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成功事例から学ぶエンジニア採用術<採用勉強会レポート>

こんにちは。
東北出身だから寒さに強いと威張るのも限界になってきた小砂子こすなごです。
短パンで寝るのやめようかな。

先月、元エンジニアを講師とした、エンジニア採用がテーマの採用勉強会&人事同士の交流会を開催しました(終わってるけど詳細はこちら

多くの人事からの要望でこのテーマでの開催に至った経緯もあり、参加が難しかった人事にも需要あるかなぁと思い、簡単ですが内容をレポートとしてまとめてみます。


※採用勉強会とは

採用成功のため、次の日から実務に活かせる採用ノウハウをお伝えする場で、毎月WeWork日比谷FORT TOWERにて開催しているオフラインのイベントです。
人事同士が勉強会後の交流会を通して繋がりを持っていただくのも目的で、初めての方も参加しやすいカジュアルなイベントなので、気になるテーマの月などはぜひご参加ください!
ちなみに毎回、軽食とお酒も用意しています。
私のSNSで最新情報を垂れ流しにしているので、気になる方は見ていただければと思います。
>>Twitter改めX
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エンジニア採用のいま

結論、エンジニア採用がうまくいっている会社と出会ったことはありません!
それもそのはず、エンジニアの需要>供給の差は年々開き続けているのです。
弊社ダイレクトソーシングで計測している、ダイレクト採用でエンジニアにスカウトを送った反応データでも、以下のように返信率は低下傾向にあります。

(スカウト送信数:n=189,809)

反応が下がっている背景としては、転職ジャーニーの複雑化がひとつとしてあげられます。
昔と今の転職ジャーニーの違いをわかりやすく図にまとめてくださっている方がいました。
まさにこれです。

採用ブランディングの考え方

悲観的な話はやめて、まずは採用成功につながる第一歩、採用ブランディングの考え方からいきましょう。
ぜひ誰(Who)に、何(What)を、どのように言うか(How)を整理してほしいです。
Who:どんな人を採用したいのか
What:何を伝えるか
How:どう伝えるか


「How」ばかり考えがちですが、「Who」が起点で一番大切です。
その後に「What」と「How」の順で設計を進めます。

「who」を整理するため、求職者視点に立った「採用コンセプトダイアグラム」という考え方をご存知でしょうか??
以下の記事にまとまっていたのでぜひご覧ください。
参考記事:
採用コンセプトダイアグラムで「求職者視点」を実現――マーケティング・広報の思考法で採用戦略をアップデートvol.1

とにかく採用活動する上で忘れてはいけないのは「求職者視点」です。

また、あのLinkedIn社と共催で採用ブランディングについて語るセミナー(こちら)を以前開催し、
「何から手をつければいいかわからない!」
「一緒に整理してほしい!」
などあればお話できればと思うので、以下のリンクからお気軽にご予約ください。

>>採用ブランディング相談会の予約はこちら

エンジニア採用に強い会社が何をやっているか

エンジニア採用に強い会社が共通している点はズバリ「情報量が多いこと」採用力=情報発信力と思ってください。
情報発信するとこんないいことがあるんです。

では、事例をいくつか紹介していきます。

成功事例①株式会社10X(テンエックス)

消費者向け注文アプリから店舗のオペレーション管理、配送管理まで、小売チェーンのEC化に必要な機能を一気通貫で提供するプラットフォームを運営している会社さんです。

Podcastの活用

中長期的なファンづくりとしてまずは会社のことを知ってもらい、転職タイミングで思い出してもらうため、Podcastを効果的に活用しているそうです。
テキストとは違い、Podcastのような音声メディアだと人柄・温度感・空気感が伝わりやすいというメリットがあります。
参考記事:
10X CCO 中澤理香が語るPodcastの魅力。 “温度感” が伝わるPodcastは、複雑な話題の共有やファンづくりに効果的

豊富な導線設計

10Xさんはインタビュー記事が多く、その後の導線設計が豊富です。
Pitta(旧Meety)だったり、採用ピッチ資料だったり、note記事だったり、Podcastだったり…。
求職者の興味を引くコンテンツが盛り沢山なんです。

少しズレますが、ダイレクト採用する際のスカウト文にもインタビュー記事など入れ込むのは効果的です。

採用活動ポリシー

見てください。誠意で溢れかえっています。私は感動しました。こりゃ話したくなります。

成功事例②株式会社ニーリー

モビリティSaaS「Park Direct」の運営や、機械学習を用いたPOSデータ・画像解析「CrowdAi」の提供などをしている会社さんです。

Notionの活用

こちらです。
綺麗に採用情報がまとめられていて、とにかくわかりやすいのです。
Notionを使うメリットはこんな感じ↓

  • 採用サイトだと改修に時間がかかる編集が簡単!可用性が担保できる!

  • 読みやすく、可読性が高い!

  • Notion使ってるんだね!という流行りに敏感な会社というブランディングに!

成功事例③Avintonジャパン株式会社

ビッグデータ・AI・DX・画像解析の最新技術を活用した技術コンサルティングとソリューション開発を提供している会社さんです。

採用ピッチ資料

70ページに及ぶ大作となっており、外資ブランディングと日本独自のコンテンツが上手く組み合わさった資料でめちゃくちゃ素敵です。
あらゆる情報が様々な観点で網羅されているのです。
キャリアパスが未経験者と経験者に分かれて具体的に記載されていたり、いま一緒に働きたい人がわかりやすいです。

株式会社SODA

国内最大級スニーカー&トレカフリマ「SNKRDUNK」を運営している会社さんです。

副業からの正社員採用

  • 正社員採用は難易度が高い、時間がかかる

  • 面談だけではスキル見極めが難しい

といった課題があったものの、Offersというメディア導入から2週間でCTO候補を副業採用し、2ヶ月の稼働後に正社員となったそうです。
参考記事:
Offers導入事例

なんてったってエンジニア正社員採用は売り手市場なのに対し、エンジニア副業需給は真逆で買い手市場なんです。

ちなみにOffersの担当者はお繋ぎができるので、SNSのメッセージなど何かしらの手段で私にお声がけくださいな!

まとめ

兎にも角にも採用成功には発信!アウトプット!公開!です。
使いやすそうな採用担当者のタスクチェック表がまとまっているnote記事があったので共有します。

「小砂子のレポートじゃ理解できないわこのやろう」と思ってる方、エンジニア採用にお困りの方、無料で【採用相談会】も受け付けているのでお話しましょう!

ご興味あれば、以下のような情報提供も可能です。
 ・エージェントからの推薦を20倍にしたコツ
 ・40種類以上あるダイレクト採用メディアの特性と相性
 ・返信率が2倍近く上がったスカウト文
 ・LinkedInを使った採用活動 
などなど

お気軽に以下のリンクからご予約ください。

>>採用相談会の予約はこちら

(主催:株式会社ダイレクトソーシング

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