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【言葉をデザインする】

こんにちは。

Takashiさんです。

今日は

『言葉をデザインする』

について考察していきます。

仕事、私生活等あらゆる場面で
数多くの言葉が飛び交っています。

年代、世代間によって
話し言葉、書き言葉は
全く異なっています。

自分では知っていると思っていても
相手からすれば初耳となる事もあり
その逆も然りです。


私の学生時代は
国語が大の苦手で
とにかく避けていました。

勉強自体が好きでは無かったですが
とりわけ国語に関しては
拒否反応がありました。


国語の授業を受ける度に

「現代文の授業なんかする意味ないじゃん」

「堅苦しい内容ばかりで全然面白くない」

「文字だけではちんぷんかんぷんで全く理解出来ない」

etc

相当愚痴をこぼしていました。


アニメや漫画のように
絵による視覚的表現であれば
隅々まで記憶出来ていました。

セリフや名言等も
スラスラ言えるくらい
暗記していた程です。

しかし、学校の勉強は
面白さやストーリー性が
無かったので中々頭に
入って来ませんでした。


挙げ句の果てには

「他の生徒は元々優秀だから勉強出来るのさ
 でも俺には才能が無いからやるだけ損」

「だって教師の授業が下手くそで
 つまらないから上手く理解出来ない」

「どうせ識字力や読解力が欠けているから
 いくら勉強しても時間の無駄だ」

etc

3Dワードである
でも、だって、どうせを使い
堂々と責任転嫁を行っています。

自分の非力さを棚に上げて
作話と良い訳だけは
一丁前に吠えています。


口には出しませんが心の中で

「自分は正しい、悪いのは教師と国語だ」

「教科書を漫画にしてくれたら良いのに」

「セクシーで美人の先生が授業してくれないかなぁ(笑)」

etc

最低最悪の発想をしていました。


「勉強が出来ないのは自己責任である」

と自分に矢印を向けて
解決策を考えていくと
方向性も見えてきます。

自分で教科書を漫画仕立てにして
創意工夫すればどんな科目も
習得出来ていた事は確かです。


現行の学校教育によって
主体的に学べない事は
周知の事実です。

だからと言って
自分で何も改善しなければ
外野でヤジを飛ばして傍観している
日和見主義者と同じです。


ではどうやったら
国語を深く学び
智慧として実践に
活かせられるかです。

それは国語の学習に関係なく
「言葉」の本質にフォーカスして
探究していく事です。


言葉と言っても
見渡せば膨大な数があります。

自分達が普段使っている
「日本語」においては
大人が理解出来る語彙数で
約4万~5万語と言われています。

因みに
広辞苑には24万語
日本国語大辞典には50万語が
収録されています。

とすれば
我々が理解できる日本語は
約10%程度です。

また
実際に現場で使っている言葉は
5万語の中でも
ある程度限られてきます。


但し言葉の影響力は
無視出来ません。

同じ言葉を使っていても
背景、歴史、文化等から
人によって解釈が異なります。

例えば

「幸せ」

「綺麗」

「可愛い」

「クリア」

etc

これらの言葉は状況によって
様々な受け取り方が出来ます。


「幸せ」の意味は辞書的には
下記の通りです。

幸せ/仕合(わ)せ
[名・形動]《動詞「しあ(為合)わす」の連用形から》
1 運がよいこと。また、そのさま。幸福。幸運。
2 その人にとって望ましいこと。不満がないこと。また、そのさま。幸福。幸い。
3 めぐり合わせ。運命。
4 運がよくなること。うまい具合にいくこと。
5 物事のやり方。また、事の次第。

goo辞書

物質的な幸せであれば

「お金がたくさん手に入り欲しいモノが
 いくらでも購入出来て満足している」

「念願の豪華なマイホームが建てられて嬉しい」

「オシャレで美味しいお店で過ごせて最高だ」

etc

精神的な幸せであれば

「自分の事を心から理解して愛してくれる
 素敵なパートナーと一緒に過ごせて本望だ」

「お客さんが笑顔で喜んでくれる顔を見ると
 前向きになれて仕事のやり甲斐を感じる」

「自分のビジョンが大勢の人に共感されて
 どんな時も全力でサポートしてくれる事に
 温かさと感謝の氣持ちで満たされている」

etc

捉え方は無限です。

「綺麗」

「可愛い」

「クリア」

も同様です。

もし自分の視点だけを基準に
相手に対して決めつけを
押付けると高い確率で
ミスコミュニケーションが起こります。

特に早とちりして

「絶対◯◯である」

「◯◯であるべきだ」

「◯◯すべきだ」

etc

二元論(白黒思考)を投げかけると
大きなトラブルに発展します。


そこで言葉の意味を
1つでも多く取り入れて
解釈を広げていきます。

その為には
言葉をデザインします

つまり
言葉と言葉を繋ぎ合わせて
状況をより分かりやすく
鮮明に表現していく事です。

デザインの語源
デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、
“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。
また、デザインとは具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立てを行い、
それを様々な媒体に応じて表現することと解される。

wikipedia

フランス語のデッサン(dessin)
イタリア語のディセーニョ(disegno)
ラテン語のデシグナーレ(designare)
から由来している

デザインとは
計画と設計の意味です。

点と点を合わせていくと
線になり、そして面になって
最終的に1つの絵になります。

言葉を計画して設計する事で
多角的な視点で認識出来て
相手に伝わりやすくなります。

言葉をデザインする為に
3つのアプローチを行います。

1.結末を先に考える

2.結末までの状況を箇条書きで書き出す

3.状況1つ1つに属性をつける

1.結末を先に考える

   逆算してから細部を設計します。

   目的を考えて伝えるようにします。

2.結末までの状況を箇条書きで書き出す

   ストーリーの順番を考えます。

3.状況1つ1つに属性をつける

   状況や行動の詳細をより鮮明にします。

属性
1 ある事物に属する性質・特徴。
2 哲学で、事物が本来具有する根本的性質。
   それなしには実体が考えられないような本質的な性質。
3 コンピューターで、ファイルのもつ性質。
   また、表示・印刷などの際に設定する特性。アトリビュート。

goo辞書

現実的に今すぐアクションを行う事は
アニメ&映画&ドラマを観る事です。

アニメ&映画&ドラマは
ストーリー構成が明確で
言葉の特徴が豊富です。

のめり込んで中毒になり過ぎないよう
制限時間を設けて観るようにします。


言葉は良くも悪くも
大きな影響を与えます。

言わば諸刃の剣です。


自分にも相手にも
チャンスは1度きりの心構えで
最善の判断が出来るように
語彙を増やしていきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたが取り組んでいる
言葉のデザイン方法を
教えてください。

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