記事一覧
5月24日読書会のお知らせ
課題図書/ドストエフスキー:地下生活者の手記、罪と罰
自意識の迷路から他者との出会い。つまるところ「愛」が自他とも救う事の可能性と罪を考えてみたい。しかし自分に愛を語る資格がどの程度あるのか?
2月27日ガン友読書会のお知らせ
★2つのヘーゲル研究に学ぶ
西研「ヘーゲル•大人のなり方」/NHK出版と山田有希子の「逆さまの世界ヘーゲル哲学」/東大博士論文から
①再読して見えてきたことはこの間の読書会で取り上げてきた椎名麟三、トルストイ、キルケゴール、カールバルトの各人がその著作を通して生涯追求してきた課題領域と彼らの立ち位置が、漸く見えてきた。彼らにとっての究極的課題、根本対象が如何なる他の世界(自然•他者•社会•歴史)
1月27日ガン友読書会のお知らせ
15時30分から17時まで
zoomで開催
新年おめでとうございます。私事で恐縮ですが3回目の肝臓ガン摘出無事終え自宅にて静養中。年末にラジオ番組で写真家 杣田美野里(そまだみのり)さんを知りました。北海道最北の離島、礼文島に夫と移住、子供をもうけかの地の植物を撮り続けた。ガン(肺から脳にも転移)を抱えながらも、写真集の表題となる「キャンサーギフト」として受け入れ2021年10月までいのちを全う
ガン友読書会のお知らせ
11月29日(水)16時から17時30分/オンライン
指定図書/唯識とEHフロム「自由からの逃走」、椎名麟三の諸作品
私は岡野守也著「唯識心理学/トランスパーソナルサイコロジーで学んでいます。切り口はどこからでもOK。そのわけは唯識思想そのものが示してくれるでしょうから。
私の切り口はエーリッヒフロムの「自由からの逃走」と椎名麟三の文学の異同です。フロムはヒットラー政権下のフランクフルトでフ
10月26日読書会のお知らせ
椎名麟三と反出生主義
10月26日午後3時から4時30までオンラインでの読書会。年配の方なら聞いたことある戦後文学者。すでに遠い記憶の一人の作家が今日の反出生主義と共振していることに気付く。とはいえ、現在と彼が生きた戦前•戦中•戦後の世界は100年近い時の断絶を感じる。暮らしの骨格と細部の暮らしの姿、風景を生む時の流れに驚かずにはいられない。日本近•現代史のエネルギー革命の変遷や軍国主義から大正
8月29日の読書会お知らせ
午後7時30分から8時30予定。*多少延長の場合もあり。
人は「死」にます。でも死ぬのは人間だけかしら。人間は他の生き物と違って、生きながら死ぬことを意識して生きる不思議な生き物。そして厄介なことには、自分でどう死ぬか、最期を迎えるか、一人ひとり決めねばならない。面倒くさい存在。もう知らない、アンタに任せたと言うならそれはそれで自己放棄を選ばないといけない。本当に厄介な生き物。生まれる時も、死ぬ時