして母親が体育会系だったので「風邪をひいても絶対学校を休んではいけない」と「運動部に入らなければならない」という決まりがありました。
身体の具合が悪くても絶対に休めないのはキツかったし、私は文化系で音楽や美術が好きだったのに、いつものヒステリーで黙らされました。
仕方なくバスケ部に入りましたが自身が個性的なのと、元々体育会系は向いてなく部活に消極的なので部活内ではいつも馬鹿にされて軽いイジメ状態で、やる気がある一人の同級生からからは「辞めたら?」と毎日言われていました。(これが一番苦痛でした)

こちらの家庭の事情も知らず、好きでやっているわけではないのに他者からは一方的に悪者にされる日々はこの後も続いていきます。

そして一番精神的にダメージを受けたのが中学校時代です。私はこの辺りを「暗黒期」と呼んでいます。
中二の時、クラスに仲良く話せる人がいなく一人きりだったのがきっかけでイジメの様な空気になり、特別教室に通うようになりました。
しかし、担任教師は私が相談をしたら当事者のクラスメイトに「お前らいじめしてるのか?」と直接聞いてしまい、これきっかけで益々クラスから嫌われ孤立していきました。

今でも本当におかしいと思ってますが、担任は私を問題児でただ甘えてるだけという対応しか取らず、教室に入れないと言っているのに「給食は教室に取りに来い」と言われました。
他の特別教室の子は給食センターまで自分で取りに行ってましたが、新参者の私だけは何故かそれが認められず、教室に入れない私は給食費を払っているにも関わらず給食を食べれない日々が2、3ヶ月続きました。
私がいくら空腹でいようと学校で辛い思いをしようと普段道徳など偉そうに問いているこの人達にはどうでも良いことなのだなと言うのが分かりました。

教室にいる子たちは私の悪口を言って、悪者の悪口というのは共感が強く生まれるので結果的に彼等はすごく仲良くなっていました。
あのクラス中から「悪い者」として見られる空気は今書いて思い出してもゾッとします。

私はこの頃多分、親にはノイローゼのような状態となり、休養と手助けが必要でした。
しかし絶対に学校は休ませない親と、こちらの事は問題児として何の助けも寄り添いもない教師しかいない状況では、メンタルを大きく崩しながらもそれを全て放置されて大人になったのです。
しかし幸か不幸か、親の影響で私は肉体的にはとても強く育ちましたので、それもあって余計他人に心配されることは無縁の状態で育ちました。

それ以外にも成人するまでに心に大きいダメージを負う大きな事柄はいくつもありましたが、長くなるので省きます。
 
メンタルを大きく崩しながらもそれに気が付いたり、適切な処置を受ける事もなく大人になった私は幼い頃から夢だった「創作家になる」ことを目指して活動していきました。
しかし、世の中に出ても何もうまくいかず、その時の自分には向いていない、無理なのだと言うことが数年かけて分かりました。

そこで深刻な鬱状態となり、休まざるを得なくなりました。それまで幸薄い人生で、たった一つの夢だったものまで諦めなければいけないと分かった時、「死にたい」としか思えなくなりました。

その状態でも人生を良くするために何かできないかと図書館に行き、色んな分野の本を探しました。
あらゆる自己啓発や実用書など、置いてある本を読んでいき、そこで初めてセラピーの本に出会ったのです。

本を読んだ私は、その中で気になった人のワークショップにも参加したりしました。

そういった中で私は初めて、自分がメンタルを崩し、他人よりも自己肯定感が低く、酷い状態なのだと言うことに初めて気が付きました。

本当なら学生時代にケアが必要だった部分を大人には放置され誰にもケアしてもらえず、長い時間放ったらかしだったのですから精神的に具合がどんなに悪くなってもおかしくありません。

色々なセラピストや自己啓発の手法を調べて、セラピーを受けていきました。
十年以上かけて色んな手を使って自分を癒していきました。その中で、マイナス1000位だった自己肯定感を何とかプラスにすることが出来たのです。
そして創作活動を数年前から再開して取り組めるようにもなりました。こちらはまだまだこれからと行った感じですが、まずは創作できる喜びを取り戻して行っております。

自己肯定感を上げた手法については、いずれこのNoteでも書いていきたいと思いますが、おそらくこの世界で今も苦しんでいる人は大勢いると思います。
何が自分を苦しめているのかそれも分からず、自分の内に出来た傷を放置して、世の中の「良いとされる事」に合わせ、それが正しい事だと信じて生きているという人は無数にいるでしょう。

その中でも少しでも楽になったり、本当の自分に戻りたいという人の助けに微力でも役立てば良いなと思い、自分の経験をこれからも発信していきたいと思います。


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