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#医療

介護、福祉関係の動向とこれから〜新型コロナウイルス関係第3報〜(2020_3_6_11:00)

介護、福祉関係の動向とこれから〜新型コロナウイルス関係第3報〜(2020_3_6_11:00)

厚労省、DMATや感染症のプロの方、そして自治体や保健所、外来の医師や看護師、学校関係者や保育園、学童保育の方など。

多くの方の尽力のおかげで、これまでの暮らしが継続してきました。

ここからは、僕たち一人一人。

ここまでの対応に様々な声や意見はあるかもしれないけど、それは後にするとして、今はこれからをどう見据えるか。

変に悲観する必要もないし、楽観する必要もない。

事実を見つめ、事態

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3/2以降の高齢者に起こると予測される3つのコトと対策〜新型コロナウイルス第1報〜

3/2以降の高齢者に起こると予測される3つのコトと対策〜新型コロナウイルス第1報〜

3/2以降の学校休校に伴って、緊急性は低いですが重要性が高いと予測されるコトについて記載します。(2月29日15時時点)

①高齢者医療、介護における需要の増大と供給の減少

3/2以降、子供を自宅に置いておくことが難しい従事者がいるため、供給量は減少します。既に、全国に先駆けて休校を実施した北海道で、看護師が出勤できず外来が休診となりました。

その一方で、今の政策においては需要は増えると思いま

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震災から10年まであと2年

震災から10年まであと2年

311から8年、どのような1日を過ごしていますか?
私たちは、今日もいつものように、デイサービスを行なっています。

僕は、311を機に埼玉県ふじみ野市から宮城県石巻市に移住しました。
2013年にりぷらすを立ち上げ、色々なボランティアの方々に支援頂きました。

場所は、大川小学校のある河北という地区にあります。

時を経ることに、東北に来る人が確実に減ってきています。
そして、それが復興への一歩

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専門性って何だろう?

専門性って何だろう?

専門性の怖いのは、良かれと思ってしていると、専門分化し縄張り争いになること。
誰と、どこに向かっているのか。周りを見ると、自分だけしかいない。そんな専門性は、要注意。

臓器別医療や縦割り行政然り。

専門性は、前面に発揮するのではなく、必要とされる場面でのみ発揮するべき。

その専門性を最も一般化すると何か。
それが、相手にとって最も分かりやすいこと。

もし、それが出来ないなら、そんな専門性は

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これからの支援者の方へ

これからの支援者の方へ

主な内容は、下記3点です。

⑴過去の災害から学ぶ
⑵支援が必要な人は、見えないところに”も”いる
⑶上司、組織を仲間にする

⑴過去の災害から学ぶこれから
被災→避難所→仮設住宅という流れになり、
それぞれのフェーズまた移行期において必要な支援は異なってきます。
 
さらに、時期によって支援者の数も異なってきます。
恐らく、ボランティアのピークはこの3連休〜8月だと思われます。 
今難しい人は、

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災害支援が組織に与える影響を考える

災害支援が組織に与える影響を考える

早速ですが、経営者やそれに近い方は、ぜひ、社員の災害ボランティア休暇の創設と運用などの支援策を検討ください。結果的に多くのメリットがあります。内容は下記です。
⑴自社のチーム力の向上
⑵自社の防災力の向上
⑶自社スタッフの成長
⑷スタッフのビジョンへの共感
⑸被災地域、人の支援
⑹志ある組織、人とのネットワークの構築
など、特に説明の必要もないと思われます。
お金で買えない価値があります。

あえ

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H30年7月豪雨災害支援情報集(7月9日10時時点)

H30年7月豪雨災害支援情報集(7月9日10時時点)

私の東日本大震災での支援の経験などから、特に重要だと思われる情報をまとめました。医療や、健康面の情報が多いです。
現時点で、下記のリンクが貼ってあります。

①日本財団CANPAN作成の救援活動、ボランティア(受付開始はそれぞれのサイトを要確認)、寄付・募金情報等
②高山義浩先生による被災地感染症対策で注意したいことなど
③日本トイレ研究所 Japan Toilet Labo.による災害時トイレ対

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