佐藤文香

宮城県気仙沼市のライターです。岩手にも長く住んでいました。記憶を文章で書き残すのが好き…

佐藤文香

宮城県気仙沼市のライターです。岩手にも長く住んでいました。記憶を文章で書き残すのが好きです。

マガジン

  • 徒然

    日々のことをそのまんま正直に書いた私のための日記のようなもの

  • ただいま気仙沼

    2022年9月末に気仙沼にUターンした28歳の私の暮らし

  • 鑑賞記録

    触れた記録

  • くらしにきました

    • 5本

    地方出身、東京経由で、また地方(岩手遠野、鳥取大山)へ。 暮らしが移ろぐ20代を過ごしてきたアラサー男子二人が、地域、仕事、妖怪(?)についてあれこれしゃべってます。

  • 女将と漁師のゆるマガジン

    • 15本

    女将ふみぽんと漁師ひーさんが思ったことについて、あれこれ綴る週刊ダイアリー。 交換日記的に、ふみぽんとひーさんが交互に更新していきます。 毎週水曜に更新予定。

最近の記事

飯を食べ、生きる。

1年半前にUターンして、ずっと実家暮らしをしている。昼にはいつも母親が弁当を持たせてくれて、夜も帰るとごはんがすぐに食べられるように準備してくれている。 そんなありがたい環境があるから、私は料理、つまり自炊をしない。文字通り、「自分で炊く」ということをしばらくしていないのだ。 最近、自炊料理家として活躍する山口祐加さんの著書『自分のために料理をつくる』を読んでいる。食べることと心がどれだけつながっているか、つくることからケアがはじまるという話などが書かれていて、興味深く読

    • 0402

      人にも環境にも恵まれていて、すべては自分次第である時、それは本当に奇跡みたいですばらしいことだと思う。 だけど、だからこそ自分が何ができるかわからなくて、自分はここにいれるほどの人間なのかなーと不安になる時もある。 そういう時こそ、目の前のことをひとつひとつちゃんとやるのが一番良い。 それと、自分の暮らしを大事にしながら生き方を整える時間を持つのがいい。 人ってそんなに丈夫じゃない。完璧じゃない。私はそう思って生きているので、助け合って生きていけたら良いなと思う。

      • 久しぶりに書いてみる

        4月1日、新年度! 私は、環境の変化は特にないけどなんだかめでたい感じがして今日は少し浮かれてた。 3月はとても濃いものだった。振り返りを書きたいけれど、書き切れるかな。 9日は私が所属する一般社団法人まるオフィスの活動報告会のため東京へ。たくさんの人が応援してくださっているのを肌身で感じたこと。代表のプレゼンを聞けたこと。夜が更けていくのと比例するように話題が深まっていった赤坂の韓国料理屋でのこと。熱い思いのままにnoteを書いて公開はしていないが、あの日のことは忘れた

        • 0321

          昨日、ようやく迎えた気仙沼の大イベント、まち大学祭が無事終了した!よかったー。 最後みんなでマンボウサンバとはまらいんやを踊ったの、最高に楽しかった。私が描いていた楽しい場が想像以上の形で実現したの、本当に良かった。私は歌って踊ってたまにそれを分かち合って暮らしたいのよ。 ステージ班にはそれぞれのプロが集まっていて、それぞれが力を存分に発揮してつくっていたのかっこよかったなー。 おつかれさまでした。ありがとうございました! 明日からしばしおやすみ。 暮らしを整えるぞー

        飯を食べ、生きる。

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        記事

          ギャルに救われている 0306

          怒涛の2月を終えたと思ったら、もう3月になって6日も経っていた。ところどころ記憶がない。 それでもなんとか日程を調整してもらって休まずジムに行った私はえらい。深夜のファミレスで魔法が解けたようにボロボロの姿で作業して、帰って車から降りる体力がなくてそのまま気絶するように寝ちゃって睡眠不足でもちゃんとシャワー浴びて出社する私ほんとえらい。ここまで生き延びたのはほとんど母親のサポートのおかげである。 今日の朝、久しぶりにしっかり息を吸った気がした。景色をちゃんと見て、ちゃんと

          ギャルに救われている 0306

          0301

          3月は好きな季節。 別れも出会いもあるから心が忙しないけれど、私は変化が好きだから、3月はときめく。 私はしばらく、つらくなる別れに遭遇していない。最近は出会いの喜びのほうが、たくさんある。 変化も新しい出会いも好きだけど、だからって身近な人のことを蔑ろにはしたくない。 大事にしたいことが増えると、全部大事にできない自分に出会って苦しい。けど、手放したり、新しく見つけたりしながら生きていくんだろうな。

          0229

          閏日。 4年に一度の調整の日。 人が自然の流れに合わせる日。 この日のことが、今年初めて愛おしく思えた。 4年後の閏日にメールが届くというサービスを見つけて、慌てて勢いよく書き込んだ。 2028年、私は33歳になっている。未来に答え合わせをしたい。 4日間ほど島根に行ってきて、うち2日は海士町という島の取り組みを見させてもらった。 もうものすごく勉強になった。 やりたいことばかり見えてきてえ、時間足りないじゃん!ってしんどさすら感じるくらい、得たものが大きかった。

          受け取る力 0224

          「受け取り力」ってあると思う。 誰かからの愛情や感謝、思いやりに気づくには、自分が自分を信じていることが必要だと思うし、相手をそのまままるごと信じてこそ受け取れるものがあると思う。 例えば誰かに「字が綺麗だね」と褒められたとする。その時に「そんなことはない。世の中にはもっと綺麗な人いるし、お世辞言わなくたって別にいいのに」と捉えるか「字が綺麗かぁ!うれしいなぁ!」と捉えるかではこの世に生まれるハッピーの量がちがう。例え相手がお世辞で言っていたとしても、信じてみたらおもしろ

          受け取る力 0224

          持続可能な気仙沼の未来?0223

          気仙沼は昨年から今年にかけて、めっちゃ未来を考えている流れにある。 2023年には市民100人規模で住みたいと思えるまちを描きアクションに落とし込む気仙沼未来人口会議、2024年にはユースと市内の議員さんや経営者があつまって2040年にどうなっていたいか描くYUIみらいワークショップ、そして持続可能な気仙沼を描きビジョンをつくってアクションに落とし込むべく2023年から2024年にかけて絶賛実施中のサステナ市民会議。 今日はサステナ市民会議に参加してきた。 世代も性別も

          持続可能な気仙沼の未来?0223

          日記を書いてみて思うこと 0222

          今月、毎日何かしら日記を書いてみた。 その日あったこと、思ったこと、一つの出来事に対する自分の見解、思い出振り返り用の記録などなど、その日の気分で書いた。 なぜ日記をはじめたかというと、 からだった。ざっくりとした理由で始まった。 1.は解消した。結構出した。本当は黙ってたいことまで書いちゃったくらい。書く癖がつくと書き出しやすくなる。その先の感覚を知っているのでハードルが低くなるのはよかった。 2.は、そうはうまくいかなかった。続けることが精いっぱいで、型はなく、

          日記を書いてみて思うこと 0222

          今を味わう 0221

          雪が降っている。 つい昨日まで日に日にあったかくなってきて「春だねぇ」なんて話していたけれど、また一気に寒くなった。今週はずっとこんな感じらしい。 *** 友だちに、今いっぱいいっぱいになっちゃってて…と言うと「いつもやん!」と言われる私。 最近、フワちゃんの動きを見てて、臨時で担当になったCreepy Nutsのオールナイトニッポンにもいたし、オードリーANNの東京ドームでプロレスしてたし、今日はAマッソ加納さんのお誕生日祝ってた。いろんなところで彼女をみるので、交

          今を味わう 0221

          チョコの会 0220

          気仙沼には遊び心にあふれた人がたくさんいるように思う。 みんな趣味や好きなものをテーマに集ったり、ちょっとしたお祭りをしたり。 そんな中で去年初めてよんでもらった「チョコの会」は、格別にハッピーなプチ祭りだ。 魚市場近くのみしおね横丁内にある遊び心にあふれた大人が集うバー「PRISM」。カウンターに並んで、いろんな種類のチョコをお酒とペアリングしながら楽しむ会。 今年も参加できた。 仕事で少し遅れて到着すると、もうみんな揃っていた。入場早々、「優勝!」と金メダルチョ

          チョコの会 0220

          徒然0219

          まとまりのない今日の思考 本当に大事なことはSNSに載ってない。載せられない。本当すぎて、こんなこと載せたらどうなるかわからないと思ってしまうからかな。その感情を抱いていることにどこか罪悪感を覚えているからかな。載せたところで誰も救ってくれるわけじゃないからかな。 誰にも言えないような、切迫したことほど表に出ない。 でもそれこそが社会で本当に解決した方がいい課題だったりする。 表になんとか出せたとしても、ケアする人はどこにいるんだろう? 最近、ケアのことを考えること

          トゥース 0218

          さっきまで熱心に感想を書いていたのに何かのバグで全部消えた! ということで本日、2月18日はオードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム。 私はイオンシネマ石巻にてライブビューイングに参戦。みんなで笑って、泣いて、楽しかったなー。 笑うこと 友だちと語り合うこと 家族を大事にすること 自分の個性と向き合うこと 誰かの良さを活かすこと くだらないことほど真剣にやること 自分を信じて好きなことを続けること 夢を持つこと 夢を叶えるために尽力すること 自分を褒めてあげること

          トゥース 0218

          ヘタだけどいい写真 0217

          今日はほぼ日さん企画の写真家の幡野広志さんの撮れるようになるワークショップに参加させてもらった。 オンラインでの配信で、休憩を途中でいれつつも10時から16時ごろまでと長尺だった。始まる前は長いかもと思っていたけどそんなことはなく、大事なことが濃縮されていて夢中になって聞いていたらあっという間に終わっていた。 幡野さんの話を聞いて、これがプロか、と思った。プロほどに、めんどくさいことをちゃんとやっている。わからないことがないんじゃないかと思うぐらい、すべてのことを説明して

          ヘタだけどいい写真 0217

          東京 0216

          東京2日目。 東京にはなんでもある。たまに来るとすごくありがたい場所だなと思うし、たまに来ないとわからないことがたくさんあるので定期的に行き来したいと思った。 そしてここは自由でいることをとことん受け入れる包容のまち。カーラーを巻きながら闊歩する人、ド派手なカラーとパーマヘアーでアニマル柄の服を着てまちを彷徨う人、ひたすらかわいい女の子に淡々と声をかける人、なんでもありで、すごい。私が普段住んでいないのもあるけど、他者の目が気にならない。世界が広い。どうあってもいい。東京