マガジンのカバー画像

災害支援関係

21
運営しているクリエイター

#地域包括ケア

「新しい東北」先導モデル事業選定 「被災者を最後のおひとりまで支える次世代型地域包括ケアの推進」とは何だったのだろうか?

地域包括ケアを一言で言えば「住み慣れた地域で安心して一人一人が最後まで生きることができる社会」
それを実現する仕組みが「地域包括ケア」

これが、現時点で僕自身が納得できる意味。

石巻で言えば、雄勝、牡鹿、北上の人も一人一人が
安心して最後まで生きられる地域であるために、必要な手段が
「地域包括ケア」。

それは、高齢者だけに留まらず、子供も子育て世代も、不登校の学生も
働く世代も高齢者も、一人

もっとみる
震災から10年まであと2年

震災から10年まであと2年

311から8年、どのような1日を過ごしていますか?
私たちは、今日もいつものように、デイサービスを行なっています。

僕は、311を機に埼玉県ふじみ野市から宮城県石巻市に移住しました。
2013年にりぷらすを立ち上げ、色々なボランティアの方々に支援頂きました。

場所は、大川小学校のある河北という地区にあります。

時を経ることに、東北に来る人が確実に減ってきています。
そして、それが復興への一歩

もっとみる
専門性って何だろう?

専門性って何だろう?

専門性の怖いのは、良かれと思ってしていると、専門分化し縄張り争いになること。
誰と、どこに向かっているのか。周りを見ると、自分だけしかいない。そんな専門性は、要注意。

臓器別医療や縦割り行政然り。

専門性は、前面に発揮するのではなく、必要とされる場面でのみ発揮するべき。

その専門性を最も一般化すると何か。
それが、相手にとって最も分かりやすいこと。

もし、それが出来ないなら、そんな専門性は

もっとみる
災害支援のコーディネートが初めての方へ

災害支援のコーディネートが初めての方へ

この3連休、本当にお疲れ様でした。
きっと、これまでの人生で経験したことがないことを、たくさんした連休だったと思います。

本当にお疲れ様です。

今回の災害の支援は、おそらくこの先も長期化すると思われます。
そこで、必要に応じて長く続けるために、僕の実体験からいくつか
多分有効だと思うことを共有させて頂きます。

1)定期で休みを必ずとる
2)あなたのやり方できっと大丈夫
3)広げすぎないこと

もっとみる
これからの支援者の方へ

これからの支援者の方へ

主な内容は、下記3点です。

⑴過去の災害から学ぶ
⑵支援が必要な人は、見えないところに”も”いる
⑶上司、組織を仲間にする

⑴過去の災害から学ぶこれから
被災→避難所→仮設住宅という流れになり、
それぞれのフェーズまた移行期において必要な支援は異なってきます。
 
さらに、時期によって支援者の数も異なってきます。
恐らく、ボランティアのピークはこの3連休〜8月だと思われます。 
今難しい人は、

もっとみる