ひとりではできないから
2024年1月9日(火)朝の6:00になりました。
キミと出逢ってから僕は、自分が変わっていくコトが怖くない。
どうも、高倉大希です。
役割とは、読んで字の如く「役目を割り当てること」を意味します。
ひとりではできないからこそ、みんなで分担するわけです。
数ヶ月前に、山梨県のとある町が大きくニュースに取り上げられていました。
役場が町民に対して「7年後には財政破綻する恐れがある」と説明したのです。
それを受けて、町民からはこんな声が上がりました。
「今まで何をしていたんだ、謝罪はないのか」
こう言いたくなる気持ちも、わからなくはありません。
ただその一方で、この期に及んで何を言っているんだとも思います。
町とは本来、そこに住む全員でつくっていくものです。
ひとりがすべてを担うことはできないから、みんなで役割を分担します。
一部の役割が機能していなければ、みんなでサポートしなければなりません。
これが、チームで動くことの強みであったはずなのです。
ところがわたしたちは、機能しない役割を担っていた人を処刑台に送ります。
みんなでその人に石を投げて、満足してしまうのです。
目の前の現状は、何も変わりません。
それでも、自分は知ったこっちゃありません。
なぜなら、その役割を担っていた人が悪いからです。
「今まで何をしていたんだ、謝罪はないのか」
役場側に、一切の非がなかったとは思いません。
もっとはやくに動けることは、いくらでもあったのでしょう。
ただその一方で、とても勇気がいることだったのだろうなとも思います。
自分が担う役割が機能し切れていないことを、正直に伝えたわけです。
それにも関わらず、仲間たちは誰も手を差し伸べてはくれません。
こうして多くのものごとは、手遅れになってから明るみに出るわけです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。