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「FXの聖杯」公開に向けて

 noteの有料記事で、「FXの聖杯」の答えを、歴史上はじめて公開する予定です。また、Kindleでも出版を予定しています。執筆の先後はnoteが先行します。

 今回は、Kindle出版を予定している書籍「全勝FX」(仮称)の「はじめに」の部分を先行公開いたします。
 
 今後、FXに関する「本当に役立つ記事」を執筆しますので、よろしくお願いいたします。


はじめに

1 損切りで、くやしい思いをしてきた「あなた」へ

 「あなたは、今まで、誰にも解明できなかった、FXの聖杯の答えを知りたくはありませんか?」

 本書は、FXの聖杯を、歴史上はじめて、明らかにしました。

 
「あなたは、全てのFX取引に勝利したくは、ありませんか?」

 本書は、全勝FXへの道筋を提示しています。連勝記録をどこまで伸ばせるか挑戦してください。

 
「あなたは、本当は、損切りなどしたくないのでは、ありませんか?」

 
安心してください。損切りを苦痛に思うのは正常な反応です。損切りで苦痛を感じないようにする方がおかしいのです。本書は、「絶対に損切りしないという厳格な規律」のもと、「損切りに代わる様々な手法」を提示しています。

 
「あなたは、最低限の知識で、FX取引に勝利したくは、ありませんか?」

 
FXの知識が増えても、取引に勝てるものではありません。なぜなら、知識よりも相手を出し抜くことの方が重要だからです。本書は、FX全般の知識を深めるよりも、思考力や戦略で相手を出し抜き、理詰めで勝利する手法を重視しています。

 
「あなたは、投資セミナーの参加費、情報商材やインジケーターの購入に、30万円以上もお金をつぎ込んだにもかかわらず、FXで負け続けたのではありませんか?」

 本書を読めば、もはや、投資セミナーに参加する必要性は、全くありません。情報商材やインジケーターの購入も必要ありません。
むしろ、投資セミナーは有害であり、インジケーターもMT4やMT5に標準搭載のもので十分です。これ以上、それらにお金をつぎ込まないでください。それよりも、本書や本書が推薦する書籍を読み、日々「思考力」や「戦略」を鍛え、相場に挑んでください。また、本書が提示する手法を日々実践し極めてください。

 「あなたは、アフィリエイターが紹介するFX業者に口座を開設して、後悔していませんか?」

 本書は、FX業者の選択基準を全て提示しています。
選択基準をスプレッドの狭さに求めるのは間違いです。選択基準で重要なのは、○○○○○○○業者であることと、○○○○○○○です。なお、海外FX業者は、必ず選択肢からはずしてください。あまりにも投資被害報告が多く、金融庁も警告を発しているからです。

 
「あなたは、口座を開設すべき銀行、投資資金の貯め方、購入すべきPC・モニター・キーボード・マウス・セキュリティーソフト、FXでの注文・決済の仕方が分からず困っていませんか?

 本書は、それら全てについて、明確な答えを提示しています。もう、あなたは、それらに悩む必要はありません。

 
「あなたは、損失や強制ロスカットの恐怖におびえ、あるいは、相場が自分の思う方向に進まないことにイライラしていませんか?

 本書は、
それらについて、瞑想(めいそう)や音楽、その他の方法論により精神的優位性を保つ対策を提示しています。含み損があっても、気にならなくなります。損失の恐怖も消えていきます。

 
「あなたは、FX書籍を何冊も購入した結果、その全てが、実際何の役にも立たないことに辟易していませんか?

 本書は、後付け理由で、チャート分析の解説に終始している他の書籍とは、一線を画します。
そのような、特定の方にしか再現できない優位性のない手法は、全く役に立たないと著者は考えます。本書は、「誰もが、再現できる手法の解説」に終始一貫しています。

2 本書の効果

「あなたは、本書を読了後、どのような効果を得られると思いますか?

本書の効果は、個人差はありますが、おおむね下記のとおりです。
①著者の手法で
「負けることなどあり得るのだろうか」とあきれ果ててしまいます。しかし、なぜか心に笑みがこぼれずにいられません。
②自分が負け続けだった事実を、全く信じられなくなります。
③「損切りすべき」との洗脳が解けます。その結果、損切りを全くしなくなります。
④1,000連勝を目指すようになります。しかし、1,000連勝より先は、数えるのが面倒くさくなります。
FX全般の知識よりも、戦略や実戦を重視するようになります。相手をワナに誘い込み、逃げられないよう、「がんじがらめにする手法」が得意になります。
投資セミナーの参加費、情報商材やインジケーターの購入にお金を使わなくなります。
⑦FX業者選び、口座を開設すべき銀行、
投資資金の貯め方、購入すべきPC・モニター・キーボード・マウス・セキュリティーソフト、FXでの注文・決済の仕方に迷いがなくなります。
⑧含み損や損失の恐怖に、平然としていられます。また、相場にイライラしなくなります。

 
さて、いろいろ本書の効能を長々記載しましたが、あなたは、「本当なのだろうか」と、今一つ疑問に思うかもしれません。なぜなら、「FXの聖杯は、存在しない」というのが通説となっているからです。しかし、そう主張しているのは、店頭FX業者等ではありませんか?店頭FX業者等と個人投資家は、相対関係にあります。つまり、個人投資家の損失は、店頭FX業者等の利益、個人投資家の利益は、店頭FX業者等の損失となる関係なのです。

 したがって、店頭FX業者等にとって、「FXの聖杯は、存在する」と個人投資家に勘ぐられるのは非常にまずい事態なのです。なぜなら、個人投資家が損切りしなくなり、店頭FX業者等が損失を被るからです。

 
なお、本書の効能に疑問を持つ方のため、著者は、今後、noteに無料の有益情報を公開していきます。「個人投資家の損失は、店頭FX業者等の利益となる関係」も詳しく解説していきます。無料の有益情報を読み、「なるほど」と思った方は、ぜひ、有料記事の購入をお願いいたします。また、有料記事をまとめ、AmazonでKindle出版も予定しています。その際は、ぜひ購入をお願いいたします。

3 1,000連勝を目指す

 本書の目的は、今まで、誰も成し得なかったFXの聖杯を明示し、この聖杯により、誰もが、全勝FXを目指せるようにすることにあります。言い換えるならば、「各人がどこまで連勝記録を伸ばせるか」という壮大な試みの書でもあります。連勝記録は、各人の技量の習熟度合いにもよりますが、ある者は1,000連勝を達成し、また、ある者は、10,000連勝をも超えることでしょう。そして、本書を読了後、あなたは、「自分がどこまで連勝記録を伸ばせるか挑戦してみたい」との意欲に駆られるでしょう。

 さて、現在、FXを取り巻く状況を見渡すと、店頭FX業者等が個人投資家の損切り・強制ロスカットを助長させる方向に誘導するため、「損切りは投資資金の防衛になる」とのプロパガンダをあらゆる情報媒体を使い流通させる戦略を採用しています。そして、この情報戦略の結果、個人投資家は疑いもせず損切りが正しい投資行為だと思い込むようになってしまいました。さらに始末の悪いことに、損切りを頻繁に行った結果、多額の損失を負い、FXを退場する方が後を絶ちません。

 そもそも、損失を防ぐ方法は、「損切り」に限られません。なぜなら、「ポジションサイズの調整」・「口座資金の増加」・「両建て」・「スワップの有効活用」・「相場の回復を待つ」等様々な損失を防ぐ方法があるからです。

 こうした個人投資家が損切りや強制ロスカットにより損失を被る一方で、他方の店頭FX業者等は、その個人投資家が損切りした、または、強制ロスカットされた建玉の反対売買により多額の利益を得ている状況にあります。また、この情報戦略に加え、ある個人投資家がFXを退場したら、新たに個人投資家をFXに引き入れるためのさまざまな情報戦略も店頭FX業者等に採用されています。

 これらのFXを取り巻くあまりにも個人投資家のみが損失を被っている悲惨な状況を破壊するため、世の中にあふれる損切りを全否定し、個人投資家がFXにおいて全勝を目指せるように本書は執筆されました。

 
本書では、まず、あなたがFXに対して抱いている誤った常識を粉々に打ち砕きます。具体的には、FXにおける「誤った確率解釈」の指摘にはじまり、個人投資家が連続して負け続ける根本原因についてまで及んでいます。

 連敗原因の指摘の中で、現在店頭FX業者等から意図的に流布されている「損切り」は、その必要性がないこと、むしろ、損切りこそが、FXの連敗原因であったことを詳しく説明しています。

 また、あなたは世界中のプレーヤーと、実は全く対立していないこと、つまり、FXで勝利を収めたとき、その利益は、他のプレーヤーから奪っているのではなく、実はあなたが口座を開設した店頭FX業者等から奪っていることを指摘しています。

 こうして、あなたの誤った常識を粉々に打ち砕いたあと、いよいよ聖杯の答えを提示することとなります。そこでは、なぜ今まで聖杯が見つからなかったか根本から説き起こしています。ここで簡単に理由を説明すると、それは、あなたが聖杯を見つけようと探し回ったからこそ見つからなかったのです。聖杯は、探し回っていれば見つかるものではありません。何とも禅問答のようだと感じたあなたは、よい着眼点をお持ちです。実は、聖杯の答えの入り口に立っているのですが、おそらく気づかないまま通り過ぎてしまうでしょう。

 著者が聖杯を確認できたのは、実のところFX書籍によるものでは全くなかったのです。意外なことに、その発見の根底を支えたものは、「禅」とウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』です。あなたは、「一体、宗教や哲学がFXの聖杯と何の関係があるのか」と、今は、疑問に思うことでしょう。しかし、その疑問は、本書を読み進むにしたがって、しだいに消えていきます。

 禅の公案、無門関第二十九則に「非風非幡(ひふうひばん)」というものがあります。公案とは、禅の祖師たちの言行からなる、人の思慮分別を破壊し悟りに導くための参究課題です。「非風非幡(ひふうひばん)」の内容は、大体次のようになっています。「寺に掲げる幡(はた)に風が吹きかけている様子を見て、2人の僧が、風が動くのか幡(はた)が動くのかと言い争っています。1人は、風が動いているのだといい、別の1人は、幡(はた)が動いているのだといいます。それを見ていた六祖慧能(えのう)禅師は、2人の心が動いたのだ。」と答えました。一見すると最後の答えがもっとも正しいと思うかもしれませんが、3人の答えは全て不正解です。もっとも、六祖慧能(えのう)禅師は2人の境涯に合わせてあえてこのようにいったにすぎません。もし、この禅問答の不正解の理由が分かれば、FXの聖杯も手に取るように分かります。聖杯を探し回ることと、この禅問答に共通する問題点が、聖杯が見つからなかった根本理由だからです。

 本書は、聖杯が導く六つの優位性により、FXでの全勝を目指しています。優位性とは、具体的には、確率的優位性・統計的優位性・時間的優位性・資金的優位性・精神的優位性、そして最後に戦略的優位性です。これらの優位性と両建て・ナンピン・スワップの有効活用などの建玉論とを自在に組み合わせることにより、どのような局面であっても、全ての取引に勝利することを目指しています。世の中には、両建てを聖杯と主張する方もいますが、著者からすれば、両建ては、聖杯が導く手法の一部にすぎません。両建てを聖杯と呼ぶのは、明らかにいいすぎです。

 手法を語る中で、本シリーズの第2巻では、テクニカル分析を昇華した「事象の外側からの限界分析法」(へそまがり分析)を採用しています。何とも変わった名前の分析法ですが、その発想は、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』に由来します。それはどういうことかというと、チャートは、チャート価格の上げ下げから、いわば内側の動きから外側に向けて探るという従来の分析方法にのみ拘泥しないということです。チャートの外側から内部を探ること、つまり、存在しないものから、存在するものの限界を探るツールとしてその姿を変容しています。

 手法にばかり目がいき、今まで重視されなかったFX業者の選択、口座を開設すべき銀行、投資資金の貯め方、購入すべきPC、実施すべきセキュリティー対策、注文の仕方、損切りで負けた場合に何としてもその損失を取り戻す方法まで、FX経験のない初心者であっても、本書を順に読み込めば、著者が今いる段階近くにまで来られるよう微に入り細をうがち方法論を提示しました。著者が主張する場合には、できるだけその理由を付し、理論の精緻化に努めました。飛ばし読みをせず、必ず最初から目をとおすことをお願いします。よく理解できない箇所があれば、その段階で全てを理解しようとせず、いったん最後まで読んだ後、再び当該箇所を読み込んでください。

 なお、本書全勝FXは、三冊ほどシリーズ化を予定しています。

 まず、一冊目が本書です。内容は、FXの聖杯の答えと、聖杯が導く六つの優位性ある手法の解説、両建て・ナンピン・スワップの有効活用などの建玉論基礎編、FX業者の選択の仕方、口座を開設すべき銀行、投資資金の貯め方、購入すべきPC、実施すべきセキュリティー対策、注文の仕方、損切りで負けた場合に何としてもその損失を取り戻す方法、そして、著者が聖杯を確認できた経緯です。

 二冊目は、一冊目に記載した建玉論の応用編と「へそまがり分析」の解説です。
 三冊目は、一・二冊目で習得した方法論の実践編です。
ページ数が多いため冊数を分けましたが、一冊目と二冊目だけでも十分かもしれません。

 最後に、本書では、FXにおける通常のセオリーとは全く異なった手法を提示しており、最初は戸惑うこともありますが、著者の論理を丁寧に追えば、「なるほどそういうことだったのか」と納得していただけるかと思います。そして、読了後、著者の手法で「一体どうやったら負けることなどできるのか」とあきれ果て、そして、笑みがこぼれ、負けない投資家になっていただければ、幸いです。

庭前柏樹


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