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最近、感謝の気持ちが高まってきたなあって思ったら、年取った証拠。いや、良い年の取り方をした証拠かな。

しゅんしゅしゅんです。

前野隆司さんの「実践!ポジティブ心理学」が覚醒素となり何本もnoteを書いた。

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今日は上記以外のふむふむポイントを備忘録的にまとめておくよ。シェアするのでよかったら読んでねnoteです。

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ピークエンドの法則

幸せなことを3つ書き出すとかってエクササイズは1日の最後にやることが大事。ピークエンドの法則とは、苦痛や快楽の評価はその活動の「ピーク」と「エンド」で決まるのであって「どのくらいの期間続いたか」は関係ない。終わりよければすべてよしは科学的に正しいのだ。

多様な友達は幸せに繋がる

友達がいない人や、職場以外に所属する団体がない人の幸福度は低い。

理由①/刺激が得られるから:同じ職場の友達しかいないとおのずと話題は単調になるが、多様な友達がいれば自分の知らない世界の話を聞くことができるので刺激的。新しい刺激を受けると脳は幸せだと感じる。

理由②/多様性が楽観に繋がるから:みんながそれぞれに違っていることを意識すると、わずかな差が気にならなくなるということ。人と比べて劣っていると不幸な気持ちになるが、その差に敏感ではなくなるということ。

いい面をみて自分を無理やり納得させるのは逆効果。本当に納得した上でのいい面をみないと。

1日の終わりに3つの良いことを書き出すという幸せエクササイズがあるが、リストラ・離婚・死別やうつ状態の人は、良いことを書き出そうとしても辛いことしか思い浮かばず、結果「今日も1日辛かった」で終わってしまう。だから普通の時間を見つけるのが良い。例えば「テレビを観ている間だけは、辛いことを忘れることができた」とか。幸せでもないが不幸でもない瞬間に注目すると「今日は普通だったな」で終われる。無理は禁物。自分を騙したり、自分を抑圧することはいいことではないのだ。

一番難易度が低い幸せエクササイズは感謝

感謝は、やろうと思えば誰でもできる。感謝する相手が思い浮かばなくても「自分は独りぼっちだけど、今生きているだけでもありがたい」という感謝の仕方はある。まずは小さな感謝から始めてみる。

素直にその場を満喫するやつが強い

自分が達成したことに対して感動したり満喫できる人のほうが、そうでない人に比べて幸せ。素直に「やったあ!」と思い切り喜びを表現したらドーパミンが出る。勉強会の終わりも「今日も終わりました。はいどうも。」ではなく「今日はずいぶん活発な意見が出て充実していました。すばらしい!」で終わると場の満喫感が出て幸せになるという。友達とか息子と映画にいって、泣くのは恥ずかしいからと感情を抑制していると、不思議と感動もせず、幸福感が薄くなってくると。素直なやつが強いのだ。

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最後に…幸せには4つの因子があるんだけど、年をとるとね、成長とか自己実現系の因子は下がる傾向にあって、感謝とかの人間関係系の因子が上がる傾向があるんだって。どの因子が平均と比べて高いかを測るテストが本書内にあるのだけど、僕は人間関係の因子が人より強いってか満点だった。これはとてもうれしい結果なのだけど。

ん?あれ?おれ。
年とったのかな。

では。

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