差羽ナガレ
詩を纏めています よろしくどうぞ
文章を纏めています よろしくどうぞ
料理の事を書いています
世界を創造した神は その両手を使い 土くれから人を作った やがて人は増え 神の存在を忘れて 天に届きそうな 塔を作った まるで自分達が 全てを手に入れたと 思い違えて 人…
孤独に慣れた夜の街を 気違いの様に走るΓ500 売れないパンクスが愛する あのガンマは燃えていた 時は矢を放つように 無常に駆け抜けて 売れないパンクスは二度と Γ500に…
煤けた背中を晒す男 夜の海を眺め泣く女 赤過ぎるサイレンが 二人を追い詰めても 彼らは変わる事なく 破滅へと歩んでいった
アダムの肋骨が 掌から零れ落ち エバの背骨と 混ざりきらなかった 不完全な形で 生まれた命は やがて大罪を 犯すのだろう 12枚の羽根を 拡げたまま この世の終わりを 目…
甘い夜空に 浮かぶ赤い月が ハズビンズ・モーテルを 包み込んだなら 悪魔達は歌い出す 十字路のブルーズを 失くした魂達を スポットライトにして ルシールの弾くギターが …
多人数の 喧嘩の時は 躊躇なく 短鞭を振るう 不良少年 Z750FXを 手足の様に扱い 公道はまさに 彼だけの ステージだった ロックンロールに合わせ ステップを踏めば 朝が迎え…
秘密を隠せない男 何かに感づいた女 言葉には出来ない 感情を願い抱いて 暗い海へ消えて逝く
深夜に開く 秘密のダンスホール ロカビリーに合わせ 皆が踊り続ける 本当の事は 見えやしないけど パレードグロスで 仕上げたブーツが ミラーボールの光で 輝いたなら 愛し…
恋をしていた 吹けば飛ぶよな 恋をしていた 私の為だけに 恋をしていた 遊びですらない 恋をしていた サルベージ出来ない 恋は唐突に 終わりを告げた 何のドラマも無く
審判の日を終え 再生する世界の中 鳴り響く美しい 津軽三味線と 燃える紙の蝶が ゆらりゆらりと現れ そっと消えた 傷痕を癒すように
ラム酒を 飲み過ぎた夜は 白い朝が ちらつきながら 私を迎えに来る それは遠い 過去の様に 曖昧で 何時も思い出ずに 私は独り 白い朝の扉を開ける どんなに 寂しかろうとも
うつろうものは 何かに迷い 絆されて 移ろいながら 死んで逝く 散り褪める 花弁と共に 春を歩む 修羅は 涙を零さない 振り返らずに 突き進む 雪駄を ぐわぐわと かき鳴らし…
太陽に裁かれる 左目のジュリー 退屈でろくでない 世界を撃つヤマザキ 情け容赦なく 税を取り立てるザアカイ 劫火に焼かれるのは 誰だろうか 僕は何も知らないまま 今日も…
完璧な人の様な グランドール達は ストライキを起こす 私達こそが 本当の人なのだと 奉仕する為だけに 造られた人形がと 吐き捨てる人の波が 増長する中で グランドール達…
惑星から来たあの娘は たどたどしく美しい言葉を 紡ぎながら話し掛ける 僕は嬉しくて 狐革のタンバリンを打つ 街のリズムに合わせて あの娘はステップを踏む 華奢な體を震…
冬の終わりに 父は死んだ 春に芽吹く フキノトウを 眺める事無く 冬の終わりに 貴方は消えた ロカビリーナイトを 共に見る事も無く 冬の終わりは ただ厳しくて 私は途方に…
2024年5月20日 20:28
世界を創造した神はその両手を使い土くれから人を作ったやがて人は増え神の存在を忘れて天に届きそうな塔を作ったまるで自分達が全てを手に入れたと思い違えて人の驕りを嘆き神はその両手に雷と竜巻を携えて天に届きそうな塔を破壊しつくし人に見切りを付け天へと去ってしまったしばれる冬の夜に
2024年5月17日 23:41
孤独に慣れた夜の街を気違いの様に走るΓ500売れないパンクスが愛するあのガンマは燃えていた時は矢を放つように無常に駆け抜けて売れないパンクスは二度とΓ500に火を入れない鉄塊と化した単車は錆びて朽ちて逝くだけもう二度と走る事が叶わないのならせめて跡形もなく消し去ってくれないか夢の残骸など余りにも空しすぎるから
2024年5月15日 23:45
煤けた背中を晒す男夜の海を眺め泣く女赤過ぎるサイレンが二人を追い詰めても彼らは変わる事なく破滅へと歩んでいった
2024年5月12日 23:32
アダムの肋骨が掌から零れ落ちエバの背骨と混ざりきらなかった不完全な形で生まれた命はやがて大罪を犯すのだろう12枚の羽根を拡げたままこの世の終わりを目指しながら雷に包まれたケダモノに跨って
2024年5月10日 23:15
甘い夜空に浮かぶ赤い月がハズビンズ・モーテルを包み込んだなら悪魔達は歌い出す十字路のブルーズを失くした魂達をスポットライトにしてルシールの弾くギターが震え出したなら天使達が降臨するだろうハズビンズ・モーテルへ特別なカクテルキーモンヴェルガを注文する為にだけにハズビンズ・モーテルは決して客を選ばない定められた掟を守ればどんな者だろうが平等に扱い一時の夢を貸し出す
2024年5月7日 23:50
多人数の喧嘩の時は躊躇なく短鞭を振るう不良少年Z750FXを手足の様に扱い公道はまさに彼だけのステージだったロックンロールに合わせステップを踏めば朝が迎えに来てくれるその筈だった些細な事故で不良少年は死んだその體はもう二度と単車を瞬かせず季節外れの雪によく似た灰へと変わった
2024年5月4日 23:26
秘密を隠せない男何かに感づいた女言葉には出来ない感情を願い抱いて暗い海へ消えて逝く
2024年4月29日 23:30
深夜に開く秘密のダンスホールロカビリーに合わせ皆が踊り続ける本当の事は見えやしないけどパレードグロスで仕上げたブーツがミラーボールの光で輝いたなら愛しき人よ共に踊ろう手を取り合って
2024年4月26日 23:25
恋をしていた吹けば飛ぶよな恋をしていた私の為だけに恋をしていた遊びですらない恋をしていたサルベージ出来ない恋は唐突に終わりを告げた何のドラマも無く
2024年4月23日 23:40
審判の日を終え再生する世界の中鳴り響く美しい津軽三味線と燃える紙の蝶がゆらりゆらりと現れそっと消えた傷痕を癒すように
2024年4月20日 23:03
ラム酒を飲み過ぎた夜は白い朝がちらつきながら私を迎えに来るそれは遠い過去の様に曖昧で何時も思い出ずに私は独り白い朝の扉を開けるどんなに寂しかろうとも
2024年4月17日 22:17
うつろうものは何かに迷い絆されて移ろいながら死んで逝く散り褪める花弁と共に春を歩む修羅は涙を零さない振り返らずに突き進む雪駄をぐわぐわとかき鳴らしながら
2024年4月14日 23:36
太陽に裁かれる左目のジュリー退屈でろくでない世界を撃つヤマザキ情け容赦なく税を取り立てるザアカイ劫火に焼かれるのは誰だろうか僕は何も知らないまま今日も揺籃の中で怯え震えているだけ
2024年4月10日 22:15
完璧な人の様なグランドール達はストライキを起こす私達こそが本当の人なのだと奉仕する為だけに造られた人形がと吐き捨てる人の波が増長する中でグランドール達は反乱を始める幾千もの人を焼き尽くしてもその怒りは消える事無く全ての人をかき消した刹那にグランドール達は気付いてしまうだろう自分達もまた人に造られた命でしかないと
2024年4月6日 23:47
惑星から来たあの娘はたどたどしく美しい言葉を紡ぎながら話し掛ける僕は嬉しくて狐革のタンバリンを打つ街のリズムに合わせてあの娘はステップを踏む華奢な體を震わせて誰にも見えなくとも二人は確かに煌めいていた流れる星みたいに
2024年4月3日 23:49
冬の終わりに父は死んだ春に芽吹くフキノトウを眺める事無く冬の終わりに貴方は消えたロカビリーナイトを共に見る事も無く冬の終わりはただ厳しくて私は途方に暮れる紅煉のように