俺の癖を味わってくれ
2024年3月9日(土)朝の6:00になりました。
きみの癖を知りたいが、引かれそうで悩むのだ。
どうも、高倉大希です。
みんなの考えを尊重するなら、つくる意味がない。
ほぼ日の代表である、糸井重里さんの言葉です。
何かを表現する限り、誰かを否定することになる。
この考え方と、よく似ているなと思います。
書くということは、きっとこういうことです。
誰も傷つけたくないのなら、はじめから書くべきではありません。
そもそもを言えば、否定が悪いというわけでもありません。
否定があるからこそ、先に進むことができます。
同意だけの世界ほど、つまらないものはありません。
まわりがイエスマンだらけだと、考えが深まることもないわけです。
だからといって、何でもかんでも否定すればよいというわけでもありません。
的外れな否定ほど、どうしようもないものもありません。
俺の癖を味わってくれ。
俺の訛りを聞いてくれ。
そんな書き手の願望が、文章には表れているのだろうなと思います。
どれだけ無機質に書いたところで、そこには書き手の取捨選択が反映されます。
書くということは、きっとこういうことです。
誰かに迎合したいのなら、はじめから表現なんてするべきではありません。
こう思っていたけど、実際はこうだった。
その差分が、学びになります。
表現したことが間違っているかどうかなんて、べつにどうだっていいことです。
むしろ、間違っていた方が学びを得られるチャンスです。
俺の癖を味わってくれ。
大きな声で、叫んでしまえばよいのです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。