coyotekenkamei

高知にて、演劇を主に活動。劇団コヨーテ主宰。

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晴れる夜、演劇みたいな音楽のような、作品、その4

人を信じること。 最近苦手になってた。 強さは信じることで生まれます。 そして精神の開放と意識の拡大を生きる。人になるため、身体に血が流れる。 指先にまで魂が通う。 身体が言葉になる。 深く深く息を吸って長く長く線の様に息を吐く。演じることは僕にはそんな感じです。演じることが技になる。

    • 晴れる夜、演劇みたいな音楽のような、作品、その3

      ミュージシャン達の音が届く。 なぜだろうか、聴きながら、なんとなく涙が流れてしまう予感がした。 新しい稽古の方法をしている。 視覚を排除するという感覚。 なぜ、涙が出てしまいそうになったのか、それは愛するという行為のあまりのきれいさのせいだ。 僕は愛してるんだ、ドレミファソラシド、ポンココ、ポンポン、音の言語。 生でやるからさ手触りもあるよ、触れてるって感覚、記憶、すべすべつるつるざらり‥ 愛しいやん。 晴れる夜に誰かの寝息が聞こえる この作品はラブレターです。 誰に

      • 晴れる夜、演劇みたいな音楽のような、作品、その2

        何もかもリスタート。それはいいね。 札幌で自分の作品を初めて発表したのは1997年12月だ。それから25年になるのか。 役者としては17歳から始めた、なんか不満足で、脚本を書き始め、発表のために劇団員を辞めて、劇団をつくり、ヘッドになり、脚本、演出、主演をかます、1997.12。 頭がちんちんの形で家から出られずにいる青年と母と弟の愛憎の爆発みたいなお話。 2019年に再演した時、そこに誕生日プレゼントの女をキャストに加えた。 初演は家族だけの話で絶望的だった。 再演は家

        • 晴れる夜、演劇みたいな音楽のような、作品。

          高知で劇団coyote、亀井健のひとり芝居を含めて三度目の舞台になる。 昔、高知演劇祭に参加した。 その後は矢野絢子とツーマンで舞台に立った。 そして、高知県芸術祭に初参加。 高知に住居を移して初めての主宰公演だ。 そんでこれからも続くから、処女航海だ。 芸の舟に乗って、海へ‥ 今回は1人芝居だけど、パーカッションのみたにんがいる。見谷聡一が音楽を創作、生で一緒にやる。 矢野絢子と嶋崎史香も参加してくれる。 ピアノとヴァイオリンだ。 とても光栄です、僕は幸せ。 本

        晴れる夜、演劇みたいな音楽のような、作品、その4

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        • 亀井健自然に帰る日記
          83本

        記事

          そらに祝福された

          久しぶりにnote。 肉体のことは、ほどほどです。 内面は騒めき激しく動いていた。 そして静寂。 すぎる、、 僕は穏やかなふりで 声と向き合っている 空は祈りを確信して祝福する。 丁寧でゆっくり生きる それが最速なのだとわかった。 変容は本能と本性の目覚め。 コーヒーをドリップしてみたがあまりの薄さにカップの底が透けていて、きれい。

          そらに祝福された

          演技にしんしんとしてる

          まだ体力は戻らないままだ。 しかし、稽古をコツコツしている。 演技ってものの深いとこに、あまりの闇に、ゆるく逃げてみたりしている。 ただ、身体に、指の先までに、注意深くなればいいだけだ、しかし理屈が動機になるまでうるさくてね。晴れる夜に誰かの寝息が聞こえる。 one of the bear shooters in the world の稽古をやっと始めたのだ。 音楽と交わるために。 演技が音楽になるために。 ジビエを振る舞うシーンから始まるのだ。 それは 自分自身の肉か

          演技にしんしんとしてる

          札幌に半月帰ってきた

          ひどい過労で高知に帰ってから寝込んでいる。俺がやっと回復したら妻が寝込んでしまう。 全く、二度と札幌に帰るなんてお断りだ。 もうずっと川で泳いでいたかったし、空気がいいんだよ高知はさ。とは思いつつ、札幌に帰って良い事もたくさんあったよ。 子達がバービー、ひーばーちゃんに会えた事。 あとぴーまーにも会えたしね。 何より娘は親友に会えた。 親友の家族は、僕ら家族にとっても大切な存在で再会できてよかった。 あと、小樽で施術できた事、札幌で久しぶりにひとり芝居できた事、お客様たくさん

          札幌に半月帰ってきた

          叶えられた祈り

          さまざまな願望を確かめてみれば全部現実になっている。しかも自分が恐れていた事をゆらゆら、ひょろっと避けている。 避けてる? 避けるというよりも、逃れる? いや、逃れるというよりもそれは別世界の出来事だったのかもしれない感覚だよ。 パラレルワールドってやつを知ったのは、リチャードバックの小説だった気がする。 確か、イリュージョンってタイトルだった気がする。ずっと本屋であらすじを集めてた頃、金もないのに買った文庫本だ。 たくさん本を買ってもどのページからでも読める本というや

          叶えられた祈り

          帰省というか旅

          高知移住して4ヶ月ちょっと。 お盆の終わりに帰省。 ま、俺には帰る家はないので、妻の実家にお世話になるので、旅の感覚。 高知に着いて、ニンニク畑で働かせてもらい、SANDAIに出演し、沢田マンションに矢野絢子とサロンをオープンし、高知県芸術祭の参加を決め、四万十市で福祉と高校生の合流イベントに関わり、矢野絢子の配信を手伝ったり、娘がよさこいで踊ったり、怒涛の日々を過ごしての札幌に帰る旅。 高知の日々はモリモリ過ぎて振り返るの無理っす。 そして、札幌の記憶、ほとんどないっす

          帰省というか旅

          お金を稼ぐには

          今日はサロンにて、ご予約もあり、少し高知を離れるので掃除もしたり、札幌の新作の脚本を合間に書いたりしてて、そうだお金を稼ぐって事考える宣言してたし、どうやったら稼ぐ事が出来るのか、考えてみたけど、さっぱりわからないのが正直なとこ。 例えば、cs60salonたひびと、サロンもあるしフランチャイズ契約だしお金がかかる。お客様から料金も頂く。たくさんのお客様が来ればたくさんの料金を頂く。ふむふむ、たくさんのお客様が来るには、どうなの? 目前のお客様の希望に応えるしかやれる事は

          お金を稼ぐには

          夜明けの人

          新作のタイトルは THE DAWN OF MAN たぶん訳すと 夜明けの人 最初の台詞 最初の最初。 僕はとてもその言葉を大切にする時がある。 特に短い言葉は、大切にする時だ。 君は夜明けの人です 永遠というのは終わりがあるものから生まれる。 そんな気がする。 夜明けってのは、終わりから始まりになるものから生まれる。 ふと、そんな事を考えたら、坂口安吾の敗戦にまつわる欲望を思ったけど、そんな物語にはなりそうもない。 ずっと前から、愛ではなく恋について、書きたいと思ってい

          夜明けの人

          新作、つくります。

          高知県芸術祭の稽古もしなきゃと思いつつ。 新作を。 THE DAWN OF MAN 夜明けの人 君は夜明けの人 何度、別の身体、別の意識で出会っただろう。 そして、今、ココでは‥ 愛し合いたいと願う生き物と生き物は やっぱり快楽だけじゃつまらんよね でもそばにはいたいよね 100万回生きて、最後の一度だけですよ、だから最高ですか? 僕は最初から最後まで最高がいいな。 緩急なき日々。 いつかの人はそれをジェットコースターと打ち明けていました。 レールの上なんか走ってね

          新作、つくります。

          西へ

          ケルアックの路上は西へ向かう。 僕が影響されたビートニクスで最も代表的な本。 路上。 なんとなく西へ向かったので思いだした。 出会いはまた、予想外でありつつ、素晴らしいもので、また楽園を味わう。 そして出会う人々、8割同じ移民なのも楽しい。 高校生達と障碍のある人々との交流に参加。 ステキなお寺の宿坊を体験。 宿坊、人生初。 深夜に徘徊してずぶ濡れになったけど笑 美しい時を過ごした。 大工さん達がたくさん住む集落で素晴らしいおもてなしを受けて、それはそれは幸せでした。

          受け入れること

          大切な言葉を たくさんもらってるのに 心の内がうるさくて 聞き流してしまうよね そうそう わかるわかる だからさ でもさ そうなんだけど だからさ 静かにしてくれ自分 そんなにかまって欲しいなら もっと抱きしめなさい 風が吹く 雨が降る 日が差す もっとしっかりしてね 物足りない ちがわない 正しくなくてもいいよ なんでもなくないよ 全部いいよ 新しいよ そばにいてもいいかい おはよう おやすみ バイバイ さよなら こんにちは なんだい、少し湯呑みの縁が欠けてます

          受け入れること

          しゅっぽー、しゅっぽー

          1両の電車が走る。 それはステキだなと思ってた。 それをしゅっぽーしゅっぽーと歌う人がいた。 矢野絢子という人で、配信のライブの光とかカメラ位置とかのお手伝いをしました。 朝に久しぶりに家族みんなで川遊び。 俺は川のほとりでシャドウボクシングしてたんだけど。 川遊びする家族に笑われてたけど、架空の相手の見えないパンチはよく見えてた。 配信ライブの現場は初めてお邪魔しました。 機材もちゃんとしてたし、照明もちゃんとしてた。 機材と手作りのいい塩梅だし、魂の宿る場所は心地よ

          しゅっぽー、しゅっぽー

          君は地球

          朝から子達と川遊びして、俺、グランディングしてた。 意識が安定してく。 朝に感じた言葉は俺自身の心の声か、どうも煩悩に溢れた優しい言葉だったけれど、今度は違う神の声。 写真はマヤを巡るメキシコの旅の最後、ロルトゥン遺跡の洞窟出口にさしかかりちょうど真昼で頭上から光が射した。 俺はこの時、何だか懐の深いデカい何かの声を聞く。 神はお前だ。 だから信じろ。 俺は少しずつ魂の世界を信じようとしてた。 だけどすぐに疑ってしまう。 自分が弱いんだな。 でさ、今日グランディング