稀なチャンスを掴みやすい状態作りに努める at 杉原千畝さんについての私見

おはようございます。^^
親を杉原千畝さんの命のビザで救われた外国の友人から、
2015年映画公開、唐沢寿明さん出演、小雪さん出演の、
「杉原千畝 スキハラチウネ、Persona non grata」
の映画ディレクターが東京で講演される・連絡がとれるので招待したいと言われました。

2月始めにノーベル賞受賞者の大事な講演に予約してあるので、月一しか定休以外に休みが取れない私は、日程上行けず。悔しい限りです。(;_;)

大変貴重な経験を仕事で逃すのはこれで2回目です。
一度目は、大使館での式典の招待でした。
頻繁に舞い込むチャンスではありません。
一刻も早く、時間的にも行ける立場に這い上がらないと、稀に出現するチャンスをすぐに掴める状態を作りたいと、改めて決心して、努力も続けたいと思いました。

杉原千畝さんを知ってから、リトアニアの友人との交流、杉原さんの偉業が生んだ友人との交流、
ちょっと飛び出す話をしたら、世界中に友人ができた、海外出版をさせてもらった、外交官の知人ができた、
杉原千畝さんには、そう私の運命まで変えてもらって、感謝で一杯です。
杉原さんのお墓の前で土下座しまくって、感謝を伝えまくって謝りまくりたい勢いです。可能なら、絶対します。

私見ですが、もし仮に歴史と政治の立場が逆転して、「ユダヤ人が虐殺して、ナチスが虐殺される側」だとしたら、
杉原さんは、どうしたでしょうか。
私は、杉原さんは、人種と宗教に関係なく、人として虐殺される側の命を助けたと思います。

尊敬はすごくしますが、もし私が同じ状況だとしたら同じ事ができるかどうかわかりません。自分一人なら恐れはありませんが、家族と友人に何らかの命の危険が迫ると思うと、なかなか実行できるものじゃありません。

杉原さんも息と胸が締め付けられて生きるのが苦しいくらい、悩んで決断されたのだと思います。

偉業は、勿論、人命を選択してビザを6000人の命を救った事にありますが、
もう一つの偉業は、そこから未来、新しい沢山の命を生み、新しい沢山の交流を生み続けている事だと思います。

あと、知っておきたい人物は、当時のリトアニア在オランダ領事のヤン・ツバルテンディクさん。
彼が最初にユダヤ人を助ける為に、カリブ海の当時オランダ領のキュラソー島には税関がないという事でビザを発行しました。
その通過ビザを発行したのが杉原さんなんです。
日本や世界ではあまり名前が知られていませんが、ヤン・ツバルテンディクさんも偉業をされたと思います。
きっと、お二人も、お互いに心で認め合ったと思います。
時と場所、身分を越えて、救済に関わったすべての人に。

でも、最後に、皮肉だなあと思う事も度々あります。
もし、あの惨劇がなくて、世界が尊重し合い平和だったら、一番良かったのかもと。

けれども、
きっと平和な歴史と世界であったとしても、出会った友人・知人と必然に巡り合えていたら、心から幸せですね。

……深入りしすぎたかなあ、と思う事も度々ありますけれど(笑)。^^;

赤城 春輔

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