ふもねこ|介護日記書いてます

要介護2の父と要支援1の母を持つビジネスケアラー|自分の介護の経験から学んだことを書い…

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要介護2の父と要支援1の母を持つビジネスケアラー|自分の介護の経験から学んだことを書いています|毎日更新に挑戦中|40代会社員|妻と娘2人の4人家族|ねこ好き

マガジン

  • 66日ライティング×ランニング

    • 1,985本

    書く習慣をつけたい、何かあたらしいことに挑戦したいみなさん、66日間、毎日投稿をしてみませんか? ※ 参加はいつでも可能です。その日から66日連続で投稿しましょう。   300字以上を目安に。字数のハードルは強制的にもうけません。   今すでに毎日投稿をしている人でも、これから始める人も、不定期投稿な人でも、もちろん、放課後ライティング倶楽部に入っていない人でも、だれでも参加可能です。文章力をつけたい人はぜひ。   ただし! 1日でも書けなかったら追放します。

最近の記事

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ふもねこ介護日記のサイトマップ

ご訪問ありがとうございます。 要介護2の父と要支援1の母の介護しているふもねこと申します。 介護の経験を通して学んだことをnoteで発信しています。 これまでに書いた記事をサイトマップにまとめたのでご紹介します。 もし興味があるものがあれば、読んでみて頂けるとうれしいです。 サイトマップをつくるにあたって、下の記事を参考にさせてもらいました。 これからサイトマップをつくられる方はぜひ参考にしてみてください。 ▼ 介護の心構え▼ 介護をはじめる基本的な手続き▼ 介護体制の

    • 明日どんなことが起きるのか?そんなことは決して気にしてはならない

      介護のことも、仕事のことも、悩みが尽きません。 毎日毎日大変なことが起こり、「こんな毎日がいつまで続くのだろう・・・」と暗い気持ちになってしまうことがあります。 そんなときに思い出すようにしている言葉があります。 人生は長いです。 これからの人生に起こるであろう大変なことや苦労を考えだしたらキリがありません。 人間はそんな重荷に耐えることはできません。 でも1日だけなら、なんとか耐えられるのではないでしょうか。 だから私たちが集中すべきなのは、「今日という1日」なのです

      • 今に目を向け、今の幸せを味わいたい

        私、どうしても先のことを心配したり不安に思ったりしてしまいがちなんです。 逆に過去のことをいつまでもくよくよと思い悩んだり後悔してしまうことも多いです。 過去のことや未来のことなんて考えても仕方ないと、頭では分かっているつもりなのですが、どうしてもあれこれ不安に思ったり思い悩んだりしてしまいます。 そんな自分を変えたくて、自分に言い聞かせている言葉があります。 「介護がなくなったらもっと人生を楽しめる」 「親が施設に入ったら楽になる」 「あの会社に転職したら幸せになれる

        • 両親とのバーベキューパーティー

          先日、弟の家でバーベキューをしました。 私の家族と弟の家族、そしてうちの両親が集まりました。 ・・・ 父はときどき集まりに顔を出すことはあったのですが、母が来ることは10年近くありませんでした。 うつ病でほとんど外出ができず、こういう家族の集まりに顔を出すこともできなかったのです。 そんな母がバーベキューに来たのです。 ・・・ 私たち家族にとって、本当に大きな出来事でした。 これまで食事会に声かけても一切来ることがなかった母が、バーベキューパーティーに来たのです

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        • 66日ライティング×ランニング
          1,985本

        記事

          うつ病の母が「楽しかった」と話してくれたこと

          先日、実家に行ったときに母が言いました。 「この前は〇〇ちゃんと〇〇ちゃんと一緒に公園に行けて本当に楽しかったわ。」 少し前に私の娘(母にとっての孫)を連れて、両親と一緒に公園にお花見に行ったのです。 その時のことを本当にうれしそうに話してくれました。 ・・・ 私の母はもう何年もうつ病で、少し前までは外出すらできませんでした。 でも、入院したのを機にデイサービスと訪問介護を利用しはじめて少しずつ生活を立て直しました。 まだまだうつ病が完全に治ったわけではありません

          うつ病の母が「楽しかった」と話してくれたこと

          介護についてこれだけは知っておいてほしい4つのこと

          高齢の親を持つ方にとって、「いつかは親の介護をしなければならない日が来るかもしれない。でも、今はまだ介護に関わらないでいたい」というのが本音なのではないでしょうか? とてもよく分かります。 私もそうでした。 でも、ある日突然親の介護が必要になり、嫌でも介護と向き合わざるを得なくなる日がやってくるかもしれません。 そんなときのために、「介護についてこれだけは知っておいた方がいい」と思うことをまとめてみました。 1. 「地域包括支援センター」とは何か 「地域包括支援センター

          介護についてこれだけは知っておいてほしい4つのこと

          親の介護を会社の事業にたとえてみる

          親の介護を「会社の事業」にたとえると、あなたがやるべきこととプロの力を借りることの違いが分かりやすくなります。 1. あなた=社長の役割あなたは会社の「社長」として事業の責任を担う立場です。 (1) 経営方針の策定 社長は会社の経営方針を定めます。 つまり、親の介護をどのような方針でやっていくかを決めるということです。 ▶ どのような介護体制にするか ▶ 親にどのような生活を送ってもらうか ▶ 仕事と介護をどのように両立していくか といったことを考えながら、介護の方針

          親の介護を会社の事業にたとえてみる

          私が使っている手書きの手帳とノートについて

          私、昔から手書きの日記や手帳が好きなんです。 デジタル全盛のこの時代でも、しぶとく手書きを続けています 今日は私が使っている手帳やノートをご紹介します。 1. 日記(1) ほぼ日5年手帳 毎日の日記は「ほぼ日5年手帳」を使っています。 5年分の同じ日付が1ページになっているので、その日の日記を書くときに1年前や2年前の同じ日にあったことを懐かしく振り返ることができるのが気に入っています。 (2) 無印のウィークリーノート 親の入院を機に、介護関係の出来事を記録してお

          私が使っている手書きの手帳とノートについて

          介護クライシスに対して私たちが個人レベルで取り組むべきこと

          「介護クライシス」って聞いたことありますか? 先日の日経新聞に下の記事が出ていました。 今日は、高齢化が進む日本の現状と、私たちが個人レベルで取り組むべきことについて書きます。 ・・・ 日本の高齢化は、きわめて深刻です。 1947~49年の第1次ベビーブームに生まれた「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者に到達し、親の介護を抱える働き手が急増しています。 2020年に約655万人だった要介護認定者は、2030年には900万人程度まで増える見込みです。 親の介護で仕

          介護クライシスに対して私たちが個人レベルで取り組むべきこと

          両親が私の提案を受け入れなかった理由

          私の両親は2人そろってセルフ・ネグレクトでした。 不健康で不衛生な生活を何年も続けた結果、2人そろって倒れてしまい、入院することになりました。 退院後は介護サービスを利用しはじめ、ようやく生活を立て直しつつあります。 とはいえ、入院する前から私もまったく何もしなかったわけではありません。 なんとか両親の状況を改善できるよう試みたことはありました。 でも、両親は私の言うことをまったく受け入れてくれませんでした。 今日は、「なぜ私の提案を両親が受け入れてくれなかったのか」

          両親が私の提案を受け入れなかった理由

          私が抱える介護の悩みを改めて整理してみた

          介護の悩みは尽きることがありません。 1つ問題を解決したと思ったら、またすぐに別の問題が出てきます。 すぐには解決できず、手がつけられていない問題もあります。 次から次へと出てくる問題に、嫌になることもあります。 それでも、やるしかないのです。 1つずつ問題に対処し、困難を打開していくしかありません。 そのために必要なのは、まずは問題を可視化することです。 どのような問題があるかを明確にすることではじめて、問題に対処できるようになります。 今日は、私が抱える介護の悩み

          私が抱える介護の悩みを改めて整理してみた

          うつ病の母が字の練習をがんばる姿を見て

          私の母はもう何年もうつ病です。 ある日、倒れて動けなくなっているのを見つけ、3ヶ月近く入院しました。 今ではケアマネさん・ヘルパーさんの力を借りながら、なんとか自宅で生活できるようになりました。 入院する前は何年もまったく外出することができませんでした。 でも、最近ではヘルパーさんや私と一緒に買い物に行ったり、散歩に行ったりできるくらいまでになりました。 それだけでもすごい進歩です。 ・・・ うつ病の深い闇の中にいた母は、以前とは比べ物にならないほど元気になりました

          うつ病の母が字の練習をがんばる姿を見て

          「幸せ」をはっきりとしたもの、確かなものにするコツ

          親の介護をするようになって、「幸せとはなんだろうか」と考えることが増えました。 ▶ 親は幸せなのだろうか? ▶ 自分は幸せなのだろうか? ▶ 自分の妻と子どもは幸せなのだろうか? ▶ 自分は親の幸せのため、妻と子どもの幸せのために何かできるのだろうか? と、いろいろなことを考えるようになりました。 1. 幸せとは何か 何をもって「幸せ」とするかは人によってさまざまでしょうが、精神医学・脳医学の見地からは次のような定義ができるそうです。 「幸せとは、脳内で幸福物質が分泌さ

          「幸せ」をはっきりとしたもの、確かなものにするコツ

          今日一日の区切りで生きる

          介護をしていると、ふと不安になることがあります。 ▶ 親の体調のこと ▶ お金のこと ▶ 仕事との両立のこと 先のことを考えると悩みが尽きないという人は多いのではないでしょうか。 そんな人におすすめの言葉があります。 私たちは、先のことを心配したり不安に思ったりしてしまいがちです。 逆に、過去のことをいつまでもくよくよと思い悩んだり後悔してしまうことも多いです。 介護のことでも同じです。 ▶ 親の体調がさらに悪化したらどうしよう ▶ お金が足りなくなったらどうしよ

          今日一日の区切りで生きる

          高齢の親を持つ身として日本の少子高齢化について調べてみた

          「日本は高齢化社会だ」というのはもはやあたりまえすぎて、あんまり真剣に考えませんよね。 でも、このまま高齢化が進むとどうなるのか、高齢の親をもつ身として改めて調べてみました。 1. 日本の人口動態 これから日本は、世界の歴史上、他のどの国も経験したことのない人口動態に突入します。 その背景にあるのは、「85歳以上の超高齢者人口の増加」と「少子化」です。 ▶ 85歳以上の超高齢者人口の増加 老年医学では、65歳以上を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者、85歳以上を超高齢

          高齢の親を持つ身として日本の少子高齢化について調べてみた

          介護が必要になっても自宅での生活を続ける方法

          「介護」と聞くと、「施設に入ること」をイメージする方が多いのではないでしょうか。 私もそうでした。 でも、実は自宅にいたまま受けられる介護サービスがたくさんあるのです。 1. 自宅で利用できる介護サービスとは? 大きく分けて、以下の3つがあります。 (1) 訪問介護 ヘルパーさんに自宅に訪問してもらって、生活のサポートをしてもらうものです。 具体的には、掃除や洗濯、料理、入浴・排泄のサポートなどがあります。 サービスの内容は担当のケアマネージャーさんと相談しながら決め

          介護が必要になっても自宅での生活を続ける方法