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緊急避難先としての本、そして本屋

緊急避難先としての本、そして本屋

真夏の空に、城のようにそびえる入道雲を見るたび、私は一人の老人のことを思う。
その人は、たったひとりで大海原へ出てゆき、カジキマグロと戦った。
彼の名はサンチャゴ。
『老人と海』(ヘミングウェイ)の主人公だ。

私にとって、彼は「生きること」を教えてくれた人生の師である。
こういう風に生きたい。
そう思った初めての人でもある。

本の中には、魅力的な人物がわんさかいる。
学生時代は、太宰の描くダメ

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結局"教養"って何なのだろうか。

結局"教養"って何なのだろうか。

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

先日ネットサーフィンをしていたら、「直木賞作家 今村翔吾さんが教える教養を高める手段」がおすすめの記事として挙がってきた。

ビジネス書やビジネスマン向けの雑誌にも、「教養」を深めておくべきだと推奨する話は多い。時代の変化に対応するために、教養を深めることは重要だという。

だが実際のところ、教養とは一体何なのだろうか。

教養というと、歴史やアートに造詣

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「寄り道」を “王道” に

「寄り道」を “王道” に

column vol.1073

今週、当社ではマーケティングプランナーのインターンシップ週間なのですが、本日は参加している大学生10名に対して「若者意識調査」
が行われました。

どんな声が聞けたかは、当社プロジェクトメンバーの報告を楽しみにしたいのですが〜

そう言えば最近、大学生の意識変化に関する興味深い記事があったので共有させていただきます。

何と、東大生の休学者数がこの10年間で2倍近

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