最高裁大法廷が10月25日。とんでもない判決を出した。

『戸籍の性別を変更する際に生殖能力をなくす手術をする必要がある。という法律が違憲である』と

クレイジーすぎる。

つまり生物学的男性が自称女性を名乗り戸籍を変更し、女子トイレ・女子風呂に入り放題というわけだ。

さらにこの判決は非常に矛盾を孕んでいる。

最高裁は『変更する性別の性器に近い見た目を持つこと』を求める要件に関しては判断せずに、高裁に戻した。

もうメチャクチャである。しかも最高裁の裁判官15人の全員一致で決まったようだ。ここまで最高裁がクレイジーだとは思わなかった。この問題を訴えている方々の「お気持ち」のみで判決を出した結果。日本社会が根底から覆る。多くの女性・子供に心の傷・肉体的傷を負わせる（可能性が極めて高い）。社会混乱を招く。女子スポーツの崩壊。こういったことが何一つ考えられていない。

性同一性障害で苦しんでいる人がいる。その人は生物学的には男であるが、心は女性である。心は女性であるが故に男性器があることは苦痛である。その苦痛を取り除くために手術を受けるわけだ。

しかし、この問題を訴えている方々は「手術をすることで苦痛がある」と言う。

いやいやいや、あなた方は心の性と肉体が一致しないから苦しんでいるのではないですか？
だから手術を受けるのでしょ？
でも手術を受けるのは痛みを伴うから嫌ですって？？

なんなの？　この人たちは一体何がしたいの？　本当に理解できない。

私が問題視していることは、自称女性（肉体は男性）が女性スペースに侵入することにより、女性・子供の『安全』が脅かされると言うことである。

仮に女性スペースに侵入した自称女性に対して、女性や施設管理者が「男性は出ていって」と言っても「心は女だよ‼️」この言葉が金科玉条となる。なぜなら誰もその人の心の中などわからないのだから。

自称女性を女性スペースから追い出した人が訴えられ、多額の賠償金を支払うことも考えられる。（アメリカで判例あり、ちなみにアメリカはもうどうしようもないところまで行ってる。）

そうなれば誰も何も言わないだろう。
女性がトイレや更衣室を使えなくなる。必然的に使わない。銭湯やサウナを使う人も減る。戸籍が女性なのだから、自称女性（肉体的男性）が女子スポーツに入って金メダルを獲得する可能性もある。

性同一性障害の方々に対して必要のない怒りや偏見が生まれ、マジョリティとマイノリティの間で亀裂を生む。

↑ここで書いているが、人間なのだから『違い』があるのは当然。これを枠組みで変更しようとした場合、さらなる亀裂が生まれてしまう。

普通に考えれば理解できることだ。しかしこの普通が揺らいでいる。私は自民党がLGBT理解増進法案を好き放題やって通し始めたあたりから日本社会がどんどん左に傾き始めたように思う。

これからとんでもない時代が訪れる。まさか生きている内にここまでおかしな時代が来るとは思いもしなかった。被害者のことを考えると胸が痛すぎる。

令和5年10月2５日、女性・子供が守られる時代を最高裁が終わらせた。

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