マガジンのカバー画像

日々、想い事

80
日々のあれこれ。 子育てのこと、庭のこと、自身のことなど、想うままに綴っていきます。 読んだ人がホッと出来るような空間にしたいです🍀
運営しているクリエイター

#書くこと

【受けた傷には敏感で、与えた傷には無頓着で、そんなことばかりの世界でも書いていくと決めた。】

【受けた傷には敏感で、与えた傷には無頓着で、そんなことばかりの世界でも書いていくと決めた。】

誰のことも傷つけない文章なんてない。そのことを踏まえた上で、でき得る限り他者を傷つけない配慮を怠るべきではないと、ずっとそう思っていた。あらゆる角度から自身の言葉を見渡し、この表現は適切か、この内容は表に出していいものか、様々な憶測を脳内で戦わせながら、数々の文章を下書きに眠らせてきた。

不用意に人を傷つけたくない。その思いが、「自分が傷つきたくない」にすり替わったのは、いつだったろう。おそらく

もっとみる
【私たちの人生は、物語ではないから】

【私たちの人生は、物語ではないから】

昔、『いつみても波乱万丈』というドキュメンタリー番組があった。もしも自分がゲストなら、話す内容にはこと欠かないな――そう思いながら、画面に映るタイトルをぼうっと眺めていた。

エッセイを書くうえでも、たびたび同じようなことを思う。波乱万丈であればあるほど、エピソードは尽きない。これを外側から言われるのは我慢ならないが、自分で思うぶんには、まあ自由だろう。



虐待サバイバーとしての原体験を発信

もっとみる
【“書きたい”が消えるその日まで】

【“書きたい”が消えるその日まで】

「書いて生きる」

その目標を掲げてnoteをはじめてから、およそ2年半が過ぎた。正確にいえば「書いて生きる」は手段であり、目的ではない。ただ、私にとって大きな夢であることに変わりはない。

なかなか結果が出せない現状に、実際は何度も心が折れそうになった。はじめてnoteがバズったとき、正直期待した。どこかのメディアから仕事依頼が来るかもしれない。ドキドキしながら、そんな淡い期待に胸を膨らませてい

もっとみる
“書く”ことは言葉を“選ぶ”ことであり、それはいずれ生き様となる。

“書く”ことは言葉を“選ぶ”ことであり、それはいずれ生き様となる。

独りきりで書いていた頃には悩まなかったことで、定期的に頭を抱えている自分がいる。

私が書いているものは、どうしてもテーマが重い。虐待や過去の体験を書く際、その重さの割合にいつも頭を悩ませている。

自身のモチベーションによって、他人の言葉が鋭い棘となって突き刺さることがある。

「他人の不幸話なんて聞きたくない」
「不幸話はつまらない」
「不幸話は面白く話せる(書ける)話術がないと相手は苦痛なだ

もっとみる
書いて無駄なものなんて、何一つないんだ。

書いて無駄なものなんて、何一つないんだ。

コンテストの結果発表というものに、未だに慣れない。緊張と期待と不安。その狭間でぐらぐらと心が揺れる。参加するからには選ばれたい。もっと言えば、その先で書く仕事に繋げられたらいい。そういう思いがあるから、いつだって本気で書いている。

書くことを仕事にしたい理由はわりと単純で、その方が多くの人に伝えたい想いを伝えることができるからだ。多くの人に伝えたいというよりは、多くの人に伝えられた方が、必要とし

もっとみる
海のことば、空のいろ

海のことば、空のいろ

本日のnoteは、定期購読マガジンのご案内になります。定期購読マガジンを始める理由、その収益の利用方法、何故私が書き続けていくのか。今だからこその想いを綴りました。最後まで読んで頂けたら、とても嬉しいです。

書くことで伝えたい。文章で想いを届けたい。そう願って書いてきたこの1年。その間、ずっと考えていました。

書くことを仕事にすること。その意味。

書くことが好きなのは大前提としてありますが、

もっとみる